民泊専門の知恵袋「HOST BOARD」:民泊ホストが民泊運営での疑問を解決できるプラットフォーム

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法規制の緩和やインバウンド向け宿泊施設の不足、比較的手軽に始めることができるという特性を背景に、Airbnb(エアビーアンドビー)など「民泊ビジネス」が日本でも急速に広まりつつあります。

民泊ビジネス」とは、一軒家やマンション、オフィスなどの空室を民泊用の宿泊施設として貸し出し、収入を得るビジネス形態を指します。

しかし、民泊ビジネスを検討している国内の不動産業界や一般人にとって、空き室を所有していても、ノウハウがない限り、それらを宿泊施設を効率的に民泊として活用するのは難しいことです。

こうした背景をもとに、民泊業界のホストや民泊関連事業者向けに、新しいコミュニティーサイトが誕生します。

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民泊のホストのためのコミュニティーサイト:HOST BOARDが誕生!

トーキョーサンマルナナ株式会社は、2017年1月19日より、民泊のホストのためのコミュニティーサイト「HOST BOARD」を開設します。

今回ご紹介しているウェブサイト「HOST BOARD」。一体どのようなサービスなのでしょうか?

民泊ホスト同士や民泊関連事業者が情報共有するためのコミュニティーサイト

「HOST BOARD」は、民泊を運営しているホスト(宿泊施設提供者)や、民泊関連事業者(民泊運用代行サービスなど)が民泊に関連する情報を共有することができるコミュニティーサイトです。

「HOST BOARD」は、これらの民泊ホスト同士や、民泊ホストと民泊関連事業者を繋げることができ、現状の民泊事業における課題の多くを解決することができるとのこと。

先述の通り、2017年1月19日がサイトのオープン日となりますが、それに先駆け、2016年12月19日より「HOST BOARD」を利用したいホストの登録受付を開始しています。

民泊のホストのためのコミュニティーサイト「HOST BOARD」には、具体的にどのような特徴があるのでしょうか?

 

民泊ホストのための情報共有サイト HOST BOARD:一体どのような特徴が?

登録しているホスト同士で民泊に関する課題を解決

ホスト同士での問題解決例:「HOST BOARD」より

ホスト同士での問題解決例:「HOST BOARD」より

「HOST BOARD」では、登録しているホストが民泊運営に関する質問を投稿することができ、またそれに対する回答も投稿することができます。

「HOST BOARD」に寄せられた「質問及び回答」は、サイト上に蓄積され、後ほど質問内容をジャンル分けすることで、同様の課題を抱えているホストが瞬時に自らの課題の回答を検索できるような仕組みになるとのこと。

民泊関連業者からのプロフェッショナルな回答ももらうことが可能

専門家を通じた問題解決例:「HOST BOARD」より

専門家を通じた問題解決例:「HOST BOARD」より

また、「HOST BOARD」では、公式アカウントとして民泊関連事業者のアカウントも、審査のうえ発行します。

これにより、一般の民泊を運営するホスト同士では解決できないような課題に関しても、専門的な知識・経験をもつプロフェッショナルな民泊関連事業者から、無料で回答をもらうことができるようになります。

多岐にわたる機能を提供:質問投稿 回答のお気に入り保存 回答者レビューなど

民泊のホストのためのコミュニティーサイト「HOST BOARD」では、機能の一部として、

  • 質問投稿
  • 通常投稿
  • 回答のお気に入り保存
  • LINEからの質問・回答

などが導入されるとのこと。

また、回答者を5段階評価でレビューすることもできます。

民泊運用代行サービスとの併用が可能か:それぞれに合った民泊運用が可能に

今回取り上げている民泊のホストのためのコミュニティーサイト「HOST BOARD」は、訪日ラボでもご紹介している各種民泊運用代行サービスとの併用が可能です。

例えば、個人ではなかなか手の回らないAirbnbなど民泊サービスのアカウント登録や宿泊ゲストへの対応、物件のリスティング化、収益の最大化などは、民泊運用代行サービスに委託して、個人でも対応しうる家電・備品などアメニティの購入に関する相談、クリーニング作業やハウスルールの作成、その他民泊運営に関する悩みごとについては、「HOST BOARD」を活用する、といった使い方も可能。

そのため、各種民泊運用代行サービスの提供する代行オプション(一部のみ代行など)+「HOST BOARD」を活用することにより、比較的安く民泊運用を行うことができます。

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まとめ:民泊ホストに便利なコミュニティーサイトが誕生

民泊運営を行うホストに便利なコミュニティーサイト「HOST BOARD」が来年1月よりオープンします。

今までであれば、多くの民泊ホストが抱く疑問・質問を集積したプラットフォームは存在していなかったため、「HOST BOARD」は、インバウンド需要が高まる日本の民泊ビジネスにとって革新的なサービスとなるかもしれません。

<参照>

【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」

インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。

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宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」【7/3開催】

【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」

2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。

「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。

初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。

参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。

<こんな方におすすめ>

  • インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
  • 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
  • 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
  • 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
  • インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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