SNSが普及しSNSを使った集客が重要視され。SNSを活用した「SNSマーケティング」が誕生しています。
この記事では事例を踏まえ、海外インフルエンサーを活用したインバウンドの集客事例や活用のポイントについて解説します。
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- インフルエンサーとは?
- SNS集客事例4選:海外インフルエンサーの活用
- 【SNS集客事例1:YouTube】旅館・民宿:アメリカ出身の人気YouTuberが箱根の魅力を動画で紹介
- 【SNS集客事例2:ブログ】テーマパーク・観光施設:影響力のあるブロガーがSNSで園内での様子を発信
- 【SNS集客事例3:越境EC】医療・美容:資生堂はインフルエンサーを起用し中国向け越境ECでPR
- 【SNS集客事例4:PR】地方自治体:中部・北陸地方では中国の人気のインフルエンサーを招待し地域の魅力をPR
- SNSを活用しインバウンドプロモーションを成功させるポイント
- SNSでインバウンド集客するには海外インフルエンサーの活用を
目次
インフルエンサーとは?
近年TwitterやInstagramのようなSNSが浸透してきて「インフルエンサー」という言葉もよく聞くようになりました。
インフルエンサー(Influencer)とは、社会に対して大きな影響力を持つ人物のことを指します。ネット上ではSNSやブログなどで多くのフォロワーをもち消費者の購買行動に大きな影響を与える人たちがインフルエンサーと認識されています。
インフルエンサーは多くのフォロワーを持ち多くの人にアプローチできるため、プロモーション力が非常に高いのが特徴です。
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インバウンドとインフルエンサーマーケティングの重要性
この数年、インフルエンサーを利用してプロモーションを行いマーケティング効果を高めようとする企業や自治体が増えつつあります。
その理由は、旅行者がインターネットから情報を収集しているため、その層にリーチさせるために影響力のあるインフルエンサーを活用するのが効果的だからです。
観光庁の調査によると日本に関する情報収集の手法は「個人のブログ」や「SNS」が上位を占めており、国によっては50%を超える国もあります。そのため、ブログやSNSでプロモーションを行うことは必要不可欠になってきています。
このような流れのなかで、インターネット上で影響力のあるインフルエンサーを活用するインフルエンサーマーケティングは年々重要度を増しています。
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知っておくべき海外のインフルエンサーは?
知っておくべき海外のインフルエンサーとして、Instagramで350万人がいるタイ人の「Pimtha」、中国版Twitterと言われるweiboで243万人のフォロワーがいる中国の 「林萍在日本」などがいます。


SNS集客事例4選:海外インフルエンサーの活用
ではインフルエンサーをどのように活用してプロモーションを行えば良いのでしょうか。次に海外のインフルエンサーを活用してインバウンドマーケティングを行い集客に成功した事例を紹介します。
【SNS集客事例1:YouTube】旅館・民宿:アメリカ出身の人気YouTuberが箱根の魅力を動画で紹介
アメリカ出身の人気Youtuber「Mark Wiens」が箱根の温泉旅館に泊まった様子を動画で公開しました。
Mark Wiensはyoutubeで380万人以上の登録者を獲得しており、箱根を紹介した動画は2019年3月現在140万回以上再生されています。
動画のコメントも多く投稿され「料理がおいしそう」「庭がとても美しい!」など、懐石料理や部屋からのぞめる日本庭園を称賛するコメントが多くみられました。このように大きな反響があることで、インバウンド集客への良い影響が期待できます。
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外国人にとって、日本文化や日本について簡単に短時間で理解するのに最適な方法といえるのが動画です。わかりやすい映像にナレーション、さらに字幕を付けるなどして日本文化を世界に発信しているYouTuber(ユーチューバー)は多数存在します。彼らの動画は、訪日旅行を検討する潜在的インバウンド層にとって、訪日旅行を具体的にイメージさせてくれるコンテンツなのでインバウンド需要にも大きな影響を与えています。また、日本人にとっても、見知った文化を紹介してくれることからリスニングなどの英語学習教材としても最...
【SNS集客事例2:ブログ】テーマパーク・観光施設:影響力のあるブロガーがSNSで園内での様子を発信
日本で人気のテーマパーク「USJ」は現在訪日外国人の来場も増えており、海外へのプロモーションを積極的に行っています。
海外へアプローチする取り組みとして、影響力のある各地のブロガーを定期的に招待しSNSなどで情報発信をしてもらうというプロモーションを行っています。
台湾では訪日前に利用した情報源が「個人のブログ」が最も多いなど、SNSやブログの重要性は年々増してきています。
そのためインフルエンサーを招待して情報発信を行ってもらうというインフルエンサーマーケティングは非常に有効的だとかんがえられます。
【SNS集客事例3:越境EC】医療・美容:資生堂はインフルエンサーを起用し中国向け越境ECでPR
資生堂は動画インフルエンサーを利用して中国向けにPRを行いました。
その結果、総再生回数が336万回、コメントが8000件、エンゲージメントが3万件と非常に多くの人にリーチし、6月の大型商戦で「天猫国際(Tmall Global)」マツモトキヨシ店でアクセス数首位を獲得するという成果も上がりました。
【SNS集客事例4:PR】地方自治体:中部・北陸地方では中国の人気のインフルエンサーを招待し地域の魅力をPR
中部地方と北陸地方はその形が龍が登っていく姿に似ていることから昇龍道地域と呼ばれています。その昇龍道地域では中国向けのプロモーションとして人気のインフルエンサーを招待し、プロモーションを行ってもらいました。
プロモーションではファミリー層をターゲットにし、インフルエンサーには家族も一緒に連れてきてもらいました。中国人インフルエンサーは地域の魅力をインターネット上でリアルタイムに発信しました。
リアルタイムな情報はより身近に感じられるので、効果的なプロモーションになると考えられます。
SNSを活用しインバウンドプロモーションを成功させるポイント
自社製品や地方の認知度を上げる目的でインフルエンサーを利用する自治体や企業は多いです。しかしただインフルエンサーを活用するだけでは期待する効果は得られません。
そこで次にインバウンドプロモーションを成功するためには何が重要なのかを解説します。
SNS集客のポイント1:インフルエンサーのフォロワーの属性を把握
まずはそのインフルエンサーが抱えているフォロワーがどのような属性なのかを把握する必要があります。
フォロワーの属性とプロモーションしたい商品やサービスがマッチしていなければ多くのフォロワーがいるインフルエンサーを起用しても効果的なプロモーションは行えません。
プロモーションしたい商品やサービスと合いそうなフォロワーを抱えたインフルエンサーを探す必要があります。
SNS集客のポイント2:ターゲットと目的の明確化
どのような人にどのような情報を届けて何を伝えたいのかを明確化するようにしましょう。ターゲットと目的を明確化することで、それを抱えているフォロワーと合わせて考えるとプロモーションを1番効果的に行ってくれそうなインフルエンサーも絞られてきます。
そのようなインフルエンサーに依頼することでインターネット上で効果的なプロモーションを行える可能性が高くなります。
SNSでインバウンド集客するには海外インフルエンサーの活用を
SNS上で非常に多くフォロワーを抱えたインフルエンサー。そんなインフルエンサーとは何か、インバウンド向けの外国員観光客に向けたプロモーションの事例や活用のコツについて紹介しました。
インフルエンサーを効果的に活用してプロモーションを行いましょう。
インバウンド対策にお困りですか?「訪日ラボ」のインバウンドに精通したコンサルタントが、インバウンドの集客や受け入れ整備のご相談に対応します!訪日ラボに相談してみる
<参照>
- ferret:インフルエンサー【Influencer】
- gushcloud:企業・自治体視点からみたインバウンド×インフルエンサー活用法について
- 訪日ラボ:外国人インフルエンサーの日本旅「AJ動画チャンネル」を大幅リニューアル
- impress:今さら聞けない!インフルエンサーとは?
- Insta Lab:いまフォローするべきおすすめ有名インフルエンサー(海外編)
- 訪日ラボ:旅館・民宿のインフルエンサー活用に関するインバウンド対策事例集
- Currently Hannah:How to Japanese Hotel
- 日本経済新聞:コナンやルパン登場 USJでクールジャパンイベント
- impress:資生堂が中国EC商戦で動画インフルエンサーを活用した施策とその効果
- PR TIMES:【株式会社パスチャー】Instagram 「北陸地方」に特化したインフルエンサーPRサービスの提供を開始
- 訪日ラボ:インフルエンサーのインバウンド事例集
- Insta Lab:【事例付き】訪日外国人インバウンドに効果的なインスタグラム活用術!
- LIFE PEPPER:【インバウンド業界必見】インフルエンサーマーケティング成功事例5選と攻略ポイント
- Insta Antenna:インフルエンサーマーケティングを実施する際に気をつけるべき5つのポイント
- ヒキガネ:インフルエンサーマーケティングの実態と依頼時に注意したいポイント7選
- SMMLab:インフルエンサー・マーケティングを成功させるポイント方法とは?「メイベリン ニューヨーク」の成功事例に学ぶ
- Orange EC:インフルエンサー・マーケティングとは?注目すべきポイントから事例やオススメ会社を解説
【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」
インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。
本イベントでは「顧客への情報アピール」「顧客体験(ゲストエクスペリエンス)」「運営のデジタル化」など、施設運営に必要なをテーマを、市場の最前線を走るエキスパートたちが集結。お客様が施設を見つける「旅マエ」から、実際に滞在する「旅ナカ」まで、あらゆるフェーズにおける最新戦略と成功事例を徹底解説します。
<本セミナーのポイント>
- 変わりゆく市場の状況と、今後注目のトレンドを把握できる
- 旅マエの顧客行動を理解し、集客・予約率アップのヒントが得られる
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- 各分野の専門家から、ビジネスを加速させる具体的な戦略や成功事例が聞ける
詳しくはこちらをご覧ください。
→宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」【7/3開催】
【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
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→「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年6月後編】
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