日本政府観光局(JNTO)は10月28日、訪日促進を目的とした新たなグローバルキャンペーン「Japan. Unforgettable」の本格展開を開始したと発表しました。4月末に先行公開した秋編・冬編に続き、新たに春編・夏編・統合編・食編の動画および関連コンテンツを公開しています。
本キャンペーンでは未訪日の訪日関心層を主なターゲットとし、日本各地の豊かな自然や文化体験、食を通じていつ訪日しても楽しめる点をアピールすることで、観光の持続的な発展や消費額拡大、地方誘客の推進を目指します。
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春編・夏編・統合編・食編の4本の動画を公開、季節ごとの体験価値をアピール
今回公開された動画では、季節ごとの体験価値や日本の多様な魅力に焦点を当てた構成となっています。
- 春編:桜を中心に藤や菜の花、ネモフィラなどの花々が彩る景色や、お花見、旬の味覚を通じて日本の春を表現。南から北へ桜前線が移り、長期間にわたって桜を楽しめる点も紹介しています。
- 夏編:夏の暑さへの懸念も聞かれる中、「日本ならではの夏の楽しみ方」をコンセプトに制作。マリンスポーツなどで涼を感じる体験に加え、山間部での農業体験や祭り、BBQなどを紹介しています。
- 統合編:春夏秋冬の魅力を凝縮し、自然、文化、食など一年を通じた日本の楽しみ方を紹介しています。
- 食編:伝統的な日本食に加え、イタリアンやフレンチなどの西洋料理、高級料理から大衆料理まで、訪日旅行者の関心を踏まえた多様な食の魅力を紹介しています。そば打ち体験など、食を通じて文化や歴史に触れられる体験コンテンツも盛り込んでいます。
あわせて拡充された特設サイトでは、モデルコースや訪日旅行に役立つ基本情報が提供されています。
対応言語は英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語、アラビア語、タイ語、韓国語の計8言語で、今後も順次コンテンツが追加される予定です。
市場の多様化を受け、未訪日関心層へターゲットを転換
訪日インバウンド市場においては、旅行者の地域別割合でアジア地域がコロナ前の83%から2025年には77%となり、欧米豪からの旅行者比率が高まるなど市場の多様化が進んでいます。
こうした環境変化を受け、JNTOはプロモーション戦略の見直しを実施しました。2018年から2025年まで展開された前グローバルキャンペーン「Enjoy my Japan」では、欧米豪の訪日無関心層を主なターゲットとしていました。新キャンペーンでは、訪日経験はないものの、今後の旅行先候補として日本を捉えている層へ主軸を移行しています。
今後は、YouTubeや各種SNS(Facebook、Instagramなど)を活用したWeb広告のほか、デジタル屋外広告などを組み合わせた大規模なプロモーションが展開されます。
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<参照>
日本政府観光局(JNTO):新しいグローバルキャンペーンの全面的なスタートについて
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