JR四国は、日本国発行以外のパスポートを所持している訪日・在留外国人に向けたお得な「JR SHIKOKU Pass 3DAYS(以下、JR四国3日間パス)」の発売開始を発表しました。
瀬戸内国際芸術祭2022が開催されている今、JR四国3日間パスの発売により四国への相乗効果が見込まれます。
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四国の鉄道の旅を楽しむ
このきっぷは5月~9月までの期間限定の利用で、JR四国線全線(宇多津~児島間を含む)と土佐くろしお鉄道線全線の特急列車及び普通列車の普通車自由席や、JR四国バスの路線バス《大栃線・久万高原線》に3日間乗り放題のきっぷです。
このきっぷを利用することで、四国の鉄道の旅を楽しむことが出来ます。

JR四国3日間パス詳細
発売期間 |
2022年の4月11日(月)〜2022年の9月28日(水) |
値段 |
大人(12 歳以上)一人11,000円、小児(6~11 歳)一人5,500円 |
発売条件 |
外国籍の旅券または在留カードを保有していること。 |
発売期間、引換期間、及び利用期間は、日本時間を基準としています。利用開始日の1ヶ月前から当日まで発売しており、利用期間2022年5月1日(日)から2022年9月30日(金)までです。
購入後は、ワープ高松支店、ワープ松山支店などの引き換え場所にて、E-MCO(電子引換証)に引き換えることができます。
また引換時に、旅券または在留カードにより購入資格の確認がされます。
瀬戸内国際芸術祭とJR四国3日間パス 四国への相乗効果
3年に1度開催される現代アートの祭典、瀬戸内国際芸術祭2022が4月14日に開催されました。
瀬戸内国際芸術祭2022は、瀬戸内海の12の島と2つの港(高松港・宇野港)を舞台に開催される現代アートの祭典です。

JR四国では、「瀬戸内国際芸術祭2022春会期」開催にあわせ、会場となる瀬戸内の島々を巡るツアーを発売しています。
また、2019年に開催された当時の総来場者数117万8,484人のうち、外国人が23.6%(27.8万人)に達しており、インバウンド観光の側面でも注目されています。
そのため、瀬戸内国際芸術祭に訪れる訪日・在留外国人に向けても「JR四国3日間パス」はお得であり、より四国を満喫できると考えられます。
関連記事:瀬戸内国際芸術祭2022 まもなく開催。ガイド付きで島々をめぐる「オフィシャルツアー」も
過去にはJR東日本が「在日外国人」向け鉄道パスを発売
JR東日本は、過去に「JR EAST Welcome Rail Pass 2020」を期間限定で販売していました。
日本国発行以外のパスポートを持つ人を対象に、JR東⽇本管内の新幹線や特急などが、設定期間中の連続する3⽇間乗り放題になるものです。
JR東日本が在留外国人をターゲットとした鉄道パスを発売したことにより、中国版Twitterと呼ばれるWeiboで情報が拡散されるなど、将来の「VFR(知人・家族訪問)」誘致への期待が高まります。
関連記事:JR東日本「在日外国人」向け鉄道パスをスタート これが「最良のタイミング」である理由
関連記事:JR東「在留外国人向けパス」は実際にどう使われている?SNS投稿からわかった「周遊型」と「滞在型」の傾向
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<参照>
JR四国「JR SHIKOKU Pass 3DAYS」:公式サイト
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2022年10月からついに入国者数の上限撤廃、短期滞在者のビザ免除等が実施され、訪日観光が本格的に再開されました。
未だ"完全回復"には至っていないものの、観光地によってはすでに多くの訪日外国人観光客が訪れているところもあり、「インバウンド対策」への関心が急速に高まっています。
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