[地方誘致]仙台市が欧米豪の誘致に成功した たった1つの理由とは?欧米豪インバウンド 狙うなら「体験型観光」に着目するべき!

公開日:2018年02月15日

インバウンド市場において企業や自治体のターゲットは多様化してきています。以前であればアジア圏出身の訪日外国人観光客がもっとも大きなターゲットでしたが、近年では 欧米豪圏・東南アジア圏出身の訪日外国人観光客を狙う企業や自治体も増加 しています。

こうした層の訪日外国人観光客を誘致する方法は多岐にわたりますが、宮城県仙台市では 「体験型観光」 をアピールすることで欧米豪圏の訪日外国人観光客の誘致に成功しているようです。

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仙台の案内所で「SENDAI EXPERIENCE」という体験型観光プログラムが訪日外国人から人気!

「SENDAI EXPERIENCE」:仙台ツーリストインフォメーションデスク 公式サイトより

「SENDAI EXPERIENCE」:仙台ツーリストインフォメーションデスク 公式サイトより

宮城県仙台市では、仙台に訪れるインバウンド向け観光案内所「仙台ツーリストインフォメーションデスク」にて訪日外国人観光客向けに体験型観光プログラムを提供 しています。

「SENDAI EXPERIENCE」と名付けられたこの取り組みでは、現時点で 14種類 におよぶアクティビティを訪日外国人観光客に提供しています。「藤崎百貨店見学ツアー」「仙台名物食べ歩きツアー」「地元人とめぐる横丁めぐりとはしご酒」「着物で松島海岸ぶらり街歩き」「伊達武将隊とまちめぐり」などユニークなラインアップとなっており、訪日外国人観光客に 仙台の名所や歴史・食文化などを体験してもらうことで仙台の魅力を発信 しています。こうした体験型観光プログラムは、欧米豪圏からの訪日外国人観光客から大きな人気を集めているようです。

体験型観光プログラムの問い合わせは欧米豪圏が4割を占めるかたちに:体験型観光は欧米豪圏の訪日客に好評!

河北新報の記事によると、仙台ツーリストインフォメーションデスクの利用者はこの1年間で約780人。利用者のうち 42.7%が欧米豪圏の訪日外国人観光客が占めている とのこと。

この数字は一見少なそうに見えますが、2016年の宮城県の訪日外国人観光客数の国籍別内訳をみてみると 約75%がアジア圏出身訪日外国人観光客であり、体験型観光プログラムを扱う仙台ツーリストインフォメーションデスクでは、欧米豪圏の訪日外国人観光客の利用率が高くなっている ことがわかります。

欧米豪圏は「日本文化の歴史・伝統文化体験」を楽しみに訪日している

訪日前に期待していたこととして「日本文化の歴史・伝統文化体験」を回答した人の割合

順位 国名 回答率
1位 フランス 46.3%
2位 アメリカ 43.7%
3位 カナダ 43.0%
4位 オーストラリア 41.3%
5位 ロシア 39.8%
6位 イギリス 37.8%
7位 ベトナム 33.4%
8位 ドイツ 31.6%

上記の表でご紹介しているように、欧米豪圏出身の訪日外国人観光客は「日本文化の歴史・伝統文化体験」を楽しみに訪日している 傾向があります。特に観光地の歴史や文化的背景を感じ取れる 「コト体験」 が欧米豪圏人気になっており、仙台市が提供するような体験型コンテンツは欧米豪圏の訪日外国人観光客を誘致・集客するうえで必要不可欠なものに なってくるでしょう。

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まとめ:注目を集める体験型観光:欧米豪圏狙うなら仙台市の取り組みを参考に!

仙台市では「仙台ツーリストインフォメーションデスク」にて体験型観光プログラムを訪日外国人観光客に紹介しています。アクティビティを通じてその土地の文化や歴史を学ぶことができる 体験型観光プログラムは欧米豪圏の訪日外国人観光客から人気を集めており、 これには欧米豪圏で 「日本文化の歴史・伝統文化体験」に対しての関心が高い ことが関係しています。欧米豪圏の訪日外国人観光客を地方に誘致するするのであれば今回の仙台市の取り組みを参考にするべきでしょう。

実は日本食やサブカルチャーと並ぶ訪日観光コンテンツ『日本庭園』

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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