上半期の訪日メキシコ人数は前年比1.3倍、4-6月期消費単価は51万円超え:メキシコ市場の最新インバウンドデータを徹底解説【2026年上半期】

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日本政府観光局JNTO)が7月15日に発表した訪日外客統計によると、2026年6月の訪日メキシコ人数は1万3,300人でした。

また、観光庁が同日に発表したインバウンド消費動向調査によると、2026年4-6月期の訪日メキシコ人旅行消費額は279億円となっています。

本記事では、上半期のメキシコ市場のインバウンド動向について解説します。

訪日メキシコ人客数最新データ:6月は1.3万人

日本政府観光局(JNTO)が発表している訪日外客統計によると、2026年6月の訪日メキシコ人数は1万3,300人で、前年同月(1万3,242人)から0.4%増加しており、6月として過去最高を記録しました。

2026年上半期(1〜6月)の累計は10万9,600人で、前年同期(8万4,843人)から29.2%増加しており、おおむね前年を上回って推移しました。4月については、イースター休暇が3月下旬にずれたことで、前年同月を下回りました。

イースター休暇があった3月は、経由便の多様化や訪日旅行人気の継続などによって、前年同月比69.4%増と大幅に増加しました。

▲訪日メキシコ人客数2025年と2026年の比較:日本政府観光局(JNTO)訪日外客統計より訪日ラボ作成
▲訪日メキシコ人客数2025年と2026年の比較:日本政府観光局(JNTO)訪日外客統計より訪日ラボ作成

メキシコ人の訪日旅行では、ゴールデンルートが引き続き人気となっており、春季および秋季に多く訪日する傾向にあります。

メキシコ市場は、アジア欧米豪といった他の市場と比べると規模は小さいものの、コロナ後の訪日客数は右肩上がりに推移しています。

そのため、このまま下半期も順調に推移した場合、2026年の訪日メキシコ人数は前年を上回って過去最高を更新すると考えられます。

関連記事:【欧米豪編】JNTOが語るインバウンド市場の動向とは?:2025年「インバウンド旅行振興フォーラム」を取材

▲訪日メキシコ人客数の推移:日本政府観光局(JNTO)訪日外客統計より訪日ラボ作成
▲訪日メキシコ人客数の推移:日本政府観光局(JNTO)訪日外客統計より訪日ラボ作成

訪日メキシコ人消費額最新データ:4-6月期279億円

続いて、観光庁が発表しているインバウンド消費動向調査です。2026年1-3月期の調査より、調査対象市場としてメキシコが新たに追加されました。

2026年4-6月期の訪日メキシコ人旅行消費額は279億円で、1-3月期の186億円から93億円増加しました。

4-6月期の消費額はスペイン(214億円)やロシア(275億円)を上回り、イタリア(288億円)に近い水準となっています。

▲訪日メキシコ人旅行消費額2025年と2026年の比較:観光庁 インバウンド消費動向調査より訪日ラボ作成
▲訪日メキシコ人旅行消費額2025年と2026年の比較:観光庁 インバウンド消費動向調査より訪日ラボ作成

1人当たり消費額は51万4,925円

1人当たり消費額を見てみましょう。

2026年4-6月期の訪日メキシコ人の1人当たり消費額(全目的)は51万4,925円で、1-3月期の33万7,100円から17万円以上増加しました。

全市場の1人当たり消費額(24万4,457円)と比較すると27万468円高く、全市場のなかで最も高くなりました。

平均泊数を見てみると、4-6月期は13.6泊となっており、これはカナダ(13.6泊)やドイツ(14.0泊)と近い水準です。観光・レジャー目的においても、平均泊数は13.3泊、消費額は51万1,867円となっていることから、1日当たりの消費額が高いことがわかります。

1人当たり消費額の構成を見ると、最も大きな割合を占めたのは宿泊費で18万7,996円でした。次いで買物代が13万6,322円、飲食費が9万7,931円、交通費が5万9,310円、娯楽等サービス費が3万3,366円でした。

▲訪日メキシコ人の1人当たり消費額:観光庁 インバウンド消費動向調査より訪日ラボ作成
▲訪日メキシコ人の1人当たり消費額:観光庁 インバウンド消費動向調査より訪日ラボ作成

5つの費目のうち、全市場のなかで宿泊費がイギリスドイツに次いで3番目、飲食費がイギリスに次いで2番目、交通費が1位、娯楽等サービス費が1位、買物代がロシア中東に次いで3番目となるなど、各費目で存在感を発揮しています。

メキシコ訪日客数の規模は比較的小さいものの、他市場と比べて消費単価が高いことが特徴です。このまま順調に推移すれば、2026年全体の消費額の伸長も期待できるといえそうです。

関連記事:2025年の訪日メキシコ人数は20.0万人で過去最高を更新

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以上、メキシコの最新インバウンドデータを解説しました。訪日ラボでは、メキシコインバウンド動向に関する情報を日々発信していますので、ぜひご覧ください。

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※本記事では、以下のデータを用いて記事内容・グラフを作成しています。

  • 観光庁:訪日外国人消費動向調査およびインバウンド消費動向調査(※1人当たり消費額は全目的で算出、速報値を含む)
  • 日本政府観光局(JNTO):訪日外客統計(※速報値を含む)

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

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