旅行コミュニティプラットフォームAirbnbの日本法人、飯田市、南信州観光公社は今月16日、日本国内では初めてとなる自治体・DMOとAirbnbとの3者連携によって、飯田市の持続可能で魅力的なまちづくりで協力していくためのパートナーシップの締結を発表しました。
これにより、リニア開通後を見据えた飯田市でのまちづくりを、何度も飯田市に訪れたくなるゲストと彼らをもてなすAirbnbホストを中心とする地域コミュニティとともに推進し、ポストコロナ時代の「関係人口」をさらに創出していくということです。
「訪日ラボ」の最新インバウンドノウハウが配信されるメルマガに登録する
農家ステイ・空き家活用などで協業 地域経済への貢献と関係人口の創出
Airbnbに宿泊施設を提供する飯田市内のホストと連携し、豊かな自然、歴史や文化及び周辺コミュニティの魅力を紹介し、移住定住の促進や関係人口の創出を図ります。
天龍峡エリアを中心に地域全体でのゲストの受け入れ体制を構築していく方針です。
具体的には、農家にAirbnbでのホスティング機会を提供し「農家ステイ」との協業を実施します。
また、飯田市ウェブサイトに空き家情報を掲載することで、空き家所有者と空き家を借りたい人とを結ぶ「空き家バンク」との協業は、空き家をAirbnbで掲載することを可能とし実現します。
観光コンテンツのオンライン化と情報発信の強化
飯田市、南信州観光公社とAirbnbが連携して、地域内の宿泊施設のオンライン化促進や勉強会を実施します。
今後は双方のコミュニケーションチャネル等での情報発信が強化されます。
地域コミュニティの育成支援
地域交流イベント・セミナーを相互に連携しながら開催し、ホストコミュニティの育成を推進します。
具体的には農家ホストにコロナ禍での新たな生きがいややりがいを感じてもらえるようなAirbnbのホスティングの勉強会・交流会を開催します。
さらに近い将来のリニア開通後のインバウンド旅行客回復を見据えて、飯田市の魅力的なホストコミュニティを拡充させる方針です。
「『人と出会う、人に会いに行く』ことを目的とするAirbnbのゲストと『日常の暮らしを体験する』価値を提供するホストの間のフラットな関係性は、これまでの当市の取組の方向性と合致しています。本協定により、南信州の『人』と『暮らし』に出会う幸せな皆さんが増えることを期待します。」と長野県飯田市の佐藤健市長はコメントしています。
インバウンド対策にお困りですか?
「訪日ラボ」のインバウンドに精通したコンサルタントが、インバウンドの集客や受け入れ整備のご相談に対応します!
<参考>
・Airbnb Japan株式会社のプレスリリース(PRtimes):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000085.000016248.html
・飯田市公式サイト:https://www.city.iida.lg.jp/site/akiyabank
【2023年インバウンド最新動向を予測】国・地域別デジタルマーケティング戦略
2022年10月からついに入国者数の上限撤廃、短期滞在者のビザ免除等が実施され、訪日観光が本格的に再開されました。
未だ"完全回復"には至っていないものの、観光地によってはすでに多くの訪日外国人観光客が訪れているところもあり、「インバウンド対策」への関心が急速に高まっています。
では、今やるべきインバウンド対策とはなんでしょうか。そしてそれを国・地域別に見ると、どういった違いがあるのでしょうか。
インバウンド対策を何から始めたら良いか悩んでいる方や、インバウンドの最新動向を知りたい方向けに
- 最新の訪日観光の状況や今後の予想
- 国・地域別のデジタルマーケティング
- 外国人向け情報発信の際に意識すべきこと
などがわかる資料を公開しています。
今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」

スマホ最適化で、通勤途中や仕込みの合間など、いつでもどこでも完全無料で学べるオンラインスクール「口コミアカデミー」では、訪日ラボがまとめた「インバウンドの教科書」を公開しています。
「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!その他、インバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い役立つコンテンツが盛りだくさん!
【無料】「インバウンドの教科書」を見てみる