上半期の訪日イギリス人数は28.7万人で前年超え、4-6月期消費額は横ばいに:イギリス市場の最新インバウンドデータを徹底解説【2026年上半期】

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日本政府観光局JNTO)が7月15日に発表した訪日外客統計によると、2026年6月の訪日イギリス人数は3万6,200人でした。

また、観光庁が同日に発表したインバウンド消費動向調査によると、2026年4-6月期の訪日イギリス人旅行消費額は687億円となっています。

本記事では、上半期のイギリス市場のインバウンド動向について解説します。

訪日イギリス人客数最新データ:6月は3.6万人

日本政府観光局(JNTO)が発表している訪日外客統計によると、2026年6月の訪日イギリス人数は3万6,200人で、前年同月(3万3,525人)から8.0%増加し、6月として過去最高を記録しました。

2026年上半期(1〜6月)の推移を見てみると、累計で28万6,600人(前年同期比5.7%増)となり、上半期を通じておおむね前年を上回って推移しました。前年の記録を下回った4月については、イースター休暇が3月にずれたことが要因とみられます。

イースター休暇があった3月は、前年同月比20.8%増で単月として過去最高を記録しました。

▲訪日イギリス人客数2025年と2026年の比較:日本政府観光局(JNTO)訪日外客統計より訪日ラボ作成
▲訪日イギリス人客数2025年と2026年の比較:日本政府観光局(JNTO)訪日外客統計より訪日ラボ作成

2025年に大相撲ロンドン公演を契機としたプロモーションが実施されたり、有力旅行雑誌の「世界で最も魅力的な都市」で日本が2位に選出されたりするなど、日本旅行の注目度が高まっています。

イギリス人は春季と秋季に多く訪日し、冬季は訪日需要が落ち着く傾向にあります。下半期には訪日需要が高まる秋シーズンが控えており、例年であれば春季の訪日客数が見込まれます。そのため下半期も順調に推移すれば、2026年の訪日イギリス人客数は前年を上回って過去最高を更新すると考えられます。

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▲訪日イギリス人客数の推移:日本政府観光局(JNTO)訪日外客統計より訪日ラボ作成
▲訪日イギリス人客数の推移:日本政府観光局(JNTO)訪日外客統計より訪日ラボ作成

訪日イギリス人消費額最新データ:4-6月期687億円

続いて、観光庁が発表しているインバウンド消費動向調査です。

2026年4-6月期の訪日イギリス人旅行消費額は687億円(前年同期比0.4%増)となり、前年からほぼ横ばいの水準を維持しました。
▲訪日イギリス人旅行消費額2025年と2026年の比較:観光庁 インバウンド消費動向調査より訪日ラボ作成
▲訪日イギリス人旅行消費額2025年と2026年の比較:観光庁 インバウンド消費動向調査より訪日ラボ作成

1人当たり消費額は45万6,493円

1人当たり消費額を見てみましょう。

2026年4-6月期の訪日イギリス人の1人当たり消費額は、45万6,493円(前年同期比3.1%増)でした。全市場の1人当たり消費額(24万4,457円)と比較すると21万2,036円高く、全市場のなかでメキシコ中東に次いで3番目に高い金額となっています。また2025年と比べると、1人当たり消費額は1万3,765円多くなりました。

平均泊数を見てみると、4-6月期は14.1泊(同2.6泊減)でした。観光・レジャー目的においても、平均泊数は13.0泊(同1.0泊減)、消費額は49万6,886円(同6.0泊増)となっていることから、1日当たりの消費額が増加していることがわかります。

▲訪日イギリス人の1人当たり消費額:観光庁 インバウンド消費動向調査より訪日ラボ作成
▲訪日イギリス人の1人当たり消費額:観光庁 インバウンド消費動向調査より訪日ラボ作成

1人当たり消費額の構成を見ると、最も大きな割合を占めたのは宿泊費で21万7,781円でした。次いで飲食費が10万6,005円、交通費が5万6,186円、買物代が5万4,214円、娯楽等サービス費が2万2,307円でした。

全市場のなかで宿泊費と飲食費が最も高くなり、交通費がメキシコスペインに次いで3番目に高くなりました。

また5つの費目のうち飲食費、交通費、娯楽等サービス費、買物代が前年同期を上回り、飲食費が1万円以上増加しました。

訪日客数とともに消費単価と消費額も順調に推移していることから、2026年全体の消費額は前年を上回って過去最高を更新すると考えられます。

関連記事:2025年の訪日イギリス人数は初の50万人超え、消費額は2,076億円で過去最高

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以上、イギリスの最新インバウンドデータを解説しました。訪日ラボでは、イギリスインバウンド動向に関する情報を日々発信していますので、ぜひご覧ください。

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※本記事では、以下のデータを用いて記事内容・グラフを作成しています。

  • 観光庁:訪日外国人消費動向調査およびインバウンド消費動向調査(※1人当たり消費額は全目的で算出、速報値を含む)
  • 日本政府観光局(JNTO):訪日外客統計(※速報値を含む)

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      訪日ラボ編集部

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