中国からの訪日旅行者の数は増え続けています。
2018年が838万人であった訪日中国人旅行者数は、2019年には959.4万人を記録しました。
これは2019年の訪日外国人全体の3,188万人のうち、30%にあたります。いまや訪日外国人のおよそ3人に1人が中国人です。
今回はそんな訪日中国人観光客にとっての中国での有名人、芸能人、それから中国で有名な日本人について調べてみました。
![▲[訪日外客数のシェアの比較]:JNTO 2018年と2019年の訪日外国人の数を、国籍別に円グラフで示したもの](https://static.honichi.com/uploads/editor_upload_image/image/8042/main_200117_monthly-pdf.png?auto=format)
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米誌フォーブス中国版「中国有名人ランキング」
中国では毎年、米誌フォーブス中国版が「中国有名人ランキング」を発表しています。
その2015版によると、
- 1位:范冰冰(ファン・ビンビン)
- 2位:周杰倫(ジェイ・チョウ)
- 3位:謝霆鋒(ニコラス・ツェー)
- 4位:成龍(ジャッキー・チェン)
- 5位:黄暁明(ホアン・シャオミン)
という結果でした。
中国社会で1番の有名人、女優・范冰冰(ファン・ビンビン)とは?
1位の女優、范冰冰(ファン・ビンビン)は、なんと3年連続でこのランキングの1位を独占しています。
中国で彼女を知らない人はいない、と言われる程の人気女優です。その美しさが魅力となっているのはもちろんのことですが、テレビディレクター、社長、歌手としても活動しており、様々な分野での活躍が注目されています。
日本のテレビCMにも出演していた
2010年から2011年にかけて放送していたサントリーの烏龍茶のCMに出演していました。
このCMでは彼女の美しさとともに、豪快な飲み方、食べ方が話題になりました。そんなお茶目な姿も彼女の魅力の一つなのかもしれません。
2位の周杰倫(ジェイ・チョウ)はおめでたい話題で有名人ランキングに
2位の周杰倫(ジェイ・チョウ)は、昨年女性タレントとの婚約から結婚、更に結婚後に妻の妊娠など、話題に事欠かなかったためランクインしました。
音楽活動の他に俳優として映画にも出演、更にはレストラン経営など多彩な人物です。俳優としての代表作は「ジェイ・チョウを探して」、「頭文字D」などです。
訪日中国人観光客では知らない人はいない日本人:俳優・矢野浩二
最後に、中国で有名な日本人を紹介します。北京在住の日本人の俳優、矢野浩二さんです。
彼は日本人ですが、2000年に中国テレビドラマ『永遠の恋人(中国語:永恒恋人)』の主役級の役に抜擢され、翌年2001年に中国に渡り活動しています。現在はバラエティー番組にも出演するなどしています。
約15年間中国で活動
約15年間中国で活躍していた矢野浩二さんですが、2016年から本格的に日本での活動を宣言しました。
理由は「日本文化に興味を持っている若者が多く、日本で活動したい気持ちがどんどん膨らんでいった」とコメントしています。
同インタビューではライバルは「くまモン」と宣言するなど、コミカルな面も披露しています。
インバウンド市場の拡大により、芸能人の現地活躍の場が広がる可能性も
中国有名人ランキング1位に輝いた女優のファン・ビンビンですが、我々日本人から見ても思わず見入ってしまうような美しい女優でした。
今後インバウンド事業が進み、ますます日本に中国、中国に日本の芸能人が進出、活躍の場を広げるかもしれません。そして矢野浩二さんのような人が中国と日本の橋渡しになるかもしれません。
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訪日中国人観光客インバウンドデータ集
データでわかる訪日中国人観光客
爆買いという流行も後押しし、2015年の中国人訪日外客数は前年の約2倍となる499万人となりました。また、2015年の訪日中国人によるインバウンド消費額は約23万円で前年比10%増程度ですが、訪日外客数増加の後押しをうけ、訪日中国人全体のインバウンド消費額はなんと5,583億円。
訪日中国人観光客の特徴
'爆買い'という流行語が現れるほどに存在感を放っている訪日中国人観光客。日本国内でも大きな注目が集まっており、彼らに関するニュースやコラムを目にする機会は少なくありません。
訪日中国人観光客が中国国内でよく見る人気のWEBサイト一覧・解説
中国はご存じのとおり、facebookやtwitterが閲覧できないほど非常に厳しいネット規制があります。中国国外のWEBサイトの検閲規制がかかっていたり、サーバードメインも現地法人がないと取得できなかったりと、様々な壁が存在します。
訪日中国人観光客が愛用するスマホSNSアプリ事情(1):WeChat(微信)
訪日中国人観光客の増加に伴い、インターネットを活用したインバウンドマーケティングへの関心が高まっています。しかし、中国のネット事情は日本とは大きく異なります。
訪日中国人観光客が愛用するスマホSNSアプリ事情(2):テンセントQQ
訪日中国人観光客が必携としているコミュニケーションツールをWeChat(微信)のほかにひとつだけ挙げるとしたら、それはテンセントQQ( 騰訊QQ、Tencent QQ; 以下、QQと略)だといえるでしょう。
訪日中国人観光客が愛用するスマホSNSアプリ事情(3):Weibo(微博)
訪日中国人観光客が常用するアプリとしてWeChat(微信)とQQを取り上げましたが、Weibo(微博)も忘れてはなりません。「微博」は中国語で“ウェイボー"と読み、ミニブログ、マイクロブログという意味です。
訪中国人観光客が愛用するスマホSNSアプリ事情(4):人人網(レンレンワン)
訪日中国人観光客が常用するサービスとして、WeChat(微信)、QQ、Weibo(微博)をご紹介してきました。いずれもTwitter(ツイッター)、Facebook(フェイスブック)の良い所どりをしながら機能の充実を図ってきており、若干の不確定要素をはらみながらも、中国の3大SNSとして大きな存在感を誇示しています
訪日中国人観光客が愛用するスマホSNSアプリ事情(番外編1):ネット規制のアプリへの影響&ニュースアプリ篇
昨年(2015年)以来、中国経済を語るうえで重要なキーワードとなっているものに「互聯網(フーリエンワン)+」(インターネットプラス)があります。これは中国国務院(日本の内閣に相当)総理の李克強氏が唱えたコンセプトです。
訪日中国人観光客が愛用するスマホSNSアプリ事情(番外編2):ネットラジオ篇
「読みたい記事」が自在にカスタマイズできる「今日頭条(ジンジートウティアオ)」がニュースアプリの定番となる一方、「聞きたい番組」を自由自在に取捨選択できるネットラジオアプリも人気を集めています。
【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」
インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。
本イベントでは「顧客への情報アピール」「顧客体験(ゲストエクスペリエンス)」「運営のデジタル化」など、施設運営に必要なをテーマを、市場の最前線を走るエキスパートたちが集結。お客様が施設を見つける「旅マエ」から、実際に滞在する「旅ナカ」まで、あらゆるフェーズにおける最新戦略と成功事例を徹底解説します。
<本セミナーのポイント>
- 変わりゆく市場の状況と、今後注目のトレンドを把握できる
- 旅マエの顧客行動を理解し、集客・予約率アップのヒントが得られる
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詳しくはこちらをご覧ください。
→宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」【7/3開催】
【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
→「THE INBOUND DAY 2025」特設ページを見てみる
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
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この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
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