JNTO「アジアにおける大規模キャンペーン事業」実施、OTAと共同で 口コミ投稿でクーポンもらえるキャンペーンも

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JNTOではインバウンドの復興や地方誘客の促進を目的とし、OTA2社(Trip.com Group、エクスペディアホールディングス株式会社)と連携してアジア市場を対象とした大規模なキャンペーンを実施します。

11月14日には観光事業者向け説明会を開催し、OTAとの共同広告や口コミ投稿キャンペーン、インフルエンサー招請などを行うことを明らかにしました。

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JNTO「アジアにおける大規模キャンペーン事業」を実施

14日、宿泊施設や体験型コンテンツ主催者、観光施設などの観光事業者を対象に『2023年度アジアにおける大規模キャンペーン事業』の説明会が行われました。同事業はアジアにおける訪日経験2〜5回のライトリピーターを対象としたキャンペーンで、OTA2社から3つのプラットフォームTrip.com GroupからCtripTrip.com、エクスペディアホールディングス株式会社からExpedia)が参画します。

OTAとの共同広告を中心に据え、ほかにもクーポンやギフトカードなどをプレゼントしてOTA内での口コミ投稿を促進するキャンペーンや、メディア・インフルエンサーなどの招請も行う予定です。

対象地域は

対象は、中国、香港、台湾、韓国、タイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア、ベトナム、フィリピンの10市場で、うち中国、香港、台湾、韓国、タイ、シンガポールの6市場を重点市場と定めています。

さらに、市場ごとに重点的にプロモーションする地域を設定しています。

詳細は以下の表をご覧ください。

Ctrip(予定)

市場 送客強化地域
中国* 瀬戸内・四国

Trip.com(予定)

市場 送客強化地域
韓国* 関東・山陰
タイ* 東北
インドネシア 関東

Expedia(予定) ※一部市場はHotel.comも連携予定

市場 送客強化地域
香港* 瀬戸内・四国
台湾* 中部
シンガポール* 沖縄
マレーシア 九州
ベトナム 北海道
フィリピン 関東・山陰

 * …重点市場

例えばCtripの対象市場は中国で、送客強化地域は瀬戸内・四国となっています。Expediaでは例えば台湾を対象に中部、シンガポールを対象に沖縄を送客強化地域としています。

JNTOは「オーバーツーリズムへの対策にも配慮したキャンペーンとしていきたい」とし、地域の選定にあたっては宿泊者数の多い地域を除外するなど、地方誘客を促進する工夫がなされました。

実施期間と条件は

OTAとの共同広告は12月から2024年2月ごろまで、口コミ投稿の促進は2024年1月から2月ごろまで実施される予定です。

キャンペーンへの参加には、各OTAとの契約が必要となります。

なお、OTAごとに契約・登録方法が異なるため、OTAとは直接契約を行う必要があるということです。

本キャンペーンに関するお問い合わせ、参画希望の連絡先

アジアにおける大規模キャンペーンコンテンツ事務局(株式会社JTBコミュニケーションデザイン内)

担当:田丸/大塚/ラージ

E-mail:asia_campaign2023@jtbcom.co.jp


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<参照>

日本政府観光局(JNTO):『2023年度アジアにおける大規模キャンペーン事業』観光事業者向け説明会 参加募集(締切:11/13)

日本政府観光局(JNTO):訪日インバウンドの拡大を目的としたキャンペーン広告

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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