中国旅行大手Trip.com、日本を「重要な旅行先」としてプロモーションへ

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中国最大手オンライン旅行会社トリップドットコム・グループは3月6日、日本を「重要な旅行先」としてプロモーションしていくことを発表しました。

旅行回復の機運が高まる中、同社は日本国内のステークホルダーとも連携を図りながら、訪日旅行をアピールするねらいです。


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会場での開催に加え、一部講演ではオンライン配信(参加費無料)も実施!さらに、チケットを購入した方限定でアーカイブ配信も予定しています。

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トリップドットコム、日本を重要な旅行先としてアピール

中国最大手のオンライン旅行会社であるトリップドットコム・グループは3月6日、ステークホルダーとの連携を強化しながら、ポストコロナ時代において日本の旅行先としての地位を高めていくと発表しました。

観光庁と連携し、日本の観光プロモーションを強化

トリップドットコムグループの最高マーケティング責任者であるスン・ボー氏は3月3日、観光庁長官の和田浩一氏と会談しました。

会談では、2022年最終四半期に入国制限を緩和して以来、日本は常に予約数と検索数において旅行先にの上位5位にランクインしていることが共有されました。

和田長官は以下のように語っています。

「日本の地方にはさまざまな魅力があるので、ぜひ実際に訪れていただきたい。買い物や日本食だけでなく、豊富なアクティビティも楽しんでいただけるでしょう。中国からのお客様をお待ちしています。」

またスン・ボー氏は以下のように語っています。

「日本は、レジャー・ビジネス旅行者の旅行先として常にトップであり、中国本土、シンガポール、タイなど、さまざまな国からの外国人旅行者の間で強い需要があることがデータで示されました。そのため、日本観光庁長官 和田 浩一氏にお会いできたことを嬉しく思っています。Trip.com Groupがいかにして日本を含めた世界中の目的地への観光をよりプロモートしていくかについてお伝えします。パンデミックの影響で旅行者のトレンドや嗜好は変化しているため、私たちが日本のステークホルダーと協力して、ターゲットを絞った戦略を通じて旅行者に日本をアピールする準備ができています。」

サンリオピューロランドで「スーパーワールドトリップ」開催

トリップドットコムグループは2023年3月1日に、東京都多摩市サンリオピューロランドで第3回「スーパーワールドトリップ」を開催し、業務提携するJR九州の協力の元、日本を特別な観光地としてプロモーションしました。

同グループ副社長のスン・ティエンシュウ氏がホストを務めたライブ配信セッションでは、様々な景色や歴史遺産のアトラクション、エンターテイメント、料理体験などが提供されました。

ライブ配信による総商品価値(GMV)は約2,300万人民元(日本円で約4億5,500万円)にのぼり、セッション中に2万2,000超の宿泊数が予約されたとのことです。


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<参照>

Trip.com:旅行回復の機運が高まる中、日本を重要な旅行先としてアピールするため、 Trip.com Groupが連携を強化

【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」

インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。

本イベントでは「顧客への情報アピール」「顧客体験(ゲストエクスペリエンス)」「運営のデジタル化」など、施設運営に必要なをテーマを、市場の最前線を走るエキスパートたちが集結。お客様が施設を見つける「旅マエ」から、実際に滞在する「旅ナカ」まで、あらゆるフェーズにおける最新戦略と成功事例を徹底解説します。

<本セミナーのポイント>

  • 変わりゆく市場の状況と、今後注目のトレンドを把握できる
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  • 各分野の専門家から、ビジネスを加速させる具体的な戦略や成功事例が聞ける

詳しくはこちらをご覧ください。

宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」【7/3開催】

【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」

2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。

「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。

初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。

参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。

<こんな方におすすめ>

  • インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
  • 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
  • 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
  • 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
  • インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
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【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか


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※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客インバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!

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