ANA(全日本空輸)は4月24日、中国路線の増便を発表しました。5月から段階的に増便が実施されるだけでなく、5月20日からは羽田~深セン線が新たに開設され、週7往復で運航します。
このたびの増便や復便、そして新規就航などにより訪日中国人の増加も期待されます。
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ANA、中国路線を増便 羽田~深セン線就航も
ANAは4月24日、5月から段階的に中国路線を増便すると発表しました。5月20日からは羽田~深セン線も就航する予定です。
上海線は首都圏から1日3往復運航
5月1日から、成田~上海(浦東)線を現状の週3往復から週7往復(1日1往復)に増便。羽田〜上海(浦東・虹橋)線もそれぞれ週7往復(1日1往復)で運航しているので、増便後は羽田発着と合わせ、首都圏から上海へは1日3往復で運航することとなります。
6月5日からは、関空~上海(浦東)線を月・金・土の週3往復で運航を再開します。関空からの中国線の運航再開は、2020年3月以来およそ3年ぶりとなります。復便によって、多くの中国人観光客が関西方面を訪れることになりそうです。
成田~広州線は、5月1日より週2往復から週7往復(1日1往復)に増便します。
5月20日から羽田~深セン線が新規就航
5月20日から、羽田~深セン線を週7往復(1日1往復)で就航します。羽田~深セン線は、2020年の夏ダイヤ初日である同年3月29日からの運航開始が予定されていましたが、新型コロナウイルスの影響で開設が延期されていました。
一方、これまで週2往復で就航していた成田~深セン線は5月15日をもってとりやめるとのことです。同社では日本発着需要の回復を踏まえて、今後も機動的に復便や増便などを計画していくとしています。
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<参照>
aviationwire:ANA、成田-上海1日1往復に 羽田-深セン5/20開設、中国路線強化
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