山陰インバウンド機構の取り組み、島根県の成功事例:Web上での集客方法がすごい!効果的なインバウンド向けPR方法から学べる5つのこと

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楽天トラベルの「人気上昇都道府県・人気都道府県ランキング」によると 島根県は2016年と比較して135.0%増の訪日外国人観光客の宿泊数を記録 しました。この伸び率は全国でもっとも大きい数値でした。

島根県が、2017年の地方誘致において大きな成功を収めたといえる理由の1つが 日本版DMOである山陰インバウンド機構に参加していたこと です。山陰インバウンド機構では観光客向けに 広域観光周遊ルート「縁の道~山陰~」を整備 しており、訪日外国人観光客から大きな人気を博していました。

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山陰インバウンド機構「縁の道~山陰~」とは:鳥取県~山口県を結ぶ観光周遊ルート

「縁の道~山陰~」概要:山陰インバウンド機構が整備「縁の道~山陰~」公式ウェブサイトより

「縁の道~山陰~」概要:山陰インバウンド機構が整備「縁の道~山陰~」公式ウェブサイトより

山陰インバウンド機構が整備する「縁の道~山陰~」とは鳥取県・島根県から山口県萩市を結ぶ観光周遊ルートです。中国山地を背景に日本海に面するこの観光ルート上には、多くの観光スポットや美しい自然景観が位置しています。

山陰インバウンド機構が整備する「縁の道~山陰~」は、公式ウェブサイトにて情報を配信しており、公式facebookアカウントでは500件以上のいいねを獲得 しています。ウェブ上のインバウンド対策によって多くの訪日外国人観光客の人気を集めた山陰インバウンド機構 その効果的な施策に関して解説していきます。

山陰インバウンド機構公式サイト「緑の道~山陰~」が訪日客に人気の理由

[特徴①]日・中国繁体字・中国簡体字・韓・英・仏・露・タイの8か国語で情報を配信

山陰インバウンド機構公式サイト 緑の道~山陰~」の公式ウェブサイトは、日本語・韓国語・中国語(繁体字)・中国語(簡体字)・英語・フランス語・ロシア語・タイ語の8か国語で配信 されています。ウェブサイトを多言語化することでより多くの訪日外国人観光客に正確な情報を配信することができます。

[特徴②]鳥取と島根の英語版観光ガイドブックがダウンロード可能

島根の英語版ガイドブック:山陰インバウンド機構が整備「縁の道~山陰~」公式ウェブサイトより

島根の英語版ガイドブック:山陰インバウンド機構が整備「縁の道~山陰~」公式ウェブサイトより

山陰インバウンド機構公式サイト 緑の道~山陰~」の公式ウェブサイトでは、訪日外国人観光客向けに観光ガイドブックを配信 しています。ガイドブックは英語で制作されており、島根や鳥取の観光スポットやグルメ情報、歴史、文化などが紹介されています。ウェブ上で配信することで誰もが場所・時間を選ばずにガイドブックを入手することができます。

[特徴③]Instagram上で「#Sanin_stagram」のタグ付けを呼びかけ

山陰インバウンド機構が整備「縁の道~山陰~」公式ウェブサイトより

山陰インバウンド機構が整備「縁の道~山陰~」公式ウェブサイトより

山陰インバウンド機構公式サイト 緑の道~山陰~」の公式ウェブサイトでは、Instagram上で「#Sanin_stagram」とタグをつけて写真を投稿することを呼び掛けています。 以前の訪日ラボの記事でもご紹介したように地方誘致にはインスタ映えが鍵となってきます。例えば、岐阜県下呂市ではユーザーを巻き込んだフォトコンテストを実施したり、和歌山県では観光振興課、食品流通課、総務企画課など課ごとにInstagramのアカウントを運営。タイムリーで独自のコンテンツをユーザーに届けています。

安倍首相 インスタ開始し「地方創生の鍵はインスタ映えにあり!」と発言…その裏隠された意外な事実とは?

安倍首相がInstagramを開始したとのニュースが世間をにぎわせています。「2018年いよいよInstagram始めます。#安倍晋三 #初投稿 #初心者 #instagram」と自らの写真とともにInstagramに投稿した安倍総理。同投稿は2017年12月21日時点で約32,000件のいいねを獲得しており、アカウント自体のフォロワー数もすでに約78万人と影響力の大きさを伺うことができます。そんな安倍首相ですが、Instagramに関して興味深い発言 をしています。Googleマップによ...

[特徴④]動画で山陰の魅力を配信:4,500以上の高評価を獲得

YouTube上で「緑の道~山陰~」の観光名所や自然景観を紹介する動画を配信 しています。既に4,500件以上の高評価を獲得しており、英語や中国語などさまざまな言語でコメントが書きこまれています。近年のネット環境の整備、写真や文章の数千倍以上とも言われる情報量の多さ、多言語化の容易さから、動画コンテンツはインバウンド向けのPR方法として知られており、山陰インバウンド機構でも動画を通じて多くの訪日外国人観光客を誘致していることが予測できます。

動画・コンテンツ制作のインバウンド事例集

現在、「YouTuber」という新たな職業が人気を集めています。プロモーションの方法として以前から利用されてきた動画・コンテンツですが、近年再び注目を浴びています。インバウンドでも、自治体の制作した観光PR動画が大きな話題を呼ぶなど、現在、動画・コンテンツ制作によりインバウンド集客を行いたいという企業や自治体の方が増えています。このページでは、各業種における、動画・コンテンツ制作のインバウンド対策に関する事例をまとめています。

[特徴⑤]インバウンド向けアプリ「Visit San’in」を配信


「Visit San’in」 と呼ばれるアプリをGoogle PlayとApp Storeで提供しています。これは 「緑の道~山陰~」を訪れる訪日外国人観光客向けアプリ で、個人情報を入力することでGPS機能を利用して付近の観光スポットやレストランを検索したり、クレジットカードなどと連携することで観光スポットの入場料や各種旅行パッケージの支払いをすることができます。「Visit San’in」は「山陰インバウンド機構公式サイト 緑の道~山陰~」の公式ウェブサイトからもダウンロードできます。

山陰インバウンド機構の成功事例:島根県のWeb施策を参考に

2017年に多くの訪日外国人観光客の誘致に成功した島根県。その要因には山陰インバウンド機構に参加していることが挙げられます。山陰インバウンド機構ではウェブ上での情報配信に力を入れており、上記で挙げたような取り組みを行っています。公式ウェブサイト自体も山陰の風景や観光名所の画像をバックグラウンドに使用するなど魅力的なデザインで制作されており、 2018年に訪日外国人観光客地方誘致を検討する自治体は山陰インバウンド機構の取り組みを参考にするとよいかもしれません。

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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