札幌市は8月21日、「2025年度札幌の観光動向に関する調査結果」を発表しました。
発表によると、同年度における札幌市の観光客数と総観光消費額は、ともに過去最高を記録しました。また、外国人宿泊者数もコロナ禍前の2019年度を上回る水準まで拡大しています。
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観光客数・総観光消費額ともに過去最高を更新
2025年度に札幌を訪れた観光客数は、前年度比5.2%増の1,604万7,000人で過去最高を更新しました。これまで過去最高であった2018年度と比較すると、20万1,000人(1.3%)の増加となります。
内訳を見てみると、道内客数は同5.2%増の1,063万9,000人、道外客数は同5.1%増の540万9,000人。また、道外客数のうち、外国人観光客数は同14.1%増の248万8,000人、国内観光客数は同1.6%減の292万1,000人でした。
月別では、繁忙期の夏季は好調でしたが、閑散期の冬季との差が約2倍生じており、需要喚起や通年平準化が課題であるとしています。
総観光消費額についても好調で、外国人宿泊者数の増加と国内外の観光客による1人当たり消費額の高水準な推移により、同9.7%増の約7,617億円で過去最高を記録しました。

外国人宿泊者数、コロナ禍前の2019年度を上回る
観光客数の押し上げや消費額増加の大きな要因となった外国人宿泊者の詳細について、月別推移や国・地域別の内訳を詳しく見ていきます。
2025年度における札幌市の外国人宿泊者数は、前年度比14.1%増の248万8,000人でした。
これはコロナ禍前の2019年度(242万3,000人)を上回る数字であり、過去最高である2018年度(271万9,000人)に対しては約92%まで回復が進んでいる状況です。
月別の宿泊数をみると、4月~7月の春先から初夏にかけて前年度比約3割増と大幅に伸びたほか、10月も同47.5%増と大幅に伸長しました。
また、国・地域別の宿泊数では、1位が韓国(69万2,711人)、次いで台湾(46万8,692人)、中国(40万9,682人)、タイ(14万9,165人)、香港(13万4,390人)と、アジア圏がトップ5を占めました。
前年度と比較した増加率では、ロシア(同72.3%増)、フィリピン(同60.6%増)、タイ(同53.6%増)、インド(同43.9%増)などが上位に入っています。

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