日本政府観光局(JNTO)が2026年7月15日に発表した訪日外客統計によると、2026年6月の訪日マレーシア人数は2万9,900人でした。
また、観光庁が同日に発表したインバウンド消費動向調査によると、2026年4-6月期の訪日マレーシア人旅行消費額は394億円となっています。
本記事では、上半期のマレーシア市場のインバウンド動向について解説します。
訪日マレーシア人客数最新データ:6月は3万人
日本政府観光局(JNTO)が発表している訪日外客統計によると、2026年6月の訪日マレーシア人数は2万9,900人で、前年同月(2万8,106人)から6.4%増加しました。
2026年上半期(1〜6月)の累計は37万1,400人となり、2025年上半期の32万3,961人から14.6%増加しました。これは過去最高の2025年を上回る数値です。
単月では1月、2月に前年を下回ったものの、ラマダン明けの祝日(ハリラヤ プアサ)がある3月には7万6,603人(前年同月比44.2%増)と大きく数字を伸ばしました。このほかにも、4月と5月に同月の過去最高を更新するなど、好調な結果となっています。
なお、2026年6月にエアアジア・マレーシアが関西国際空港~クアラルンプール線(台湾・高雄経由)を開設するなど、上半期にも新規就航の動きがあった日本~マレーシア間の航空便ですが、9月にはマレーシア航空が福岡~クアラルンプール線を、10月にはZIPAIRが成田〜クアラルンプール線を開設することが決まっています。
マレーシア人の訪日は例年、12月頃にピークを迎えますが、こうした動きも下半期の訪日マレーシア人数の伸びを後押しするでしょう。引き続き好調に推移すれば、2026年も過去最高を更新する可能性が高いと予想されます。
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訪日マレーシア人消費額最新データ:4-6月期394億円
続いて、観光庁が発表しているインバウンド消費動向調査です。
2026年4-6月期の訪日マレーシア人旅行消費額は394億円(前年同期比39.8%増)となり、2025年4-6月期の282億円から39.8%増加しました。
1-3月期は微減となりましたが持ち直し、客数の伸び以上の推移を見せています。
なお、5月の百貨店免税売上でも、マレーシア人による売上、購買客数はともに大幅増となっていました。

1人当たり消費額は24万3,220円
1人当たり消費額を見てみましょう。
2026年4-6月期の訪日マレーシア人の1人当たり消費額(全目的)は24万3,220円(前年同期比12.2%増)でした。全市場の1人当たり消費額(24万4,457円)と比較すると、1,237円少なくなっています。
平均泊数は前年同期と変わらない8.1泊である点をふまえると、消費意欲の高い訪日客が増え、1泊あたりの消費額増加につながっている様子がうかがえます。
1人当たり消費額の構成を見ると、最も大きな割合を占めたのは宿泊費で7万9,440円でした。次いで買物代が7万504円、飲食費が5万8,474円、交通費が2万5,728円、娯楽等サービス費が8,954円となっています。その他は121円でした。

5つの費目のうち、すべての費目で前年を上回った訪日マレーシア人の1人当たり消費額ですが、最も伸びが大きかったのは飲食費でした。前年同期から1万1,000円以上増加しています。
このほかにも、買物代が約8,000円、娯楽等サービス費が約3,500円、宿泊費が約1,700円増加していることから、訪日マレーシア人の消費は堅調に推移しているといえます。
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以上、マレーシアの最新インバウンドデータを解説しました。訪日ラボでは、マレーシアのインバウンド動向に関する情報を日々発信していますので、ぜひご覧ください。
※本記事では、以下のデータを用いて記事内容・グラフを作成しています。
- 観光庁:訪日外国人消費動向調査およびインバウンド消費動向調査(※1人当たり消費額は全目的で算出、速報値を含む)
- 日本政府観光局(JNTO):訪日外客統計(※速報値を含む)
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<参照>
- 日本政府観光局(JNTO):訪日外客統計
- 観光庁:インバウンド消費動向調査
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