国際線再開続々・新規路線開設も/ANAとJALは3年ぶり黒字転換【世界の航空便増減まとめ 10月】

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日本政府は10月11日、入国制限を大幅に緩和し、1日当たりの入国者数の上限を撤廃したほか、個人旅行の解禁と短期訪日時のビザ免除を開始しました。

全日本空輸(ANA)では12月~1月分の海外初の予約が5倍に増えるなど、国際線の回復の兆しが見えてきています。

日本航空(JAL)の2022年9月の国際線利用率は、4か月連続で旅客数が30万人を超え68.8%となりました。

2022年4~9月期の連結決算は、ANAとJALともに3年ぶりに黒字転換となり、通期予想も上方修正されるなど回復基調が鮮明となっています。 

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【東アジア】日本各社で再開・増便続々、韓国の新興航空会社も日本路線開設へ

日本国内ではJALやANAのほか、LCC各社でも国際線の再開や増便が相次いでいます。

韓国の新興航空会社も日本路線を新規開設するなど、国際線の動きが活発化しています。

日本 各社で増便相次ぐ、新規路線開設も

JAL

日本航空(JAL)は10月30日から、羽田~ソウル(金浦)線を1日1往復から1日2往復に増便し、11月10日から運休中だった成田発上海(浦東)行きを再開します。

また12月から羽田と成田を発着する香港2路線を増便する予定で、1月からは羽田~サンフランシスコ線を1日1往復に増便し、ロンドン線なども増便します。

ANA

全日本空輸(ANA)は成田発着の大連線を10月26日に再開し、成田~上海(浦東)線を11月9日から週1往復から週2往復に増便します。

さらに羽田~ソウル(金浦)線を11月16日から1日2往復に増便し、10月31日に再開する羽田~香港線は当初は週4往復で、11月20日からは1日1往復に増便します。

ピーチ・アビエーション

ピーチ・アビエーションは10月31日から羽田~ソウル線を再開し、11月17日には那覇~台北(桃園)線を再開します。

また羽田~台北(桃園)線も、11月18日から1日1往復で再開する予定です。

ZIPAIR

ZIPAIRは成田~サンノゼ線を12月12日に週3往復で開設し、2023年1月11日に週5往復に増便します。

2023年夏ダイヤでは、ロサンゼルスとバンコクを1日1往復ずつ、ソウル(仁川)は週6往復、ホノルルは週3往復で運航する予定です。

スプリング・ジャパン

JAL傘下のスプリング・ジャパン(旧春秋航空日本)は国際線を増便する予定で、10月30日からの冬ダイヤ期間では、成田~ハルビン線を週2往復、成田~天津線を隔週月曜に運航します。

韓国 大韓航空、羽田線や中部線を増便 フライカンウォンとエアプレミアは初の日本路線も開設

大韓航空は10月30日からソウル(金浦)~羽田線を1日1往復から1日2往復に増便するほか、11月21日からソウル(仁川)~中部線を週5往復から1日1往復に増便します。

さらに12月1日からはソウル(仁川)~那覇線と、札幌(新千歳)線を週4往復で再開します。

LCCのチェジュ航空は、運休路線の再開や既存路線の増便により、12月は日本路線を10路線167往復へ大幅に拡大する予定です。

韓国新興LCCのフライカンウォンは、初の日本路線となる襄陽(ヤンヤン)~成田線を週4往復で10月30日に開設しました。

フルサービス航空会社(FSC)とLCCの中間に位置する「ハイブリッド航空会社」と位置付けられている新興航空会社エアプレミアも、初の日本路線となるソウル(仁川)~成田線を週4往復で12月23日に開設する予定です。

香港 マカオ航空、マカオ~成田線再開

マカオ航空は10月13日から、コロナ禍以前は1日2往復運航していたマカオ~成田線の運航を、木曜の週1往復で再開しました。

香港エクスプレス航空は10月24日から、名中部〜香港線の運航を週4往復で再開します。

キャセイパシフィック航空は11月1日から香港~羽田線を1日1往復で再開するほか、12月16日から週3往復で福岡線を、2023年1月1日から週4往復で中部線を再開する予定です。

台湾 スターラックス航空、那覇線と札幌線を開設

スターラックス航空は10月28日、台北~那覇、札幌の日本2路線をそれぞれ1日1往復で開設し、同社の日本路線は5路線に拡大しました。

同社は12月1日から桃園~成田線、2023年1月23日から桃園~スワンナプーム線を、それぞれ1日1往復増便して1日2往復とする予定です。

また2023年1月17日には、桃園~セブ線を再開する予定です。

中国 中国国際航空、関西~杭州線、関西~天津線など続々再開

中国国際航空は、10月23日から関西〜杭州線、11月18日から成田〜無錫線と関西〜天津線を、それぞれ週1往復で再開します。

チャイナエアラインも11月1日から千歳~桃園線を順次増便するほか、10月25日から那覇~桃園線を1日1往復、2023年1月4日から広島~桃園を週4往復で再開します。

同社はさらに2023年1月2日に、桃園~ダナン線を週5往復で開設します。

【東南アジア】各国で日本路線再開相次ぐ

東南アジア各国でも、日本路線の再開が相次いでいます。

マレーシア エアアジアX、日本3路線再開へ

エアアジアXは11月7日から、羽田~クアランルンプール線を再開しました。

さらに12月1日には千歳~クアランルンプール線を、来年には関西~クアランルンプール線も運航を再開する予定です。

またフルサービス航空会社(FSC)のバティックエアー・マレーシア(旧マリンド・エア)も成田~クアランルンプール線を12月15日から、1日1往復で再開する予定です。

タイ タイ国際航空、バンコク~福岡線再開

タイ国際航空は冬ダイヤ初日の10月30日に、バンコク~福岡線を2年7か月ぶりに再開しました。

再開後は運休前と同じ1日1往復で運航します。

同社はさらに12月1日からスワンナプーム~羽田線と、スワンナプーム~メルボルン線を増便し、それぞれ1日2往復で運航する予定です。

またタイ・エアアジアXも12月1日から、スワンナプーム~千歳線を週3往復で再開します。

インドネシア ガルーダ・インドネシア航空、成田~バリ線再開

ガルーダ・インドネシア航空は11月1日、デンパサール(バリ島)~成田線を週3往復で再開しました。

2020年4月から運休していましたが、2年7か月ぶりの再開となりました。

同社のイルファン・スティアプトラ社長兼CEOは就航60周年を迎えた日本路線は重要との認識を示し、「日本は常に重要な市場」と述べました。

ベトナム ベトジェットエア、羽田〜ダナン線再開

ベトジェットエアは12月21日から、羽田〜ダナン線の運航を1日1往復で再開します。

同社は、成田・関西〜ハノイ・ホーチミン線と中部・福岡〜ハノイ線を運航しています。

ブルネイ ロイヤルブルネイ航空、成田線再開

ロイヤルブルネイ航空は、冬ダイヤ開始の10月30日から、バンダルスリブガワン~成田線の運航を再開します。

日本の水際対策緩和を受けたもので、当初は週2往復で運航し、12月の繁忙期以降は週4往復に増便します。

【北・南米】アメリカン航空、羽田~ロサンゼルス線再開

北・南米でも、アメリカン航空が羽田~ロサンゼルス便を再開するなど、日本路線再開の動きが活発化しています。

アメリカ アメリカン航空、羽田~ロサンゼルス線再開

アメリカン航空は10月31日から、羽田~ロサンゼルス線の運航を1日1往復で再開します。

ユナイテッド航空も2023年1月5日から、サンフランシスコ~関西線を週3往復で再開する予定です。

カナダ エア・カナダ、関西線を23年6月再開へ

エア・カナダは2023年6月2日から、季節運航のバンクーバー~関西線を週4往復で再開する予定です。

またカルガリーを拠点とするウエストジェットは11月から、JALの成田~バンクーバー線のコードシェアを開始し、JAL便にウエストジェットの便名を付与します。

メキシコ アエロメヒコ航空、3年ぶりに成田線再開

アエロメヒコ航空は11月8日、冬ダイヤ最終日の2023年3月25日から1日1往復で、メキシコシティ~成田線を再開すると発表しました。

同路線は2006年に運航が開始され、当初はティファナ経由で週2往復で運航されていました。

2019年2月にはJALとのコードシェアを開始しており、今回は2020年以来約3年ぶりの再開となります。

【オセアニア】豪ジェットスター、シドニー~ソウル/仁川線開設

オセアニアでは、オーストラリアのジェットスター航空が、シドニー~ソウル/仁川線開設を開設しました。

オーストラリア ジェットスター航空、シドニー~ソウル/仁川線開設

ジェットスター航空は11月3日、シドニー〜ソウル/仁川線を開設しました。

オーストリア人による韓国観光の需要の高まりや、韓国人旅行者からの高いシドニー人気を受けて、ニューサウスウェールズ州政府なども就航を支援し、ボーイング787-8型機で週3便を運航します。

カンタスグループは韓国路線を強化しており、カンタス航空は12月10日にシドニー〜ソウル/仁川線を開設する予定です。

【ヨーロッパ】伊ITAエアウェイズ、羽田~ローマ線開設

ヨーロッパでは、イタリアのITAエアウェイズが羽田~ローマ線を開設するなど、日本路線への就航が活発化しています。

オランダ KLMオランダ航空、成田~アムステルダム線に直行便も

KLMオランダ航空は10月31日からの冬スケジュールで、成田~アムステルダム線を現在のソウル/仁川経由から直行便に変更します。

週2往復を運航予定でしたが、直行便で週2往復、ソウル/仁川経由で週2往復を運航します。

なお/関西〜アムステルダム線は、ソウル/仁川経由での週2往復の運航を継続します。

イタリア ITAエアウェイズ、羽田~ローマ線開設

イタリア国営航空会社のITAエアウェイズは11月5日、ローマ~羽田線を週3往復で開設しました。

同社は経営破綻したアリタリア-イタリア航空に代わり、イタリア経済開発省100%出資により2020年11月に設立され、2021年10月15日に就航しました。

羽田への乗り入れ計画は、2021年の就航当初から発表していたものの、延期が重なっていました。

ドイツ ルフトハンザ、羽田~フランクフルト線をデイリー化

ルフトハンザ・ドイツ航空は、10月30日からの冬スケジュールで、羽田〜フランクフルト線を現在の週3往復から1日1往復に増便します。

いっぽう羽田〜ミュンヘン線は現在の週5便から減便し、10月29日まで週3便の運航を継続します。

中部〜フランクフルト線、関西〜ミュンヘン線の運休は継続します。

フィンランド フィンエアー、ヘルシンキ~羽田線を開設

フィンエアーは10月30日、ヘルシンキ~羽田線を1日1往復で再開しました。

2020年3月の就航を予定していましたが、新型コロナウイルスの影響により2年7か月遅れでの乗り入れとなりました。

また同社はロシア領空閉鎖の影響により、6路線ある日本路線について、当面はヘルシンキ~羽田線(1日1往復)とヘルシンキ~成田線(1日2往復)の2路線のみ運行する意向を示しています。

【中東】エルアル・イスラエル航空、テルアビブ~成田線を3月開設へ

中東では、エルアル・イスラエル航空が、イスラエルから日本への定期便初就航となるテルアビブ~成田線を3月に開設する予定です。

イスラエル エルアル、テルアビブ~成田線を3月開設へ

エルアル・イスラエル航空は、成田~テルアビブ線を2023年3月1日に週2便で就航する予定です。

2020年3月に開設予定でしたが、新型コロナウイルスの影響により3年遅れでの開設となりました。

イスラエルから日本への定期便は、これが初就航となります。

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

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