360°バーチャルな仮想世界を体験できる技術「VR(Virtual Reality)」が、観光事業に活用されるケースが出てきています。 様々な場面で活用され始めているVRにより、これまでになかった観光体験が生み出されています。
今回は、観光事業での多岐にわたる活用方法やサービス内容、観光にVRを活用するメリット、実際の活用事例について解説します。
インバウンド対策にお困りですか?
「訪日ラボ」のインバウンドに精通したコンサルタントが、インバウンドの集客や受け入れ整備のご相談に対応します!
訪日ラボに相談してみる
そもそもVRとはどんなもの?
VRは創造された仮想空間の中にあたかも自分が存在しているかのような感覚をもたらすテクノロジーです。それに類似する概念として現実世界に仮想の事物を追加するARがあります。ゲームやアクティビティに用いられることが多いVRやARですが、近年では観光地のプロモーションに用いられるケースも増加しています。
インバウンドにVRやARコンテンツは『効く』のか?⇒意外にも最も注目度が高いのはARという結果に 旅行中の最先端技術の体験意向調査で判明:360度動画にも注目
VR/ARとは
VRとはVirtual Reality(バーチャルリアリティ)の略で仮想現実と訳されます。VRではヘッドマウントディスプレイやゴーグルを着用するとプログラムによって視覚的情報、聴覚的情報が巧みに操作され、創造された仮想空間の中に自分がいるかのような体験をすることが可能です。
一方、ARはAugmented Reality(オーギュメンテッドリアリティ)の略で、拡張現実と訳されます。ARでは現実世界にCGや仮想の事物を投影しているため、あくまでも現実世界を主体としています。その点がVRとARの最も大きな違いであるといえます。
例えば今でもファンによりプレーされているスマートフォン向けゲームの『Pokemon GO』はAR技術を活用した作品です。
VRを観光客向けに使うメリットとは
VRを用いて観光地や街並み、人気のスポットを紹介することで画像や動画に比べてよりリアリティのある形でその場の魅力や雰囲気を伝えることができます。また、画像や動画のように一点を切り取る伝え方ではないため、実際に訪れた際に想像していたよりも狭かった、想像していた程きれいではなかったというようなギャップが発生する可能性も低くなると考えられます。
その他にも徒歩や電車などのアクセスについてVR動画で案内することによって、まるで事前に下見をしたかのようにスムーズに現地にたどり着くことが可能になります。
さらにデジタルデータでの情報提供を利用して、VR動画の中でクーポンコードの配信やキャンペーンの告知ができるメリットもあり、VRはマーケティングの点でも優れた媒体であることがわかります。
VR/ARを観光事業に
VRやARが観光事業におけるプロモーションとして有効ですが、まだ歴史の浅い先端技術であることからその具体的な活用方法については周知されていません。以下では、旅行前、旅行中、旅行後における具体的なVR/ARの活用方法やVR/ARを利用したプロモーションで必要とされる要素について紹介します。
VR/AR等を活用した観光コンテンツの具体的な活用方法
旅行の前段階におけるVR/ARの活用方法としては海外の旅行博や観光局で人気観光地のVR映像を体験することで訪日意欲を喚起する方法があります。以前NTTドコモが阿波踊りの様子をVR形式で中継してアンケートを行なったところ、9割以上の人々が現地で阿波踊りを実際に見てみたいという結果が出ており、VR/ARのプロモーションの有効性を裏付けています。
旅行中には空港や主要駅において地方の観光地をVR/AR映像でPRすることで、訪日外国人の地方誘致促進が見込めます。
さらに文化財、建造物は改修工事や保護のために内部には立ち入れなくなっていることもあり、そのような時にはVR/AR映像を提供することによって付加価値を向上させることもできます。
また、訪れた観光地についてVR/AR形式で保存や閲覧が可能であれば訪日客本人の再訪や周囲の人々の訪日に対する意欲促進につながります。
VR/ARを用いた観光プロモーションで必要なこと
VR/ARを用いた観光プロモーションの有効性についてはNTTドコモのアンケート結果の通りですが、さらに有効性を高めるべく必要とされているのが多言語対応とコンテンツの付加価値です。具体的には、観光地や建造物についての解説やアクセス、入館料などの補足情報について多言語対応した字幕や音声データを加えることでコンテンツの充実度を向上させることができます。
また、単なる映像の羅列ではなく映像のつながりを意識してストーリー性を持たせることでコンテンツに付加価値を付与することができます。
なお、VRで体験してみたい映像の内容としては自然や景勝地の観光、日本の歴史や伝統、日本の四季などが上位に挙げられています。
モノ消費からコト消費へ|定義と最新傾向「トキ消費」「エモ消費」「イミ消費」
VR/ARを使ったプロモーション事例3選
既に日本国内でもVRやARを用いた観光プロモーションが行われており、今後はさらに多くの企業や機関、施設が導入していくでしょう。以下では、JNTO(日本政府観光局)、H.I.S、VR忍者道場の事例を基にVRを利用したプロモーションについて紹介します。
この続きから読める内容
- 1. JNTO(日本政府観光局)のVR映像「JAPAN – Where tradition meets the future VR」
- 2. H.I.SではVRで行きたい場所の下見
- 3. 訪日外国人向けのVR忍者道場
- VR/ARを使って一味違うインバウンドプロモーションを
- 日本の魅力ある商品を在日外国人インフルエンサーとつなげるマッチングプラットフォーム「trial JAPAN」
訪日ラボ無料会員
登録すると…
50,000ページ以上の
会員限定コンテンツが
読み放題
400時間以上の
セミナー動画が
見放題
200レッスン以上の
インバウンド対策の
教科書が学び放題
\無料・1分で登録完了/
今すぐ会員登録する








