日本政府観光局(JNTO)は10月16日、2024年9月の訪日外客数推計値を発表しました。
9月の訪日外客数は287万2,200人で、2019年同月比26.4%増を記録。8月の訪日外客数(293万3,000人)と比較すると約6万人の減少となりましたが、23市場のうち18市場では、9月の過去最高を記録しました。
また9月までの累計人数は2,688万200人となり、2023年の年間訪日外客数(2,506万6,350人)を上回りました。
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9月の訪日外客数は287万人
日本政府観光局(JNTO)が10月16日に発表した訪日外客数推計値によると、2024年9月の訪⽇外客数は287万2,200人でした。8月の293万3,000人と比較すると約6万人の減少となりました。
2019年同月比は26.4%増と、8か月連続で2019年同月を超えました。
また2024年9月までの累計訪日外客数は2,688万200人となっており、前年の年間累計(2,506万6,350人)を約180万人上回る結果となり、順調な推移を見せています。

国別1位は韓国
国別では韓国が2019年同月比226.3%増の65万6,700人で1位となり、前月首位の中国と入れ替わる形となりました。2位が中国(2019年同月比20.4%減、65万2,300人)、3位が台湾(同25.1%増、47万600人)、4位が米国(同50.9%増、19万1,900人)、5位が香港(同9.2%増、17万200人)でした。
ほか、2019年同月比での伸び率が大きかったのはメキシコ(同138.8%増、1万5,000人)、カナダ(同75.3%増、5万人)、スペイン(同65.6%増、1万9,000人)などです。
また、調査された23市場のうち18市場で9月の過去最高を記録しました。
9月の押し上げ要因として、中国・マレーシア・米国などで前年同月と比較して訪日外客数が増加したことが挙げられています。なかでも中国は約2倍と大きく伸びており、マレーシアも約1.4倍となっています。
また韓国は、日韓関係悪化の影響により2019年9月の訪日客数は8月に続き大きく落ち込んでいたため(2019年7月の35%程度)、増加率が大きくなっていることに注意が必要です。

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<参照>
日本政府観光局(JNTO):訪日外客数(2024年9月推計値)
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