トリップドットコムで中国人向けインバウンド対策は可能?メリットや口コミの集め方も解説

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トリップドットコムTrip.com)」は中国発のオンライン旅行サイトで、中国向けのインバウンド対策として掲載を検討している事業者もいるはずです。

この記事では、トリップドットコムの特徴を紹介するとともに、掲載することで得られるメリットや口コミの集め方などを解説します。

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トリップドットコムとは

トリップドットコムTrip.com)は、中国を拠点とするトリップドットコム・グループ運営のオンライン旅行サイトで、航空券やホテルはもちろん、列車や現地ツアーなど豊富な旅行商品をワンストップで予約できる点が特徴です。

39の国と地域で、英語中国語、日本語、韓国語を含む24言語で展開。35の現地通貨を利用できます。さらに、世界220ヵ国にある3,400以上の空港をカバーし、600を超える航空会社のフライトや170万件以上のホテルを網羅するなど、広大なネットワークを構築しています。

以下では、Trip.comの特徴や評判について解説します。

中国の企業ならでは「中華圏に強い」

トリップドットコム中国企業であるトリップドットコム・グループが運営していることもあり、中国を中心としたアジア圏の旅行商品に強みを持ちます。

ほかのOTAサイトでは取り扱っていない宿泊施設に予約できることも多くなっています。

航空券や宿泊予約ができる

トリップドットコムでは他OTAサイトと同様、航空券や宿泊施設の料金比較、列車やツアーの予約手配ができます。

格安の航空券や宿泊プランも数多く取り扱っているため、トリップドットコムを利用することでよりリーズナブルな旅行が可能となるでしょう。

2018年には「空き室詐欺」トラブルが問題に

トリップドットコムでは2018年に「空室がない宿泊施設の予約を受け付けている」というクレームが相次ぎました。

決済が完了したにもかかわらず予約がされておらず宿泊ができなかったというユーザーからの声を受け、観光庁が2018年に当時の日本法人である「Ctrip Japan」へ立ち入り調査を実施したところ、キャンセル待ちの宿泊予約をユーザーへの説明なく行っている実態が明らかになりました。

リクエスト予約であるにもかかわらずその旨を説明することなく、返金も不可であったためトリップドットコムへの悪評が相次ぎました。

空き室詐欺が問題になった後、価格管理システムの改良や販売事業者に対する厳格な管理体制を導入するなど、再発防止に取り組んでいます。その結果、2018年以降は同様の空き室騒動は発生していません。

トリップドットコムのメリット・デメリット

ユーザー目線、事業者目線のそれぞれにおいてメリット・デメリットについて解説します。

ユーザーにとってのメリット

トリップドットコムで取り扱っている航空券や宿泊プランは他サイトよりも安価であることが多く、リーズナブルな価格がユーザーにとって最大のメリットといえるでしょう。

また、年中無休の24時間カスタマーサポートを提供しているだけでなく、日本語のほか、英語中国語など多言語でのサポート対応も可能なので、トラブルの際にも安心です。

ユーザーからの口コミでは、「中国人スタッフによる対応であったものの、日本語が堪能で何の不便もなかった」という声も挙がっています。

ユーザーにとってのデメリット

トリップドットコムではイレギュラーな事態が発生した際のサポートが十分ではないという意見も多く挙がっています。

当初の予約通り進められる場合には問題が発生することは稀ですが、予約の変更や返金、航空機の遅延などの際にサポート対応が不十分なケースがあるようです。

事業者にとってのメリット・デメリット

トリップドットコム中国最大級のOTAのひとつで、訪日中国人旅行者が増える今、中国人向けのプロモーションとしても効果を期待できます。

もちろん日本国内の旅行商品を日本人ユーザーが利用することもできます。宿泊施設やアクティビティを提供する側がトリップドットコムとの連携を強め、トラブルを減らしていくことができれば、今後プラットフォームとしてのさらなる発展が見込まれます。

トリップドットコムで口コミを集める方法

トリップドットコムでは口コミを参考に訪問先や宿泊施設を決めるユーザーが多く、口コミを集めることは集客対策として重要な要素のひとつです。

以下では、トリップドットコムにおいて口コミを集めるための対策を2点解説します。

トリップドットコムに掲載していることを知ってもらう

口コミ投稿には少なからず手間が発生するので、何かしらの対策を講じる必要があります。

そこで重要なのが、トリップドットコムに掲載していることを知らせることです。受付やエントランスといった目に入りやすい場所に、トリップドットコム掲載店であることを知らせる告知を掲げるなどしてしっかりとアピールしましょう。

さらに、口コミ投稿画面に遷移するQRコードを掲示することで、口コミを投稿してくれる可能性が高まります。

宿泊者に対してメールなどで後から口コミ投稿を促す方法もあります。

サービスを改善する

「これはいい!」と感動や興奮することにより、感情が大きく動いて口コミを書いてもらいやすくなります。

旅マエ旅アトのユーザーに対しても丁寧かつ真摯な対応を心がけることで良い評価をつけてもらえるよう努めることが大切です。

インバウンドを対象とした口コミ対策については、口コミアカデミーの「今からできるインバウンド×口コミ対策」の資料で詳しく紹介しています。

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トリップドットコムで中国向けのインバウンド対策を

世界最大級の規模を誇るトリップドットコム中国発のオンライン旅行サイトです。39の国と地域で利用されていることから、施設を掲載することでとくに中国人向けのインバウンド対策として効果が期待できます。

インバウンド客を対象とした口コミ対策については、口コミアカデミーの「今からできるインバウンド口コミ対策」が参考になります。ぜひご活用ください。

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<参照>

Trip.com:Trip.comについて
Trip.com:Trip.comのカスタマーサポート利用ガイド!チャットや電話での対応を提供中

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2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。

「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。

初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。

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【インバウンド情報まとめ 2025年5月後編】2025年の訪日客数「4,500万人」へ、観光庁長官の見解は? ほか


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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客インバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!

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