千葉県のいすみ鉄道株式会社(以下、いすみ鉄道)は、一般社団法人インバウンドガイド協会と共同で「インバウンドガイド講座 in いすみ」を開催することを発表しました。
本講座は今後、多くの需要が期待される観光ガイドの品質向上と、旅行者の利便性向上を狙いとしています。
【訪日ラボは、8月5日にインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を開催します】
会場での開催に加え、一部講演ではオンライン配信(参加費無料)も実施!さらに、チケットを購入した方限定でアーカイブ配信も予定しています。
ご来場が難しい方や当日ご都合が合わない方も、この機会にぜひご参加ください。
多言語ガイドの育成を通じ、来訪者数の増加・満足度の向上を図る
「地域の足」として重要な役割を果たすいすみ鉄道は、より多くの観光客にいすみ市、いすみ鉄道沿線の魅力を伝えるため、市内の観光基盤構築やプロモーション活動に力を入れています。
近年は特に訪日外国人観光客の来訪が漸次的に増加していることから、アフターコロナに向けた多言語対応や、様々な観光客のニーズに応えるサービス提供の重要性が高まっています。
また、アフターコロナにおける旅行市場の回復を見据え、再び数多くのお客様が当該地域を訪れると考えており、鉄道沿線におけるプライベートガイドツアーの普及促進を支援しています。
その一環として、地域における多言語ガイドの発掘・育成を通じ、訪日外国人観光客の更なる来訪者数の増加、満足度の向上を図るということです。
上記の背景の中、いすみ鉄道では、鉄道沿線におけるプライベートガイドツアーの普及促進支援として、「インバウンドガイド講座 in いすみ」を開催します。

また同講座は、これからガイドを始めたい方、すでにガイド活動をされているガイド経験者、観光客と接する機会のある宿泊施設の方などを対象としています。
全7回の講座を通じて、旅行者の案内に役立つ基礎的知識の習得や、フィールドワークを通じた実践経験を積むことができる内容となっています。
「インバウンドガイド講座 in いすみ」概要
以下、全7回にわたって実施されるオンライン講義、フィールドワークの開催概要です。(いすみ市プレスリリースより引用)
- 主催:いすみ鉄道株式会社/一般社団法人インバウンドガイド協会
- 後援:いすみ市/市原市/大多喜町
- 事務局:otomo株式会社
- 開催日時・カリキュラム
- 第1回:2021年9月21日(火)18:30~20:00オンライン講義
イントロダクション、ガイド業務の流れ - 第2回:2021年9月28日(火)18:30~20:00オンライン講義
ガイドの基礎テクニック、フィールドワーク準備 - 第3回:2021年10月9日(土)または10日(日)9:00~17:00フィールドワーク
フィールドワーク①(いすみ市内) - 第4回:2021 年10月19日(火)18:30~20:00オンライン講義
ガイドに求められる素養の全体像(ガイドスキルマップ)
- 第5回:2021 年10月26日(火)18:30~20:00オンライン講義
ガイドの上級テクニック、フィールドワーク準備 - 第6回:2021年11月6日(土)または7日(日)9:00~17:00フィールドワーク
フィールドワーク②(いすみ市内) - 第7回2021年11月16日(火) 18:30~20:00オンライン講義
ガイド活動機会の紹介、パネルディスカッション(Q&A) - 募集人数:30名程度
- 参加費用:無料
- 参加要件:全7回の講座全てに参加できる方
- 満 18 歳以上の方
- 主催者が定める新型コロナウイルス感染症の防止対策を遵守できる方
- 募集期限:2021年9月6日(月)
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<参照>
いすみ市:プレスリリース
【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」
インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。
本イベントでは「顧客への情報アピール」「顧客体験(ゲストエクスペリエンス)」「運営のデジタル化」など、施設運営に必要なをテーマを、市場の最前線を走るエキスパートたちが集結。お客様が施設を見つける「旅マエ」から、実際に滞在する「旅ナカ」まで、あらゆるフェーズにおける最新戦略と成功事例を徹底解説します。
<本セミナーのポイント>
- 変わりゆく市場の状況と、今後注目のトレンドを把握できる
- 旅マエの顧客行動を理解し、集客・予約率アップのヒントが得られる
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- 各分野の専門家から、ビジネスを加速させる具体的な戦略や成功事例が聞ける
詳しくはこちらをご覧ください。
→宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」【7/3開催】
【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
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詳しくはこちらをご覧ください。
→「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年6月後編】
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