中秋節(ちゅうしゅうせつ)とは、中国の伝統行事で、日本にもある中秋の名月を愛でる「お月見」の風習です。この日は家族が集まってお月見を楽しみながら月餅と呼ばれる満月に見立てた平らで丸い形をした伝統的なお菓子を食べ、五穀豊穣のお祝いをします。
中秋節は毎年旧暦の8月15日で、2021年は9月21日です。2019年は9月13日、2020年は10月1日でした。
ここでは、中秋節の由来や風習、日本のお月見との違いを解説します。
訪日ラボのメールマガジン登録はこちら>(無料)中秋節(ちゅうしゅうせつ)とは?
中秋節(ちゅうしゅうせつ)は旧暦8月15日に行われる、中国の伝統行事のひとつです。中国語では、「中秋节zhōngqiūjié(ジョンチウジエ)」といいます。中秋節の過ごし方として、家族が集まってお月見を楽しみながら五穀豊穣をお祝いします。
その際のお供え物として、満月に見立てた月餅(げっぺい)と呼ばれる伝統的な菓子や瓜、果物などがあります。
中秋節は、春節(旧正月)に次いで中国で二番目の伝統的な祭日です。中秋節が、中国の法定祝日として正式に認定されたのは2008年とされ、2020年の中秋節は10月1日(木)でした。
今こそ知るべき「春節」旧正月休暇で中国人観光客増
2018年は、日本を訪れる外国人観光客が初めて3000万人を超えました。そのうちの約3割が中国からの観光客です。中国の訪日ビザの緩和により、2019年もさらに多くの中国人観光客が訪れることが期待されています。そんな中国人にとって一年のうちで一番大切な行事が「春節」です。 このページでは、日本人になじみのない春節について、中国人にとってどのような意味を持つのか、またインバウンド対策として何ができるのかを解説します。「春節」という言葉しか知らないという方に向けて、1から丁寧に分かりやすく説明...
2021年の中秋節はいつ?
2021年の中秋節は9月21日(火)です。2020年の中秋節は10月1日(木)で、2020年10月1日〜2020年10月8日が休暇期間でした。
2021年はおそらく2021年9月19日ごろから21日の予定です。
伝統行事、中秋の由来は?
中秋節の由来は、中国の皇帝がかつて、8月15日に豊作を祈って音楽を奏で、月に祈りを捧げたことにあります。
中国の情報サイト「百度百科」によると、中秋節のはじまりは、中国の王朝の一つである唐朝(618年~907年)といわれています。この頃は、まだ習俗として定着していませんでしたが、宋朝(960年~1279年)から、お月見が流行し、盛んに祭日として祝うようになりました。
中秋節の風習として、月餅と呼ばれる伝統的な菓子を食べます。中秋節の満月は「団らん」を象徴し、月餅は満月に見立てた円形となっています。月餅はお供えものとして中秋節に食べられていましたが、現在では、中秋節の時期の贈り物としても主流となっています。
中元節との違い
中国には中秋節と似た名称の中元節(ちゅうげんせつ)という伝統行事もあります。旧暦7月15日に行われ、日本でいうお盆の時期にあたります。中元節は、地獄の門が開き、祖先の霊魂が赦される日とされ、霊魂を鎮める日とされています。
中国では、お盆のような風習で中元節以外にも「清明節」がありますが、こちらは6月ごろの節句で、先祖のお墓参りをする日とされています。
中元節(お中元)とは?中華圏の伝統行事の歴史や風習を解説
中元節(お中元)とは、中国の伝統行事で日本でいうお盆にあたります。2021年の中元節は8月22日(日)で、2020年は9月2日(水)でした。 多くの訪日中国人が春節などの年中行事の大型連休に合わせて日本を訪れています。 経済発展著しい中国ですが、古くからの伝統を大切にする精神はまだ多くの都市で残っています。こうした伝統行事や文化、風習への理解は、訪日中国人のニーズや好感を抱くモチーフを把握するために、ますます重要になっています。 なかでも「中元節」は中国だけでなく、中華圏(台湾、香...
中華圏お盆の"清明節"とは?美しい色とりどりの食事を紹介、台湾・沖縄バージョンとの共通点を解説
「清明節」(せいめいせつ)は、お墓を清め、祖先を供養する日として定められた中国の祝日です。旧暦3月の春分の日から 15日目にあたる節句であり、中国ではその日を含む3日間を法定休日としています。 2021年は4月4日が清明節その日となり、4月3日(土)~4月5日(月)が法定休日です。 清明節には、先祖の墓に線香を上げて墓参りをする風習があり、日本のお盆に似ています。 この記事では、中国の伝統である清明節の由来や風習などを解説します。 [com_category_dl_btn na...
中秋節にまつわる風習・食べ物・過ごし方
旧暦8月15日の秋頃に行われる中国の伝統行事のひとつである中秋節には、月餅(げっぺい)を食べる風習があります。ここでは、中国の月餅にまつわる風習を詳しくご紹介します。
中秋節は月餅を食べる!
![▲[月餅(げっぺい)] ▲[月餅(げっぺい)]](https://static.honichi.com/uploads/editor_upload_image/image/3509/main_photo-1512101638365-72010d90a610.jpg?auto=format)
中秋節は、家族が集まってお月見を楽しみながら五穀豊穣をお祝いします。その際に伝統的に準備されてきた食べ物には月餅、カボチャ、タニシ、サツマイモ、ザボン、八宝鴨、板栗鴨があります。
とりわけ、中秋節の満月は「団らん」を象徴し、月餅は満月に見立てた円形となっているため、中秋節には欠かせない伝統的な食べ物として、非常に人気です。
また元朝末期、農民たちが異民族である元王朝に対して決起する際、「決起の日は中秋節」と書かれていた紙をしのばせ、月餅を贈り合ったいわれています。
月餅とはどんな食べ物?
中国の伝統菓子である月餅は、品種も非常に多く、各地方によって風味も異なります。とりわけ、「広式」、「京式」、「蘇式」、「潮式」と呼ばれる4つの種類は、中国各地で広く親しまれています。
「広式」は、広東省地方の名物とされ、主に中国南方地方や広東、広西、海南などの地域に親しまれており、薄皮の触感や味が南の人に好まれるとされています。
この続きから読める内容
- 月餅で賄賂が横行した?主流は、電子チケット化?
- 中秋節と日本のお月見の違いは?
- 家族のつながりを重視
- 日本のお月見
- 中秋節の根底にある中国人の家族観
訪日ラボ無料会員
登録すると…
50,000ページ以上の
会員限定コンテンツが
読み放題
400時間以上の
セミナー動画が
見放題
200レッスン以上の
インバウンド対策の
教科書が学び放題
\無料・1分で登録完了/
今すぐ会員登録する









