訪日ラボ編集部の横山です。本シリーズでは今週公開した記事の中から、インバウンドに関する注目の数字をピックアップしてご紹介します。
インバウンド対策に携わる方のヒントになる数字を厳選しましたので、ぜひ関連記事も併せてご覧ください。
【訪日ラボは、インバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を8月5日に開催します】
2028年
近年、全国の温泉施設や関連企業・団体が連携し、2028年に「温泉文化」のユネスコ無形文化遺産登録を目指す取り組みが進められています。
無形文化遺産への登録は、その文化の価値を世界に発信する絶好の機会となります。たとえば2013年の「和食」登録後は、海外の和食レストラン増加や日本食材の輸出拡大など、大きな経済効果をもたらしました。
詳しくはこちらをご覧ください。
→「温泉文化」の文化遺産登録を目指して 全国で広がる取り組みと今後の展望
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11倍
春節期間における、高速バス「WILLER EXPRESS」の中国人利用増加率(前年比)
WILLER EXPRESS株式会社は2月4日、春節期間における、高速バス「WILLER EXPRESS」の予約動向について発表しました。
これによると、2025年の春節期間において、訪日中国人旅行客の利用は前年比11倍と、大幅な伸びを記録していることが分かりました。
また「関東=関西線」の年齢別シェアをみると、訪日中国人旅行客では利用者の6割以上が18~23歳であり、日本人の利用者と比較しても高い比率となっています。
詳しくはこちらをご覧ください。
→高速バス「WILLER EXPRESS」、春節期間の中国人利用が前年比11倍に
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8割が経験あり
「外国人観光客からリピート購入の問い合わせがある」と答えたお土産屋スタッフの割合
ショッピージャパン株式会社は、越境ECを実施していないお土産屋スタッフを対象に、お土産屋における外国人観光客の購買動向を調査しました。
本調査の結果、「外国人観光客からリピート購入の問い合わせがある」と答えた割合は約8割にのぼり、うち5割以上はオンライン購入に関する内容であることが分かりました。
詳しくはこちらをご覧ください。
→リピート購入の問い合わせ、お土産屋スタッフの約8割が経験あり(Shopee)
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【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」
インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。
本イベントでは「顧客への情報アピール」「顧客体験(ゲストエクスペリエンス)」「運営のデジタル化」など、施設運営に必要なをテーマを、市場の最前線を走るエキスパートたちが集結。お客様が施設を見つける「旅マエ」から、実際に滞在する「旅ナカ」まで、あらゆるフェーズにおける最新戦略と成功事例を徹底解説します。
<本セミナーのポイント>
- 変わりゆく市場の状況と、今後注目のトレンドを把握できる
- 旅マエの顧客行動を理解し、集客・予約率アップのヒントが得られる
- 旅ナカの接客品質を高め、顧客満足度向上に繋がる実践的な対応を学べる
- 各分野の専門家から、ビジネスを加速させる具体的な戦略や成功事例が聞ける
詳しくはこちらをご覧ください。
→宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」【7/3開催】
【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
→「THE INBOUND DAY 2025」特設ページを見てみる
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年6月後編】
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