観光庁の訪日外国人統計をわかりやすく解説!どんなデータがある?読み方は?

公開日:2019年06月14日

観光庁では、訪日外国人の消費動向などをまとめた統計・データを数多く発表しています。それらのデータを適切に読み取ることは、インバウンド集客を考える上で非常に重要です。 

この記事では、観光庁発表の統計・データ一覧、またそれらの中でインバウンド対策に役立つ資料の読み方、要点についてまとめています。 


観光庁が発表している調査・統計にはどんなものがある?

まずは観光庁が発表している調査・統計にはどのようなものがあるかについて紹介していきます。主に、観光庁は以下の9つの調査・統計を発表しています。

  • 出入国者数:外国人旅行者の出入国者数および日本人海外旅行者数
  • 入国者数ランキング:入国者数の世界ランキング
  • 旅行・観光消費動向調査:日本国内居住者の旅行・観光における消費実態等の調査
  • 宿泊旅行統計調査:宿泊をともなう旅行の実態等の調査
  • 訪日外国人消費動向調査:訪日外国人の消費実態の調査
  • 観光地域経済調査:観光産業の実態や、観光が地域経済に及ぼす効果等を明らかにするための調査
  • 共通基準による観光入込客統計:「観光入込客統計に関する共通基準」に基づいた都道府県等の入込客に関する調査結果
  • 旅行業者取扱額:主要旅行業者の取扱額 
  • 経済波及効果:旅行消費による経済波及効果

それでは、この中からインバウンド対策を考える上で重要となるデータについて詳しく見ていきましょう。

訪日外国人消費動向調査

観光庁が出している調査・統計の中でも、訪日外国人消費動向調査インバウンド集客を行う上で特に重要なデータです。

訪日外国人消費動向調査からは、訪日外国人数や消費額などの数字はもちろん、「訪日中に困ったこと」「訪日中に買ったもの」などの具体的な感想・購買動向まで様々なデータを読み取ることができます。

以下は、訪日外国人消費動向調査で発表されているデータの一例です。

インバウンド集客のためには、これらの情報から訪日外国人ニーズや悩みを探り、改めて自社のサービス・商品を見直す必要があります。また、訪日外国人が参考にしている情報媒体のデータも記載されているため、プロモーションの際にも利用できるでしょう。 

2018年の訪日外国人消費動向調査についての解説、消費傾向の分析を以下のURLで取り上げております。

インバウンド消費が過去最高記録!観光庁「訪日外国人消費動向調査」からわかるトレンドについて解説

観光庁は「訪日外国人消費動向調査」を発表しました。これによりインバウンド消費額やインバウンド対策・動向などが明らかとなりました。この記事では、観光庁が2018年に発表した「訪日外国人消費動向調査」のデータをもとにインバウンド消費の数値的推移や訪日目的の変化などについて解説します。目次2018年のインバウンド消費は4.5兆円で過去最高国籍別1位は中国|1.5兆円で全体の34.2%占める一人当たり消費額は15万円|欧米豪が多い傾向「トレンドはモノ消費からコト消費へ」は本当?2017年と比較検証...

月別・年別統計データ(訪日外国人・出国日本人)

観光庁所管の独立行政法人「JNTO(日本政府観光局)」もインバウンド対策の参考にすべき各種統計やデータを発表しています。

下記ではJNTOについて詳しく説明しています。 

日本政府観光局(JNTO)とは?日本の観光統計データをインバウンドビジネスに活用する方法

日本政府観光局(JNTO:Japan National Tourism Organization、正式名称:独立行政法人 国際観光振興機構)とは、訪日外国人観光客誘致に取り組んできた日本の公的な専門機関です。インバウンド対策の参考となる公的データを作成しており、インバウンドビジネスを行う上で重要な機関です。インバウンド対策に日本政府観光局(JNTO)を活用するためにも、日本政府観光局(JNTO)がどんな組織なのか、外国人観光客の誘致活動・インバウンド対策について詳しく解説します。目次独立行...

また、JNTOの発表しているインバウンドデータの中で特に重要なのが「月別・年別統計データ」で、ここには訪日外国人数や国・地域別のデータが記載されています。

JNTO発表のデータからインバウンド対策について分析した記事について、下記URLからご覧いただけます。

【国別】訪日外国人観光客数の予測|効果的なインバウンド対応のポイントとは?

日本政府観光局(JNTO)の発表によると、2018 年の訪日外客数は、前年比 8.7%増の 3,119 万人で、日本政府観光局(JNTO)が統計を取り始めた1964年以降、過去最高の記録となったことが分かりました。これらの観光統計をもとに、訪日外国人旅行者数の推移をはじめ、国籍別の統計データや、統計データを活用したインバウンド対策について紹介します。しっかりと考察し、今後のインバウンド対策に活用しましょう。目次訪日外国人旅行者数の推移は?2018年は3000万人突破!2019年の動向は?国...

各種データの読み方を解説

続いては、各種データの読み方について紹介していきます。それぞれの資料ごとにポイントをおさえてインバウンド対策に必要な情報を読み取れるようにしましょう。

観光庁の訪日外国人消費動向調査を読む

まずは、観光庁発表の訪日外国人消費動向調査です。

訪日外国人消費動向調査の集計結果は、エクセルファイルとして観光庁のHPからダウンロードでき、ダウンロード方法については下記の手順の通りです。 

観光庁ホーム > 統計情報・白書 > 統計情報 > 訪日外国人消費動向調査

このエクセルファイルでは、「表紙」が目次になっており、「一般客(全目的)」「一般客(観光・レジャー目的)」「一般客(業務目的)」「クルーズ客」といったように客の種別がわかれているため、自社の業種に合ったターゲット層についてデータを閲覧することが重要です。

しかし、エクセルファイルは細かくて見づらい部分も少なからずあるため、観光庁が集計結果に基づいて出している訪日外国人の消費動向」についての報告書を見るのもおすすめです。  

▲[訪日外国人消費動向調査 集計表 2018年(平成30年)【確報】]:観光庁より引用
▲[訪日外国人消費動向調査 集計表 2018年(平成30年)【確報】]:観光庁より引用

▲[訪日外国人消費動向調査 集計表 2018年(平成30年)【確報】国籍・地域別 訪日旅行に関する意識(満足度など)]:観光庁より引用
▲[訪日外国人消費動向調査 集計表 2018年(平成30年)【確報】国籍・地域別 訪日旅行に関する意識(満足度など)]:観光庁より引用

▲[「2018年年間値の推計」報告書(第1編)]:観光庁より引用
▲[「2018年年間値の推計」報告書(第1編)]:観光庁より引用

JNTOの月別・年別統計データを読む

それでは次に、JNTOの月別・年別統計データを見ていきます。 

観光庁と同様にホームページにデータをアップロードしており、ホーム>統計・データ> 訪日外客数・出国日本人数データの手順で「国籍/月別 訪日外客数(2003年~2019年)」というPDFをダウンロードすることができます。

このデータでは、2003年~2019年の訪日外国人数や国・地域別の訪日外国人数がまとめられているのですが、こちらもなかなか細かく見づらいため、報道用資料を閲覧するとよいでしょう。


▲[2018年 訪日外客数(総数)]:日本政府観光局(JNTO)より引用


▲[2019年3月推計値]:日本政府観光局(JNTO)プレスリリースより引用 

訪日ラボでは観光庁の統計を分析・解説しています

訪日ラボでは、観光庁やJNTO発表の統計資料についてインバウンド対策の観点から考察・分析を行っています。下記の解説ページでは実際の資料や図、グラフを用いて要点をまとめています。

【国別】訪日外国人観光客数の予測|効果的なインバウンド対応のポイントとは?

日本政府観光局(JNTO)の発表によると、2018 年の訪日外客数は、前年比 8.7%増の 3,119 万人で、日本政府観光局(JNTO)が統計を取り始めた1964年以降、過去最高の記録となったことが分かりました。これらの観光統計をもとに、訪日外国人旅行者数の推移をはじめ、国籍別の統計データや、統計データを活用したインバウンド対策について紹介します。しっかりと考察し、今後のインバウンド対策に活用しましょう。目次訪日外国人旅行者数の推移は?2018年は3000万人突破!2019年の動向は?国...

インバウンド消費が過去最高記録!観光庁「訪日外国人消費動向調査」からわかるトレンドについて解説

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観光庁のデータを利用して効果的なインバウンド集客を

この記事では観光庁、JNTO発表のデータを読む際の要点について紹介しました。

訪日外国人のニーズや悩みに合わせたサービス・商品の提供こそがインバウンド集客への近道です。統計・データを活用し、訪日外国人の消費動向、購買動向を分析しましょう。 

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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