インフルエンサーとは、一般的にSNSにおいて大きな影響力を持つ人物のことです。
彼らのSNSにおける情報発信を活用し、企業の宣伝やプロモーションに組み込む手法は、「インフルエンサーマーケティング」と呼んでいます。
そこで本記事ではインフルエンサーの定義や語源、種類などから、インフルエンサーマーケティングを行う際の注意点について説明します。
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「インフルエンサー」とは|意味、種類
インフルエンサーが誕生した背景には、SNSの発達と流行があります。
そこでまずは現在のインフルエンサーの用語解説と語源、また種類について説明します。
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用語解説|インフルエンサーの定義と語源
インフルエンサー(influencer)とは、英語で影響や勢力、感化を意味する「influence」が語源とされており、本来は世間に大きな影響を与える人物のことをいいます。
2000年初めからブログやSNSの流行で、現在使われているインフルエンサーという単語は、SNSやブログなどインターネットのメディアで多くのフォロワーを持ち、彼らの購買意思決定などの行動に大きな影響を与える人を表す限定的な意味となっています。
またソーシャルメディアの普及に伴い、インフルエンサーは芸能人やスポーツ選手などの著名人だけではなく、一般人であってもインターネット上で大きな影響力を持っていればインフルエンサーとしても認識されています。
インフルエンサーの種類|フォロワー数によって区別
インフルエンサーとひとくくりに言っても、フォロワー数によって情報が届く範囲が異なるため、影響力や訴求力などにも違いが出ます。
そこでSNSのフォロワー数に応じて、インフルエンサーをさらに細分化できます。
- フォロワー100万人以上 :トップインフルエンサー
- フォロワー10万人以上 :ミドルインフルエンサー
- フォロワー1万〜10万人 :マイクロインフルエンサー
- フォロワー数千人〜1万人:ナノインフルエンサー

トップインフルエンサーとミドルインフルエンサーを合わせて「著名人」と称することもあります。
なおフォロワー数とそれに伴う名称には明確な規定があるわけではないので、上記の分類はあくまでも目安です。
また、フォロワー数はそれほど多くないものの特定の分野に限定した場合強い影響力を持つインフルエンサーも存在するため、ナノインフルエンサーでありながら強い影響力を持っている人も存在しています。
インフルエンサーが活躍しているSNSとは?
前述したとおり、現代のインフルエンサーが活躍する舞台はSNSがメインとなっており、具体的に以下のプラットフォームが挙げられます。
- YouTube
- TikTok
また活躍するSNSの名称によって、インフルエンサーの呼び方も変わります。
YouTubeで活躍しているインフルエンサーは、「YouTuber(ユーチューバー)」と呼ばれており、Instagramのインフルエンサーは「インスタグラマー」、TikTokのインフルエンサーは「TikToker(ティックトッカー)」と称されています。
ブログで活躍している「パワーブロガー」「ブログインフルエンサー」もいます。
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インフルエンサーを起用するマーケティング、その注意点は?
現在、マーケティング戦略の中でインフルエンサーを活用する手法は「インフルエンサーマーケティング」と呼ばれています。
インフルエンサーをマーケティング戦略に組み込む最大のメリットは、抱えている膨大なフォロワー数にリーチすることが可能です。
またフォロワーはインフルエンサーに対して好意的であり、インフルエンサーの発信内容に対して受け入れやすくいため、こうしたインフルエンサーの強い情報発信力と訴求力でブランドの認知度や商品の購買促進に寄与できます。
しかし起用する際にいくつかの注意点があります。
フォロワー数の落とし穴
フォロワー数がインフルエンサーの影響力と比例しており、フォロワーの数だけでインフルエンサーを選定するケースが少なくありません。
しかしフォロワーが多くていも、インフルエンサーの属性が自社製品と合わないと、訴求力が低くなります。
またフォロワー数は購入できるものであり、その場合は投稿の拡散力が低く、想定したリーチ可能な人数とかなりの落差が生じます。
より効果的にインフルエンサーマーケティングを行うには、インフルエンサーを選定する際に、まず普段の投稿内容が自社製品との親和性が高いかを見極めます。
次に投稿のリツイート数やシェア数、コメント数を観察し、インフルエンサーが有するフォロワーの質を測定します。
ステマ問題で企業の信頼性が失う
ステルスマーケティング(以下:ステマ)とは、企業から金銭を受けたにもかかわらず、消費者に広告や宣伝であることを気づかれないように、広告表示や広告主の明示をせず、中立的を装い良い口コミや評価をつける行為です。
多くの場合、投稿内容がステマと発覚されると、ネット炎上につながりやすく、企業の信頼性に傷がつく事態に陥ります。
数年前に、芸能人のインフルエンサーブロガーを起用したステルスマーケティングが大きな社会問題となっていました。
何がステマになるかを正しく認識し、ステマ対策を踏まえたインフルエンサーマーケティングを行う必要があるでしょう。
SNS時代で注目されているインフルエンサーマーケティング
上記紹介したとおり、現在でいうインフルエンサーはSNSを中心に活躍し、世間に大きな影響力を与える人たちです。
特にSNSの台頭に伴い、インフルエンサーが持つ影響力も注目されるようになり、彼らをマーケティング手法に取り入れるケースも増えています。
インフルエンサーマーケティングは重要性が高まりつつあり、今後も注目の分野でしょう。
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