ドコモ、五輪選手村に多言語やキャッシュレス対応のラウンジ開設 5Gを整備しておもてなしを提供

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東京五輪開会式が目前となり、一部競技はすでに試合が始まっています。

そうした中、株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)は、五輪期間中に参加選手や関係者が滞在する選手村に「docomo 5G LOUNGE」を開設しました。

「5G通信環境を整備したインターネットラウンジ&カフェとして選手の生活を支える」としており、モバイルを使ったドコモならではのおもてなしによって国内外の選手や関係者をサポートしていくということです。


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ドコモが選手村にラウンジ開設、選手の「くつろぎの空間」へ

7月13日にオープンした「docomo 5G LOUNGE」は、5G通信環境とモバイルを使って「ドコモならではのおもてなし」を提供する場です。

安心安全に配慮した各種サービスの提供により、選手のくつろぎの空間を演出するとしており、多言語やキャッシュレスに対応した3つのサービスが展開されています。

1. 「みえる応援電話」で日本中からの応援メッセージを文字お届け

一つ目のサービスは、「みえる応援電話」です。

これは、通話相手の音声をリアルタイムで文字に変換できるドコモの「みえる電話」の技術を活用したサービスで、「みえる応援電話」で話した応援メッセージの声が文字に変換されて選手に届くというものです。

文字化された応援メッセージは、選手村ビレッジプラザ内のディスプレイに表示されます。ディスプレイは8言語に対応しているため、海外選手にもメッセージを受け取ってもらえるようjになっています。

また、選手は臨場感たっぷりの録音音声メッセージ(日本語)をヘッドフォンで聞くことも可能です。

なお、応援している人は、ディスプレイに装備された動作センサーによって選手のメッセージ観覧数を「みえる応援電話」特設サイトを介して確認すできるということです。この仕組みによって、選手と応援している人たちの間の相互のつながりが確認できるようになります。

「みえる応援電話」のディスプレイイメージ
▲「みえる応援電話」のディスプレイイメージ:株式会社NTTドコモプレスリリースより

引用元:株式会社NTTドコモプレスリリース

ドコモ:「みえる応援電話」特設サイト

2. 会話を自動で翻訳する多言語対応サービス

二つ目のサービスは、多言語対応サービスです。

多様な言語の人々が利用するラウンジにおいて、スマートフォンのアプリを介したスムーズなコミュニケーションで選手をサポートします。

サービスでは、スマートフォンやタブレットのアプリ を通じて会話が自動で翻訳され、まるで通訳のサポートを受けているかのように言語が異なる相手と会話できるということです。

カフェの メニューや施設の案内など選手側へのサポートと同時に、多言語でアナウンスする機能を使って、料理のできあがりやお知らせなど、カフェスタッフの業務もサポートします。

「docomo 5G LOUNGE」でスタッフがこのアプリで選手に応対するほか、選手が所有するスマートフォンにアプリをインストールすることで、通話する方法や撮影した画像の文字を認識して翻訳することも可能です。

多言語対応サービスの翻訳方法と対応言語
▲多言語対応サービスの翻訳方法と対応言語:株式会社NTTドコモプレスリリースより
引用元:株式会社NTTドコモプレスリリース

3. オンライン注文サービスで接触機会や混雑を軽減

三つ目のサービスは、カフェメニューをオンライン、キャッシュレスで注文できるサービスです。

「docomo 5G LOUNGE」を利用する選手が、メニュー注文時に言語でストレスを感じることのないよう、サービスが提供されます。

注文方法は、スマートフォンで二次元コードを読み取り、ブラウザーからメニューを選択、注文してオンラインで決済するという仕組みです。

手元のスマートフォンからキャッシュレスで注文できるため、言語への対応以外にも接触機会や密集する頻度の減少も可能になります。これによって感染症対策も期待でき、また、混雑を避けることでカフェを利用する選手のストレスも軽減できるとしています。

オンライン注文サービスの利用方法
▲オンライン注文サービスの利用方法:株式会社NTTドコモプレスリリースより

引用元:株式会社NTTドコモプレスリリース

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<参照>
株式会社NTTドコモ:プレスリリース

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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