オダギリジョーのCMでおなじみの「Airペイ」。シンプルでコミカルな外国人とのやり取りは目を引きます。しかしあのCMを見ただけでは、一体何をアピールしたいのかよくわからないかもしれません。そこで今回は「Airペイ」について詳しくご紹介します。
訪日ラボのメールマガジン登録はこちら>(無料)
Airペイとは
「Airペイ」はリクルートがプロデュースするカード決済サービスです。iPadもしくはiPhoneとカードリーダーを用意すれば、さまざまなブランドのクレジットカードや電子マネーを簡単に導入できます。姉妹サービスの「AirペイQR」は今話題のQRコード決済が利用でき、「Airペイポイント」はPontaカードなどのポイントシステムに対応しています。
いずれもタブレットPOSシステム「Airレジ」と連携させることで、商品とお金の動きをもれなく記録。売り上げの分析や会計ソフトとの連携など、レジまわりの作業をAirレジシリーズで一括管理することで、業務効率も向上します。
1. Airペイでできること
Airペイは従来と異なり、クレジットカードと電子マネーに1台のカードリーダーで対応します。コードレスタイプでレジ周りがきれいに片付き、お客様の視線も気になりません。
お手元にiPadもしくはiPhoneがあれば、購入するのは専用のカードリーダーだけ。今なら「0円スタートキャンペーン」で、初期費用をかけずに導入できます。業種業態によって変動しがちな決済手数料は、規模の大小にかかわらず3.24%~3.74%と従来よりも安価な設定です。
欧米からの観光客の利用が多いクレジットカードは、世界中で使える6大国際ブランドすべてに対応しています。電子マネーはiD、QuicPay、Apple Payのほか、主要な交通系電子マネーを網羅。電車やバスを利用する外国人観光客の多くは交通系電子マネーを購入するため、SuicaやPASMOが使えればちょっとした買い物にもお店を利用してもらえます。
2. AirペイQRでできること
スマホアプリにQRコードを表示させたり、印字したコードをスマホで読み取って支払を完了させるQRコード決済は、日本でも流行の兆しを見せています。AirペイQRは1契約でLINE Payとd払い、さらには中国人向けの支付宝(アリペイ)、微信支付(ウィーチャットペイ)が使えるマルチQR決済です。
契約すれば国内だけでなくインバウンドにも対応できるAirペイQR。幅広い機能を備えながらも決済手数料は一律3.24%とお手頃です。
中国はキャッシュレス先進国と呼ばれるまでにQRコード決済が普及しており、中国国内では財布を持ち歩かないという人が急増しています。そのため日本を訪れる多くの中国人は現金払いに慣れていません。
店頭に支付宝(アリペイ)や微信支付(ウィーチャットペイ)のマークがあるだけで、購買意欲の強い中国人の集客効果が期待できます。また現金よりもQRコード決済を使う中国人の方が1回あたりの購入単価が高いとも言われています。
3. Airペイポイントでできること
国内のお客様が多いお店ではポイントカードが集客ツールとして有効です。Airペイを導入すると「Tポイント」「Pontaポイント」「Waonポイント」にまとめて対応できるAirペイポイントにも申し込みができます。複数の共通ポイントの加盟店になることで、多様なお客様のニーズをまとめてキャッチ!日本のお客様へのおもてなしに最適です。
Airレジカウンターで実物を見ながら検討できる!
決済サービスの多くはインターネット上で手続きが完了するため、実物を見ながら検討できないケースが大半です。しかしAirレジは全国の主要都市にあるビックカメラの店頭にAirレジサービスカウンターを設置し、実物を見たり触ったりしながら専任スタッフの説明が受けられる体制を構築しています。
ホームページの情報だけでは、思い描いていたイメージと現実にギャップが生じるかもしれません。普段スマホやタブレットになじみがない方ならなおのこと、Airレジカウンターで実物を体感してみましょう。時間帯によって担当者が不在になることがあるようなので、あらかじめ予約をしておくと安心です。
まとめ
訪日外国人の増加により、地方のお店でも多言語やキャッシュレスへの対応が必要になりつつあります。かといって国内のお客様をないがしろにすることもできません。日本でも流行しつつあるQRコード決済に対応しつつ、クレジットカードや電子マネーもまとめて導入できるAirペイは、国内外から訪れるお客様すべてに優しいお店の実現ツールとして最適なのではないでしょうか。
【11/19開催】『三田製麺所』直伝!インバウンドの口コミを店舗運営に活かす戦略を紹介

「すべての人に、満腹と幸福を」をミッションに、ラーメンや居酒屋など多彩な飲食ブランドを展開している「エムピーキッチン」。
中でも『つけ麺専門店 三田製麺所』では、国内外のお客様から寄せられた口コミを集めて分析し、メニュー・接客・店舗づくりの改善に活かしています。
そこで訪日ラボでは、『三田製麺所』が実践するインバウンド口コミ戦略を深堀りするセミナーを開催します。
インバウンド事業に携わる皆さまにとって、ご自身のビジネスに役立つヒントが得られる内容です。ぜひご視聴ください!
<セミナーのポイント>
- 最新のインバウンド概況が学べる!
- なぜインバウンド対策が必要なのかがわかる!
- 口コミ活用の重要性がわかる!
-
三田製麺所の実践例から学べる!
→【11/19開催】『三田製麺所』直伝!インバウンドの口コミを店舗運営に活かす戦略を紹介
【インバウンド情報まとめ 2025年10月後編】観光庁長官、万博は「訪日客誘客に一定の効果」 ほか

訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に10月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※訪日ラボ会員にご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→観光庁長官、万博は「訪日客誘客に一定の効果」 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年10月後編】
今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」
訪日ラボの会員限定コンテンツ「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!
その他、訪日ラボの会員になるとインバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い教科書コンテンツやインバウンドを分析したレポート、訪日ラボのコンサルチーム登壇のセミナーなど役立つコンテンツが盛りだくさん!










