日本観光振興協会は15日、政府主導の観光支援事業「Go To トラベル」の早期再開を求め、緊急要望書を斉藤鉄夫国土交通相に提出しました。
訪日ラボのメールマガジン登録はこちら>(無料)早期再開を要望、斎藤国交相「感染状況を見極めつつ検討」
斎藤国交相は、ワクチン接種証明とPCR検査の陰性証明を組み合わせた「ワクチン・検査パッケージ」を活用したうえで、「感染状況を見極めながらできるだけ早く検討したい」としています。
同協会が提出した緊急要望書内では「ワクチン接種の進展に伴う観光再起動に向けた緊急要望」として、
- 同パッケージの活用による人流正常化
- 「Go To トラベル」の再開
- 国際交流再開に向けた隔離期間の緩和
の3点を求めたということです。
山西健一郎会長(三菱電機シニアアドバイザー)は「コロナ禍で観光産業は深刻な状況を迎えている。ぜひ政府から力強い後押しをしてもらいたい」と求めたということです。
今月5日には斎藤国交相が就任記者会見で「Go To トラベル」について、新型コロナウイルスの感染状況を見極めた上で再開時期を検討する考えを表明しました。
さらに今月7日には、全国知事会が「Go To トラベル」の早期再開を斎藤国交相に要望しており、昨年12月28日より宙に浮いた状態が続いていましたが、観光再開に向けた機運が高まっています。
観光業に従事する事業者が、観光業再開に向けた打ち手を考える十分な時間を確保するためにも、日本政府による早期の再開時期の確定が求められます。
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