新型コロナウイルス感染拡大の影響で、訪日外国人観光客は大きく減少しましたが、2022年10月に水際対策が大幅に緩和されるなどインバウンド回復が期待されています。
インバウンド対策を進めるにあたって、最初のターゲティングの精度を高めるためには、訪日外国人の「コロナ前」の消費動向を知る必要があります。
株式会社movが運営する「口コミアカデミー」では、「コロナ前(2019年)訪日外国人の消費動向まとめ」と題した資料を無料で提供しております。
この機会にぜひご利用ください。
【訪日ラボは、8月5日にインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を開催します】
会場での開催に加え、一部講演ではオンライン配信(参加費無料)も実施!さらに、チケットを購入した方限定でアーカイブ配信も予定しています。
ご来場が難しい方や当日ご都合が合わない方も、この機会にぜひご参加ください。
本資料の構成
本資料は以下の内容で構成されています。
コロナ前(2019年)訪日外国人の消費動向(訪日外国人の属性と旅行内容)
- はじめに
- 訪日外国人の属性と旅行内容①性別
- 訪日外国人の属性と旅行内容②年代別
- 訪日外国人の属性と旅行内容③平均宿泊数
- 訪日外国人の国別旅行消費額
- 費目別の購入率
- 買物場所
- 利用した決済方法
- 法消費税免税手続きの実施状況①国籍別
- 消費税免税手続きの実施状況②費目別
- 満足度:最も満足した購入商品
- 満足度:最も満足した飲食
- 役に立った旅行情報:旅マエ・旅アト
- 訪日旅行前に期待していたこと
- 訪日中に体験したこと・次回してみたいこと
- おわりに
以下、本資料から得られる知識の一部をご紹介します。
消費額の多くを占めるのが東アジア

旅行消費額を国籍別にランキングすると、
1位:中国 1兆7,704 億円(構成比 36.8%)
2位:台湾 5,517 億円(同 11.5%)
3位:韓国 4,247 億円(同 8.8%)
4位:香港 3,525 億円(同 7.3%)
5位:米国 3,228 億円(同 6.7%)
の順となっています。
なお、上位5ヶ国・地域合計で 3兆4,221億円(構成比 71.1%)を占めています。
上位5ヶ国のうち、2018年よりも消費額が大きかったのは中国のみです。
交通手段の情報は旅ナカで必須

出発前に役に立った情報源として「個人のブログ」(24.4%)、「SNS」(24.6%)、「自国の親族・知人」(19.6%) の順となっています。「動画サイト」(14.9%)は少しずつ増加傾向にあります。(2018年は11.3%)。
旅ナカで得た旅行情報で役に立ったものでは、「交通手段」が 54.2%と 最も多く、次いで「飲食店」(37.9%)、「宿泊施設」(33.2%)、「観光施設」 (32.7%) の順で多くなっています。
飲食店、宿泊施設、観光施設については旅ナカでも探される一方、ツアーや買い物場所については、旅マエの段階で情報収集している人が多いと言えるでしょう。
日本食を食べることの人気継続

日本滞在中にしたことでは、2018年と同様「日本食を食べること」(96.6%)が最多となりました。
次いで「ショッピング」(82.8%)、「繁華街の街歩き」(74.6%)「自然・景勝地観光」(65.9%)の順で多くなりました。
次回したいことでは「日本食を食べること」(57.6%)、「温泉入浴」(49.2%)、「自然・景勝地観光」(45%)の順で選択率が高い結果でした。
【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」
インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。
本イベントでは「顧客への情報アピール」「顧客体験(ゲストエクスペリエンス)」「運営のデジタル化」など、施設運営に必要なをテーマを、市場の最前線を走るエキスパートたちが集結。お客様が施設を見つける「旅マエ」から、実際に滞在する「旅ナカ」まで、あらゆるフェーズにおける最新戦略と成功事例を徹底解説します。
<本セミナーのポイント>
- 変わりゆく市場の状況と、今後注目のトレンドを把握できる
- 旅マエの顧客行動を理解し、集客・予約率アップのヒントが得られる
- 旅ナカの接客品質を高め、顧客満足度向上に繋がる実践的な対応を学べる
- 各分野の専門家から、ビジネスを加速させる具体的な戦略や成功事例が聞ける
詳しくはこちらをご覧ください。
→宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」【7/3開催】
【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年6月後編】
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