インバウンド集客にインスタグラムを活用する方法 | 効果・事例・ハッシュタグ

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インバウンド対策にインスタグラムを活用する方法は?

2020年の東京オリンピックを控え、日本への注目度はますます高まっています。そんな中、インバウンド対策に活用すべきが人気SNSのインスタグラムです。なぜインスタグラムがインバウンド集客に効果的なのか?その理由や活用事例、ハッシュタグなどを解説します。


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▲インバウンド対策にインスタグラムを活用する方法は?

▲インバウンド対策にインスタグラムを活用する方法は?

安倍首相もインスタグラムを利用開始

安倍首相がインスタを開始されたのをご存じでしょうか。安倍首相もインスタグラムによる地方活性化に注目されており、特に地方への外国人誘致には「インスタ映え」が鍵であるとも発言しています。

安倍首相 インスタ開始し「地方創生の鍵はインスタ映えにあり!」と発言…その裏隠された意外な事実とは?

安倍首相がInstagramを開始したとのニュースが世間をにぎわせています。「2018年いよいよInstagram始めます。#安倍晋三 #初投稿 #初心者 #instagram」と自らの写真とともにInstagramに投稿した安倍総理。同投稿は2017年12月21日時点で約32,000件のいいねを獲得しており、アカウント自体のフォロワー数もすでに約78万人と影響力の大きさを伺うことができます。そんな安倍首相ですが、Instagramに関して興味深い発言 をしています。Googleマップによ...


インバウンド集客にインスタが効果的な理由

インスタグラムを用いたインバウンド集客はどのようなメリットがあるのでしょうか。その3つの理由を挙げます。

(1)10億人が利用するSNSである

インスタグラムの利用者数は年々増加傾向にあり、2018年には全世界のユーザー者数が10億人を突破しました。多くのユーザーに利用されているSNSのため、情報発信に利用しない手はありません。

(2)写真でアピールできる

TwitterやFacebookなどの文字主体のSNSとは異なり、インスタグラムは写真主体という特徴があります。そのため、外国語が理解できなくても写真でその国の魅力を伝えられるのは大きなメリットです。

(3)ハッシュタグ(#)で拡散できる

ハッシュタグとは、”#”マークの後ろにキーワードを指定することで、投稿をカテゴライズできる機能です。ハッシュタグを入れることで、同じハッシュタグを指定している別の投稿を瞬時に検索できます。このハッシュタグをうまく活用すれば、キーワードに関心の高いユーザーにハッシュタグ経由で情報を拡散できるのです。

インスタグラム活用のインバウンド集客事例

インスタグラムをインバウンド集客で活用することのメリットを説明してきました。つぎに、実際に企業や地方自治体がインスタグラムを活用してインバウンド集客を行っている事例を紹介します。

JNTO:日本政府観光局が地方各地の魅力を発信


▲出典:JNTO(日本政府観光局)公式インスタグラムアカウント「visitjapanjp」
▲出典:JNTO(日本政府観光局)公式インスタグラムアカウント「visitjapanjp」
1つ目の事例は、JNTO(日本政府観光局)が地方各地の魅力を発信するために作成した公式インスタグラムアカウント「visitjapanjp」です。

JNTOは2018年1月から2月にかけて、「Visit Japan Photo Contest 2018」を開催し、日本の食、伝統行事、風景などをテーマとした写真を募集しました。各テーマの写真を、テーマごとに用意されたハッシュタグを添えて投稿してもらうことによって、日本の魅力を多くの外国人に発信することに成功しています。

岐阜県 白川郷:65万人の外国人観光客を集客する村のインスタ活用術


▲出典:岐阜県の白川村の公式アカウント(shirakawa_go)
▲出典:岐阜県の白川村の公式アカウント(shirakawa_go)
続いて、岐阜県の白川村の公式アカウント(shirakawa_go)の事例です。

白川郷が外国人観光客に人気の理由の一つに、日本らしい自然と建築物が共存した風景があげられます。白川村の公式インスタグラムアカウント内でも、白川郷の風景を全面に押し出した写真を投稿することで白川郷の魅力の発信を行っており、2017年には海外から65万人の集客を達成しています。

横浜市:「インスタ映え」する夜景を中心に投稿

▲出典:横浜市の公式インスタグラムアカウント(findyouryokohama)
▲出典:横浜市の公式インスタグラムアカウント(findyouryokohama)

横浜市は2016年7月からインスタグラムを開始しており、毎月異なるテーマで写真の投稿を行っています。各テーマごとの横浜の魅力を伝えることで、海外からのファン増加およびブランドイメージの向上を目的とした運用を行っています。

インスタ「ハッシュタグ」の使い方を理解して外国人にPR

ここまで、インスタを活用すべき理由と、インスタを活用したインバウンド集客の事例を解説しました。しかし、実際にインスタグラムでのインバウンド集客を考えるとなると、ハッシュタグの活用と魅力的なコンテンツが重要になってきます。

つづいて、外国人観光客に魅力的に感じてもらえるような投稿や、ハッシュタグの使い方について説明します。

写真で魅力が伝わるか

インスタグラムはテキストではなく画像メインのSNSです。動画や写真でいかに魅力を伝えられるかが重要です。

日本の地方には、海外ではなかなか見られないような素晴らしい景色、インスタ映えするスポットがたくさんあります。地方創生とインスタによるインバウンド集客の相性は高いといえます。ただし、発信を行う際はユーザーのニーズを考え、押し売りになってしまわないように注意しましょう。

外国人がよく使う旅行を意識したハッシュタグを使う

ハッシュタグを活用する場合、外国人がよく使用するハッシュタグを使用することが重要です。

特に「日本旅行」をこれからしたい、もしくは現在行っているユーザーが検索しやすいハッシュタグとして、「#japantrip」「#japantravel」などは、非常によく使用されています。これらのハッシュタグを使用することで、外国人観光客に目にしてもらえたり拡散してもらえたりする可能性が高まります。

場所やカテゴリーを表したハッシュタグを使う

また、地名や店名などをハッシュタグとして使用することも有効です。たとえば、「#tokyo」「#hokkaido」「#kinkakuji」などです。

地名や店名をハッシュタグに入れると、その場所を訪れようとしている外国人にアピールできます。ただし、有名ではない観光地の場合はそもそも検索されない可能性もあります。ある程度投稿数の多い、有名な場所のハッシュタグを使用しましょう。

来店した外国人観光客にハッシュタグをつけて投稿してもらう

お店やサービスの宣伝を目的とするのであれば、外国人観光客の方に、オリジナルのハッシュタグをつけて口コミの投稿をお願いしてみるのも一つの手です。

依頼方法はチラシを作成したり、直接お願いをしてみたりとさまざまな方法があるでしょう。

インスタグラムを活用して効果的なインバウンド集客を

この記事では、インスタグラムを活用したインバウンド集客が効果的な理由、事例などを解説しました。自社でインスタグラムアカウントを運用するのが大変な場合は、運用代行業者を活用するという手段もあります。

インバウンド集客に課題を感じる方は、施策の一つとしてインスタグラム活用を検討してみましょう。


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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客インバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!

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