桜が散り始め、今年度から新しい部署へ配属された方は、その部署の情報をひたすらインプットする時期が続いているのではないでしょうか。初めてインバウンドを担当される皆さんのために、インバウンド対策ソリューションをカテゴリ別にまとめた記事を連載します。
インバウンドソリューションは、インバウンド市場の盛り上がりとともに乱立してきています。そのため「訪日ラボ」の姉妹サイトである、インバウンド対策ソリューションを比較・検討出来る「訪日コム」では、掲載している1300サービスを網羅できる「インバウンド業界カオスマップ」を提供しています。
※リンク先でアカウント登録(無料)をしていただくとPDFをダウンロードできます。
<記事詳細>
【2019年上半期最新版】1300サービスを網羅 業界をひと目で見渡せる「インバウンド業界カオスマップ」を作成しました
日本政府は「観光先進国」を目指し、2020年に訪日外国人旅行者を4000万人とすることを目指しています。インバウンドでの観光先進国を目指すという日本政府の大号令により国内のインバウンド市場は拡大を続けていますが、これに合わせて様々な事業者がインバウンド対策ソリューションを提供しています。株式会movは、インバウンドに関するあらゆるニュースを配信する「訪日ラボ」、インバウンド対策ソリューションを比較・検検討出来る「訪日コム」を運営していますが、現在インバウンド業界に乱立する様々なインバウンド...
このカオスマップについて各カテゴリ別に棚卸しし、ソリューションを詳しく紹介します。今回は「インバウンドコンサル」カテゴリから6つのおすすめコンスティング企業を紹介します。
【訪日ラボは、8月5日にインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を開催します】
会場での開催に加え、一部講演ではオンライン配信(参加費無料)も実施!さらに、チケットを購入した方限定でアーカイブ配信も予定しています。
ご来場が難しい方や当日ご都合が合わない方も、この機会にぜひご参加ください。
インバウンドコンサルとは?インバウンドの前提知識を持つWEBコンサルタントや経営コンサルタントなど
一口に「インバウンドコンサルティング」といっても、その内容は多岐にわたります。例えば、観光地としての魅力づくりとしては観光コンサルタント的な側面が必要ですし、インバウンド誘致にあたっては、それをオンライン上で行うならWEBコンサルタント、インバウンドビジネスを通じた企業としての収益増を目指すのであれば、経営コンサルタントの視点が必要になり、かつ、インバウンドとしての基礎知識があることが前提条件となるでしょう。
そのため、インバウンドコンサルティングとは言っても、インバウンドの前提知識を持ったそれぞれ専門のコンサルティング会社を活用する場合がほとんどといえます。
【おすすめ】カテゴリ別インバウンドコンサルティング企業6選
本記事では、インバウンドコンサルを、総合、欧米、中国、ASEANの4つのカテゴリから6つのソリューションを紹介します。カテゴリごとに全く違うソリューションをもつプロを紹介しますので、インバウンドコンサル選定の参考にしてみてください。
1.訪日インバウンドコンサルティング
株式会社ソリッドインテリジェンスは、海外のソーシャルメディア(SNS)の調査・分析をおこなっています。ソーシャルメディアでの各国のつぶやきを集計し、それらを元にテキストマイニングしたデータを活用していくことで各国での日本に関する話題や盛り上がりなどを詳細に把握できます。
インバウンドの基礎データとして活用していくことができるので、ソーシャルメディアを含めたデジタルマーケティングを検討する上で現状把握することに非常に有効です。
2.プロモーションサービス
アジアの50以上の地域で3500種類以上のツアーを探せるサイトです。voyaginを通じてオリジナリティあふれる質の高い現地ツアーを提供します。「自分だけの体験」ができることを売りにしており、特に富裕層に人気があります。
3.百度(バイドゥ)
百度(バイドゥ)は中国の検索シェア率1位のサービスです。中国インターネットユーザー6億人超にアプローチできます。中国向けのWebマーケティングを10年間続けてきた実績により顧客をサポートします。
4.上海KEMBO 中国コンサルティングソリューション
上海KEMBOは中国で設立してから10年以上、中国市場におけるマーケティング活動を統合的にサポートしてきました。
「マーケティング×クリエイティブ×IT技術」を軸に「デジタルマーケティング事業」、「越境EC事業」、「インバウンド事業」、「ネットサービス運営事業」という4つのコンサルティングサービスを提供しています。
5.Beauty of Japanインバウンドコンサルティング
創業時から一貫して訪日欧米人に特化したインバウンド事業を展開し、富裕層向け施策のノウハウも持つことが特徴です。旅行会社として旅行者の生の声に触れている強みをコンサルティング事業に活かしています。
確かな欧米目線でその地域ならではのユニークな体験プログラムやツアー造成、送客支援が可能です。さらに旅行会社機能との連携によりワンストップサービスを支援します。
6.インバウンド/アウトバウンドプロモーション
ASEANで事業を展開する際、ASEANでブランド展開する際の広告コンサルティング、ブランドコンサルティングをサポートします。要望に応じて様々な形態でのコンサルティンやサポートを行います。
日本・シンガポールの2拠点体制により、日本国内の企業と密にコミュニケーションを取りながら、同時にASEAN各国の最新状況を常に把握する事が可能です。これにより、ASEAN進出に関する最適なソリューション提供が可能です。
また、ASEAN各国にてあらゆる分野/業界のパートナーネットワークを構築していますので、独自の現地ネットワークにより、最善かつユニークなプランのご提案と施策の実現が可能です。
まとめ:インバウンド業界をしっかり知るためにも、まずインバウンドコンサルに相談してみてはいかがでしょうか
インバウンド 業界に限ったことではありませんが、インバウンド新任担当が心がけるべきインバウンドマーケティングの4つのステップがあります。
- インバウンドマーケット全体を掴む
- 自社と自社を取り巻く環境の現状把握
- 売り込む商品、ターゲットを決め、実行するための戦術を決める
- 3. で決めた戦術を実行し効果検証、改善を繰り返しながら継続して施策を行う
当然だと思ったかもしれませんが、1からインバウンド業界や自社の取り巻く環境を把握して、売り込む商品とそのターゲットを決めて、と全てを行うのは難しいでしょう。新任担当だからこそ、しっかりインバウンド業界のことを知るためにもインバウンドコンサルに相談してみてはいかがでしょうか?
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【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」
インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。
本イベントでは「顧客への情報アピール」「顧客体験(ゲストエクスペリエンス)」「運営のデジタル化」など、施設運営に必要なをテーマを、市場の最前線を走るエキスパートたちが集結。お客様が施設を見つける「旅マエ」から、実際に滞在する「旅ナカ」まで、あらゆるフェーズにおける最新戦略と成功事例を徹底解説します。
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【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
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詳しくはこちらをご覧ください。
→「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年6月後編】
今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」

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