暮らしのプラットフォーム「unito(ユニット)」の開発や運営などを手がける株式会社Unitoは3月25日、unitoにおける英語対応を開始しました。
デジタルノマドビザの導入や万博開催によるインバウンド需要の取り込みを見据え、今後対応言語を順次拡大する予定だとしています。
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部屋探しプラットフォーム「unito」で英語対応を開始
「unito」はオンラインで契約を完結でき、最短即日で入居可能な部屋探しをできるプラットフォームです。家具や家電、Wi-Fi、生活必需品が完備された部屋が掲載されているため、スーツケース1つで気軽に引っ越しできます。
同社が2024年11月に開始した「マンスリー契約プラン」では、デジタルノマドビザ取得者の影響を受けた結果、導入から5か月で訪日客の契約数が182%以上増加したといいます。そこで訪日客の利便性向上を目指すため、多言語対応の第1弾としてunitoの英語版サイトの運用を開始しました。
英語による自動問い合わせ対応も可能に
英語版サイトでは、スマートフォンやブラウザの言語設定によって自動的に英語表示に切り替わるほか、物件の問い合わせに対する自動返信メールが英語で配信されるようになりました。

またunitoに掲載されている家具・家電付きホテル・サービスアパートメント2,374室*について、「検索・比較・契約申し込み」を英語で利用できます。
*2025年3月時点
デジタルノマドや万博によるインバウンド需要の取り込みへ
同社は、デジタルノマドビザの導入や大阪・関西万博の開催によって訪日客の中長期滞在ニーズがさらに高まるとして、サービスアパートメントを活用した数か月単位の滞在にポテンシャルがあると分析しています。
その上で、第1弾の英語版を皮切りとして対応言語数を順次拡大していく方針を示しました。
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<参照>
株式会社Unito:【5カ月で訪日客のサービスアパートメント契約数182%増加】インバウンド需要を受け「unito」プラットフォームの多言語対応を開始
【9/18開催】ホテルトレンドLIVE! Vol.3 〜ホテル内レストランのお悩み解決編〜
今回は「ホテル内レストランのお悩み解決編」として、レストランの認知向上と衝動来店につなげるためのGoogleマップ活用法を解説します。
ホテル内レストランでは、
- 「宿泊者以外の集客が難しい」
- 「メディアや広告に頼らざるを得ない」
といった課題の声を多く耳にします。
宿泊者以外の利用を広げていくためには、レストランを利用者が見つけやすくし、検索から来店までの導線を整えることが重要です。
本セミナーでは、宿泊業界のデジタルマーケティングに特化したキャリアを持つエキスパートの徳永が、Googleマップを活用してお客様の衝動来店を促すための実践的なポイントをわかりやすくご紹介します。
<セミナーのポイント>
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訪日ラボ主催「THE INBOUND DAY 2025」アーカイブ配信中!
訪日ラボを運営する株式会社movが8月5日に開催した、日本最大級のインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」のアーカイブ動画が公開中です。
アーカイブ配信では、元大阪府知事の橋下 徹氏と大阪観光局理事長の溝畑 宏氏による基調講演のほか、脳科学者の茂木 健一郎氏、日本文学研究者のロバート・キャンベル氏、アパグループ 社長兼CEOの元谷 一志氏などの貴重な講演の様子を一挙公開(一部を除く)。
参加できなかった方はもちろん、もう一度議論を見直したい方も、ぜひご覧ください。
【インバウンド情報まとめ 2025年9月前編】PayPayが中国「WeChat Pay」と連携 / 観光庁予算要求814億円、人手不足対策などの予算増 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に9月前半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
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→PayPayが中国「WeChat Pay」と連携 / 観光庁予算要求814億円、人手不足対策などの予算増 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年9月前編】
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