訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月発行しています。
この記事では、2023年 5月〜6月版レポートから、インバウンドの最新ニュースを厳選してお届けします。
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知っておきたい!インバウンドニュース
政府「新時代のインバウンド拡大アクションプラン」決定
政府は5月30日、観光立国推進閣僚会議を開催し、合計約80の施策からなる「新時代のインバウンド拡大アクションプラン」を決定しました。
「ビジネス分野」、「教育・研究分野」、「文化芸術・スポーツ・自然分野」の3つの分野を柱とし、各分野に対し「ビジネス目的での訪日消費額2割増」「海外からの研究者の受入れ数2割増」など、新たな目標を設定しました。
これまでの「外国人観光客を呼び込む」という観点から視野を広げ、「インバウンド需要をより大きく効果的に根付かせる」方策を取りまとめたとしています。
インバウンド需要の回復・拡大が見込まれる2025年に向け、観光・インバウンド産業をさらに拡大する施策が国主導で進められます。
これに伴い、インバウンド業界もさらなる盛り上がりが予想されます。
<参照>観光庁:『新時代のインバウンド拡大アクションプラン』の決定について
阿波おどりに「20万円」観覧席、インバウンド富裕層狙う
アソビューは、徳島市で8月12日から8月15日に開催される「2023阿波おどり」において、外国人観光客向けの最高級桟敷席「AWAODORI hospitality seat」を販売すると発表しました。
2種類の観覧席のうち、「プレミアム桟敷席」では、訪日客にとって魅力的な日本の体験になるよう、踊りの解説に耳を傾けながら、地元料理を楽しむことができます。料金は1人当たり20万円です。
また、通常観覧席よりゆとりのあるスペースでゆっくり観覧できる「特別観覧席」も設けられます。料金は1人当たり1万5,000円です。
どちらのチケットも、6月15日にKlookで先行発売されたのち、7月1日から公式ホームページで一般向けに販売される予定です。
なおこの取り組みは、観光庁にて実施しているインバウンド向け高付加価値事業「観光再始動事業」に採択されています。
<参照>PRTIMES:アソビュー株式会社、阿波おどり未来へつなぐ実行委員会 と共同で「2023阿波おどり」のインバウンド向け最高級桟敷席「AWAODORI hospitality seat」を造成し、20万円で販売
ここに注目!インバウンド関連データ
4月外国人宿泊者数、コロナ後初の「1,000万超」
観光庁は、令和5年(2023年)4月の延べ宿泊者数(第1次速報)を公表しました。
2023年4月の延べ宿泊者数は4,763万人泊で、前年同月比+41.6%、2019年同月比-6.1%です。
このうち外国人延べ宿泊者数は1,038万人泊で、前年同月比+1,854.2%、2019年同月比-8.0%の結果です。
月間の外国人延べ宿泊者数が1,000万人泊を超えたのは、日本における新型コロナウイルス禍前である2020年の2月以来初となっています。
また、日本人延べ宿泊者数は3,724万人泊で、前年同月比+12.5%、2019年同月比-5.6%となりました。
今回の調査から、本格的なアフターコロナの到来がうかがえます。
<参照>観光庁:宿泊旅行統計調査(令和5年3月・第2次速報、令和5年4月・第1次速報)
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その他にも、レポートでは
- 知っておきたい!インバウンドニュース
- ここに注目!インバウンド関連データ
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インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。
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【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
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→「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年6月後編】
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