高まる富裕層向けサービス需要を民泊ビジネスに応用できるかも?150か国以上で展開されている謎の完全会員制民泊サイトLove Home Swap(ラブホームスワップ)とは?

THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ- アーカイブ無料配信中
完全無料 口コミアカデミー 「インバウンドの教科書」出ました! 国別・都道府県別データ・トレンドをカバー 見てみる

ホテル旅館など一般的な宿泊施設を利用するよりも安価であることや、インターネットの普及、シェアリングエコノミーサービスの流行などを理由に、世界的で旅行時に「民泊サービス」を活用する観光客が増えています。2017年2月15日の米フォーチュン誌によると、民泊サービス最大手であるAirbnbは、2020年までに35億ドル(日本円でおよそ3500億円)の年間売上を達成する見込みとのこと。

このように世界的規模で見ても大きなマーケットになっている「民泊市場」。日本でも民泊ビジネスが普及の一途をたどっており、中でもAirbnbを通じて民泊運用を行うケースが多々。しかし、世界にはAirbnb以外にも多種多様な民泊サイトが存在しています。

今回は、民泊サイトLove Home Swap(ラブホームスワップ)をご紹介。

民泊はAirbnbだけじゃない!ホスト必見の海外で有名な民泊サイトまとめ9選

ホテルや旅館など一般的な宿泊施設を利用するよりも安価であることや、インターネットの普及、

民泊についてより詳しい資料のダウンロードはこちら

訪日ラボのメールマガジン登録はこちら>(無料)

Love Home Swap(ラブホームスワップ)とは?英ロンドン発の富裕層向け会員制民泊サイト

Love Home Swap(ラブホームスワップ)キャプチャ

Love Home Swap(ラブホームスワップ)キャプチャ

Love Home Swap(ラブホームスワップ)とは、イギリス・ロンドンのスタートアップ企業により設立された 会員制かつ富裕層向けの民泊サイト です。

150か国以上&37,000人以上のホストを登録!

Love Home Swap(ラブホームスワップ)は、ヨーロッパを中心に世界150か国以上に展開しており、37,000人以上の民泊物件がリスティング されています。今回ご紹介しているLove Home Swap(ラブホームスワップ)には、一体どのような特徴があるのでしょうか?

Love Home Swap(ラブホームスワップ)の特徴①:完全会員制]条件が会った会員同士で民泊物件を貸し借りできる!

民泊サイトLove Home Swap(ラブホームスワップ)の特徴の1つ目は、期間や日程、予算など条件が合った会員同士 が、休暇などの一定期間、家や別荘を交換するサービス運営になっている点。Love Home Swap(ラブホームスワップ)の会員になるためには、

  • ライトプラン:年間$240(日本円で約26,600円)
  • スタンダードプラン:年間$276(日本円で約30,700円)
  • プラチナムプラン:年間$408(日本円で約45,000円)

のいずれかの料金を払う必要があります、比較的高い料金設定となっており、月々で割っても2,000円以上はかかる計算です。会員の平均年齢は、46歳とやや高め。

Love Home Swap(ラブホームスワップ)の特徴②:富裕層向け]ハイクラスかつユニークな民泊物件がずらり

先ほどの会員の料金プランとも絡んでくるところですが、Love Home Swap(ラブホームスワップ)のもう一つの特徴は、富裕者層向けの民泊サイト であるという点です。実際にリスティングされている民泊物件も、絶景の眺めを楽しめる高層マンションやプールつきの別荘から「タイ・コサムイ島の寝室が6つある家」や「19世紀に建てられたフランスのシャトー」などユニークなものまで、ハイクラスなものばかりです。

また、Love Home Swap(ラブホームスワップ)では、滞在が快適なものになるよう、Love Home Swapでは旅行サポートやコンシェルジュなどのサービスも提供。一般人というよりかは、長期休暇をとる経済的余裕がある富裕層向けの民泊サイトとなっています。

【訪日ラボ監修/無料】インバウンド対策を始めるなら「インバウンドの教科書」にお任せ


2015年は前年比35%増の富裕層が訪日!高まる富裕層向けサービスの需要?!

日本のインバウンド市場では年々富裕層と呼ばれる訪日外国人観光客の数が増え続けています。観光庁ビジット・ジャパン事業の実施に当たっての基本方針を定めた「平成28年度訪日プロモーション方針」には、

富裕層をターゲットとして、旅行先としての日本のブランドイメージを確立するためのプロモーションを実施する」-観光庁 平成28年度訪日プロモーション方針より

との記載があり、政府も富裕層訪日外国人観光客に注力している ことがわかります。世界の観光市場では、全世界の旅行者のうち僅か3%の超富裕層旅行者が、全世界の旅行消費25%を作り出しているともいわれ、観光立国として「富裕層」にターゲットを当てるのは、大切なことです。2015年度には、富裕層訪日外国人観光客は、対前年35%増となっている ともいわれ、日本においても富裕層の外国人観光客数は増えてきています。

このような富裕層を重点的なターゲットに、民泊ビジネスを行うことにも大きなチャンスがありそうです。

対前年135%を記録?富裕層の訪日外国人観光客を取り込む動き:「ILTM」の開催やインバウンド向け高級飲食店予約サービス・リムジンサービスな

中国や東南アジア諸国などを対象にしたビザの条件緩和や、


増加する富裕層 訪日客のコト消費が背景に:人気を集める高級宿泊予約サイトReluxがインバウンド事業を拡大

中国や東南アジア諸国などを対象にしたビザの条件緩和や、


訪日香港人は和歌山県白浜町で320億円消費してる!?inbound insightでわかる本当のインバウンド消費

観光庁より発表される

まとめ:富裕層の増加を民泊ビジネスに応用できるチャンス?

今回は、英ロンドン発の富裕層向け会員制民泊サイトLove Home Swap(ラブホームスワップ)をご紹介しました。

特徴は、
- 条件が会った会員同士で民泊物件を貸し借りする完全会員制 - 富裕者層向けのハイクラス民泊物件をリスティング

の2つです。これからも増えることが予測される富裕層訪日外国人観光客向けに対しても民泊ビジネスを展開してみてもおもしろいかもしれません。

富裕層インバウンド対策には顧客満足度向上が重要!受け入れ環境整備についてより詳しい資料のダウンロードはこちら

「翻訳・多言語化」の資料をDLして詳しく見てみる

「多言語サイト制作」の資料をDLして詳しく見てみる

バーコードやQRコードを活用した多言語ソリューション「多言語化表示サービス」の資料をDLして詳しく見てみる

お手軽に通訳対応できる「テレビ電話型通訳サービス」の資料をDLして詳しく見てみる

<参照> - Love Home Swap(ラブホームスワップ):公式ホームページ - ネットメディア攻略研究所 | SNSの専門家落合正和公式Blog:インバウンド:日本には超富裕層外国人観光客の”爆遊”を取り込む施策が足りない - マイナビニュース:会員制の家交換サービス「Love Home Swap」、家レンタル事業にも進出

【10/21開催】今こそ見直したい、EC・店舗のカスタマージャーニーの重要な3つのフェーズ 〜集客・購買・リピート施策をアップデート〜


顧客が商品を知り、購入し、継続的に選び続けてもらうまでの一連の体験(カスタマージャーニー)には、フェーズごとに異なる課題と有効なアプローチがあります。

本ウェビナーでは、「実店舗・ECへの集客」「シームレスな購買体験の提供」「ロイヤル顧客の育成」の3つの重要フェーズに着目。小売企業が今注力すべき施策と、その成果につなげるためのポイントをわかりやすく解説します。

マーケティング・販促・デジタル推進に携わる皆さまにとって、課題解決のヒントとすぐに実践できるアイデアが得られる内容です。ぜひご視聴ください!

<セミナーのポイント>

  • Googleサービスと在庫情報を連携させ、“実店舗・ECどちらにも送客できる最新手法”が学べる!
  • 実店舗とECの購買データを統合し、“チャネルをまたいだシームレスな購買体験”の設計方法がわかる!
  • 購入者を“ロイヤル顧客”へと育てるための、導線設計とコンテンツ施策が学べる!

詳しくはこちらをご覧ください

【10/21開催】今こそ見直したい、EC・店舗のカスタマージャーニーの重要な3つのフェーズ 〜集客・購買・リピート施策をアップデート〜

【10/24開催】インバウンド好調の流れはこのまま続くのか?今後の見通しと、今やるべきこと


かつてない好調ぶりを見せているインバウンド。2025年の訪日外国人客数は4,000万人超と予測されていますが、「今後もこの流れは続くのか」「今と同じ戦略でビジネスを伸ばせるのか」懸念を抱いている人は少なくないでしょう。

そこで本セミナーでは、これまでのデータからインバウンド市場の今後を予測し、いま取るべき行動や準備すべきことを解説します。

インバウンド事業に携わる皆さまにとって、ご自身のビジネスに役立つヒントが得られる内容です。ぜひご視聴ください!

<セミナーのポイント>

  • 最新のインバウンド動向と今後の見通しがわかる
  • 専門家3名による議論から、インバウンドの今後の動きに対してやるべきことがわかる
  • 短期的に役立つ施策の話から、中長期的に考えていかなければならない戦略の議論まで、幅広く聴くことができる

詳しくはこちらをご覧ください。

【10/24開催】インバウンド好調の流れはこのまま続くのか?今後の見通しと、今やるべきこと

訪日ラボ主催「THE INBOUND DAY 2025」アーカイブ配信中!

訪日ラボを運営する株式会社movが8月5日に開催した、日本最大級のインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」のアーカイブ動画が公開中です。

アーカイブ配信では、元大阪府知事の橋下 徹氏と大阪観光局理事長の溝畑 宏氏による基調講演のほか、脳科学者の茂木 健一郎氏、日本文学研究者のロバート・キャンベル氏、アパグループ 社長兼CEOの元谷 一志氏などの貴重な講演の様子を一挙公開(一部を除く)。

参加できなかった方はもちろん、もう一度議論を見直したい方も、ぜひご覧ください。

視聴はこちら(無料)

【インバウンド情報まとめ 2025年10月前編】中国の大型連休「国慶節」8日に終了、2025年も日本人気が続く ほか


訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。

この記事では、主に10月前半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。

※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。

口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。

詳しくはこちらをご覧ください。

中国の大型連休「国慶節」8日に終了、2025年も日本人気が続く ほか:インバウンド情報まとめ【2025年10月前編】

今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」

スマホ最適化で、通勤途中や仕込みの合間など、いつでもどこでも完全無料で学べるオンラインスクール「口コミアカデミー」では、訪日ラボがまとめた「インバウンドの教科書」を公開しています。

「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!その他、インバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い役立つコンテンツが盛りだくさん!

→ 【無料】「インバウンドの教科書」を見てみる

完全無料 口コミアカデミー 「インバウンドの教科書」出ました! 国別・都道府県別データ・トレンドをカバー 見てみる

関連インバウンド記事

 

役にたったら
いいね!してください

この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客インバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!

プロモーションのご相談や店舗の集客力アップに