北海道胆振東部地震後に追加調査を実施
株式会社日本政策投資銀行(以下、DBJ)は、北海道観光に対するインバウンドの意向や自然災害の影響の傾向についてまとめた調査レポート「DBJ・JTBFアジア・欧米豪 北海道観光に関する訪日外国人旅行者の意向調査(2018年度版)」を発行しました。

インバウンドの満足度向上につながる誘客策が重要
北海道を訪れるインバウンド数は、2017年度、279万人と、6年連続で過去最多を更新しました。しかし、昨年9月に発生した北海道胆振東部地震による影響は大きく、宿泊施設のキャンセルが相次ぐなど、観光消費影響額は、昨年9月末時点で356億円にのぼったといいます。
10月に実施された災害調査によれば、日本は自然災害からの復旧が早いと高い評価を得ている一方で、発災時のインバウンドへの対応については低い評価でした。
北海道胆振東部地震により、北海道旅行を控えているインバウンドに対しては、復興情報の発信に加え、被災時の安全確保に関するPRを行うことで、災害不安の払拭に努めることが望ましいとしています。
また、多言語化を進め、停電や通信障害が発生したとしてもインバウンドが安心して情報を得られる安全確保策を整備する必要も指摘されています。
道内の各観光地については、一度訪れると再訪意欲が増す傾向が強く、アジアからのインバウンドには自然見物や雪景色観光、欧米豪からでは、歴史的建築物や世界遺産を巡りたいといった意識が高いことから、今後も、北海道の自然やアクティビティなど、北海道ならではの優位性をいかした誘客策が求められます。
(画像はDBJのホームページより)
インバウンド市場や各国の訪日外国人に関する調査やもっと詳しいインバウンドデータ知るには?
▼外部リンク
株式会社日本政策投資銀行 プレスリリース
https://www.dbj.jp/
【11/19開催】『三田製麺所』直伝!インバウンドの口コミを店舗運営に活かす戦略を紹介

「すべての人に、満腹と幸福を」をミッションに、ラーメンや居酒屋など多彩な飲食ブランドを展開している「エムピーキッチン」。
中でも『つけ麺専門店 三田製麺所』では、国内外のお客様から寄せられた口コミを集めて分析し、メニュー・接客・店舗づくりの改善に活かしています。
そこで訪日ラボでは、『三田製麺所』が実践するインバウンド口コミ戦略を深堀りするセミナーを開催します。
インバウンド事業に携わる皆さまにとって、ご自身のビジネスに役立つヒントが得られる内容です。ぜひご視聴ください!
<セミナーのポイント>
- 最新のインバウンド概況が学べる!
- なぜインバウンド対策が必要なのかがわかる!
- 口コミ活用の重要性がわかる!
-
三田製麺所の実践例から学べる!
→【11/19開催】『三田製麺所』直伝!インバウンドの口コミを店舗運営に活かす戦略を紹介
【インバウンド情報まとめ 2025年10月後編】観光庁長官、万博は「訪日客誘客に一定の効果」 ほか

訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に10月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※訪日ラボ会員にご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→観光庁長官、万博は「訪日客誘客に一定の効果」 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年10月後編】
今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」
訪日ラボの会員限定コンテンツ「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!
その他、訪日ラボの会員になるとインバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い教科書コンテンツやインバウンドを分析したレポート、訪日ラボのコンサルチーム登壇のセミナーなど役立つコンテンツが盛りだくさん!










