前回の記事
インバウンド向けサイトまとめ:訪日外国人観光客メディアの訪問者数ランキングTOP10
近年インバウンドビジネスの高まりとともに、
【続編】訪日外国人観光客向けメディアまとめ:訪問者数ランキングTOP20
先日の記事「訪日外国人観光客向けメディアまとめ:訪問者数ランキングTOP10」が好評でしたので、その続編として、TOP11から20までをご紹介します。最近のインバウンド市場の盛り上あがりにしたがって、訪日外国人観光客向けに日本の観光情報や日本文化を紹介する「インバウンドメディア」が増えてきています。観光庁が発表する訪日外国人の消費動向調査によれば、訪日外国人観光客は、訪日観光の情報収集をスマホやパソコンを使ってホームページから情報収集をする割合が高い傾向にあります。それでは、実際にはどのメ...
の続編です。
前回記事でもお伝えしている通り、訪日外国人観光客向けに日本の観光情報や日本文化を紹介する「インバウンドメディア」が増えてきています。
観光庁が発表する訪日外国人の消費動向調査においても、ホームページから情報収集をする訪日外国人観光客が多くいます。
続編として、訪日外国人観光客に人気のメディアを調査。TOP21から30までをご紹介します。
今回も、SimilarWebを活用して、月間訪問者数をもとにランキングを作成しました。なお、訪問者数については調査時の2016年7月現在の数値です。
それでは見ていきましょう。
【訪日ラボは、8月5日にインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を開催します】
会場での開催に加え、一部講演ではオンライン配信(参加費無料)も実施!さらに、チケットを購入した方限定でアーカイブ配信も予定しています。
ご来場が難しい方や当日ご都合が合わない方も、この機会にぜひご参加ください。
21位:All About Japan ー 月間18.88万人
日本でも有名な生活総合情報サイト「All About」が海外向けに日本情報を発信しているメディアが「All About Japan」です。
そもそもAll Aboutは2013年から内閣府の受託で、日本政府の施策や取り組み、日本文化を紹介する政府広報誌「Highlighting JAPAN」を制作している実績があります。そこからさらにユーザー目線に、つまり“外国人目線で日本の魅力を発掘・発信”することを目的に、 国内外在住の外国人ライターが外国人目線で日本情報を発信しています。
サイトURL |
http://allabout-japan.com/en/ |
月間訪問者数 |
18.88万人 |
対応言語 |
英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語、タイ語 |
22位:ZEKKEI Japan ー 月間13.65万人
以前、外国人に人気のFacebookページをまとめた訪日ラボ記事でも登場したこちらの「ZEKKEI Japan」。
日本人が絶賛する風景の数々を外国人向けに紹介するというコンセプトで運営されており、記事もビジュアルに重点が置かれています。外国語版のコンテンツは、基本的に日本語版コンテンツの翻訳、という形式で執筆されている模様。Facebookページでは130万人のファンがいます。
サイトURL |
http://zekkeijapan.com/ |
月間訪問者数 |
13.65万人 |
対応言語 |
英語、中国語(簡体字・繁体字) |
23位:Wasabi ー 月間13.51万人
ワサビのように刺激的な情報を世界に向けて発信していくことがコンセプトの「Wasabi」は、伝統文化だけでなく、未来へつながる現代の日本カルチャーを伝えています。
以前はフィギュア、同人誌といったサブカルチャーがメインコンテンツだったものの、現在ではショッピング、カルチャー、ファッション、フードなど11項目で構成。
今年の1月のプレスリリースによると月間ユニークユーザー数が100万を超えたとのことなので、SimilarWebの数値はかなり低めに出ている模様。メイン客層は10代〜30代とのこと。
サイトURL |
http://wasa-bi.com/ |
月間訪問者数 |
13.51万人 |
対応言語 |
英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語、タイ語、スペイン語、フランス語 |
24位:Japan-Zone ー 月間13.26万人
「Japan-Zone」は定期的にニュースや投稿が流れるメディアというよりかは、日本の役立つ情報がのっているWiki的なイメージが強いです。
サイトのヘッダーにある「Cultural Japan」に配されるページは、訪日ラボで言う所の「インバウンドデータ集」に近く、データでわかる訪日中国人のような、解説ページで構成されています。
サイトURL |
http://www.japan-zone.com/ |
月間訪問者数 |
13.26万人 |
対応言語 |
英語 |
25位:Tokyo Girls’ Update ー 月間11.95万人
こちらも、外国人に人気のFacebookページをまとめた訪日ラボ記事で登場した「Tokyo Girls’ Update」のWEB版です。
原宿系や渋谷系と呼ばれるポップカルチャーや若手女性アイドルによる芸能活動を、日本の「カワイイ」カルチャーとして発信しています。メディアとしてのコンバージョンは有料会員登録とアイドルプロモーション。フェイスブックページのファン数は500万人強です。
サイトURL |
http://tokyogirlsupdate.com/ |
月間訪問者数 |
11.95万人 |
対応言語 |
英語、中国語(簡体字・繁体字)、フランス語 |
26位:VISIT JAPAN 日本旅遊活動 ー 月間11.7万人
国土交通省の観光庁が実施しているVISIT JAPAN CAMPAIGNの公式サイトが「VISIT JAPAN 日本旅遊活動」です。
繁体字サイトしか存在しないので、主に訪日台湾人観光客、訪日香港人観光客がメインターゲットの模様。SimilarWebにおいても、台湾からのアクセスが多いようです。
サイトURL |
http://www.visit-japan.jp/ |
月間訪問者数 |
11.7万人 |
対応言語 |
中国語(繁体字) |
27位:Go Japan Go ー 月間11.27万人
「Go Japan Go」は2001年から存在するオーストラリア発の老舗メディアです。ホテル情報を中心に訪日旅行の情報を掲載しています。
老舗というだけあって、サイトデザインやページ構成は全近代的で、やや必要な情報にたどり着きづらいものの、Wiki的にディープな日本の情報が詳細に解説されています。
サイトURL |
http://www.gojapango.com/ |
月間訪問者数 |
11.27万人 |
対応言語 |
英語 |
28位:JAPAN ATTRACTION ー 月間10.94万人
「JAPAN ATTRACTION」は日本のイベント情報を訪日外国人観光客向けに紹介するサイトです。運用は日本の株式会社ディ・キッズ。
特徴はそのイベントの検索方法。イベント紹介に特化しているため、イベントのカテゴリー、日付、開催場所で絞り込み検索することができます。
サイトURL |
http://japan-attractions.jp/ |
月間訪問者数 |
10.94万人 |
対応言語 |
英語 |
29位:东京攻略 ー 月間9.02万人
「东京攻略」は訪日中国人観光客向けのポータルサイトです。サイト名は『東京攻略』を中国語簡体字で表記。中国では何かの分野について、自分の知識や体験に基づいて詳しく書かれた、無駄のない楽しみ方を紹介する情報を「攻略」と呼びます。
日本在住の中国人がコンテンツの企画・編集・ライティングを担当することによって、東京の観光・ショッピング・グルメに関する正確な情報を、中国人が好む「攻略」と呼ばれる記事形式で紹介しています。運営は日本のWEB企業株式会社あとらす二十一。
サイトURL |
http://www.dongjinggonglue.com/ |
月間訪問者数 |
9.02万人 |
対応言語 |
中国語(簡体字) |
30位:Japan-i畅游日本(ちんゆう日本) ー 月間7.79万人
マイナビが発行する訪日中国人、訪日香港人、訪日台湾人向けのフリーペーパーのWEB版がこちらの「Japan-i畅游日本(ちんゆう日本)」です。
訪日観光前に見る日本の情報サイトとして観光・日本の文化・ファッション・買い物情報等を発信しています。その情報量はマイナビによると約1万ページとのこと。その他、関連事業として商品・店舗/施設・クーポン情報を配信する無料のクーポンアプリを運営しています。
サイトURL |
http://www.japan-i.jp/chs/ |
月間訪問者数 |
7.79万人 |
対応言語 |
中国語(簡体字・繁体字) |
訪問数TOP1〜20を紹介している前回の記事はこちら
インバウンド向けサイトまとめ:訪日外国人観光客メディアの訪問者数ランキングTOP10
近年インバウンドビジネスの高まりとともに、
【続編】訪日外国人観光客向けメディアまとめ:訪問者数ランキングTOP20
先日の記事「訪日外国人観光客向けメディアまとめ:訪問者数ランキングTOP10」が好評でしたので、その続編として、TOP11から20までをご紹介します。最近のインバウンド市場の盛り上あがりにしたがって、訪日外国人観光客向けに日本の観光情報や日本文化を紹介する「インバウンドメディア」が増えてきています。観光庁が発表する訪日外国人の消費動向調査によれば、訪日外国人観光客は、訪日観光の情報収集をスマホやパソコンを使ってホームページから情報収集をする割合が高い傾向にあります。それでは、実際にはどのメ...
【7/9開催】消費額1.7兆円超!最新中国インバウンド市場の攻略ポイント
2024年、訪日外国人による旅行消費額は過去最高の約8兆1,257億円を記録。 そのうち中国は1.7兆円超(全体の約21%)と圧倒的な1位を占めており、宿泊日数や訪問者数でもトップクラスの存在感を示しています。
これだけ市場が大きく、経済インパクトのある中国インバウンド。 いま多くの企業が「中国向けに本格的な戦略を立てるべきではないか?」と検討を始めています。
しかし中国では、Googleをはじめとする多くのサービスに規制があり、中国現地のSNSや地図サービスを活用するなど、独自のカスタマイズされた対策が必要です。
本セミナーでは、インバウンド戦略の基本を押さえた上で、「中国市場の最新動向」と「具体的な対策」について、わかりやすく解説します。
<本セミナーのポイント>
- インバウンド戦略の基本が学べる!
- 中国インバウンド市場の規模と最新トレンドがわかる!
- 中国特有のSNS・地図アプリを踏まえた対応策を学べる!
詳しくはこちらをご覧ください。
→消費額1.7兆円超!最新中国インバウンド市場の攻略ポイント【7/9開催】
【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
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詳しくはこちらをご覧ください。
→「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年6月後編】
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