Googleが提供するオリンピックCMとは?概要・スポンサーシップ・オリンピックを解説

公開日:2019年10月07日

※新型コロナウイルスのパンデミックを受け、東京オリンピック(五輪)・パラリンピックは1年程度の延期が決定しました。詳細な日程、選考基準などは、公式情報が発表され次第、順次更新します。

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催まで残り300日を切りました。東京2020オフィシャルサポーターでもあるGoogleがYouTube公式チャンネルで公開したCMは、その内容から多くの反響を呼んでいます。

このCMは多言語対応やおもてなし、LGBTなどについて改めて考えてみるいい機会になると考えられます。

「みんなで、いい東京2020にしよう」GoogleのCMの意義

YouTube 公式チャンネルで公開されているGoogleのオリンピックCMでは、Googleのサービスの1つである検索機能を使って、オリンピックに関連するいくつかのトピックをチェックすることを提案しています。

CMの中で検索されているキーワードを、ひとつずつ紹介します。


1. オリンピックの時やっておけばよかったこと

動画は「オリンピックの時やっておけばよかったこと」というテーマで、これまでのオリンピック開催国の市民がインタビューに回答します。

冒頭では「観光客にもっと何かしてあげられればよかった」とリオデジャネイロの果物売りの女性が話しています。

コメントを寄せている女性が振り返って公開している様子からは、海外から訪れる観光客が話す言語を学び、相手国の文化を知っておくことの有用性が見えてきます。2020年東京オリンピックは1964年東京オリンピックと比べると、参加国の数も参加競技の数も増加しており、その必要性はますます高まっていると言えるでしょう。

1964年(昭和39年)東京オリンピック大会

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2. 「試食してみますか」を英語で

「試食してみますか」は英語で、“ Would you like to try it?”です。英語のtryの意味は「試食する」ですが、このフレーズは食べ物だけでなく飲み物の試飲にも使えます。

2020年東京オリンピック・パラリンピック開催中に海外から訪れる観光客の方達の中には、日本の食文化を初めて体験する方も多いはずです。

コミュニケーションをとるきっかけとして飲食に携わる方ならぜひ覚えておきたいフレーズです。

3. 車椅子マラソンの世界記録

車いすマラソンの世界記録は1時間20分14秒(1999年大分国際車椅子マラソンでハインツ・フライ選手(スイス)が記録)です。

健常者のマラソンの世界記録は2時間01分39秒ですので、その差は40分近くあります。

軽量化された3輪の競技用車椅子で疾走するこの競技は平均時速30km超、下り坂になれば時速50kmを超えるともいわれるスピードが魅力の競技として知られています。

4. おすすめの避暑地

2020年東京オリンピック・パラリンピック開催中は猛暑が予想されます。夏の暑さをしのげるスポットは熱中症対策としても有効です。

競技会場に近い東京お台場周辺には「東京ジョイポリス」「森ビル デジタルアートミュージアム:エプソンチームラボ ボーダーレス」「学校のお化け屋敷台場怪奇学校」など屋内で涼しく過ごせるスポットがあります。

5. 世界一長い国歌は?

世界一長い国歌はギリシアとキプロスが共に国歌としている「自由への賛歌」で、フルバージョンで歌うと間奏を入れて55分ほどあるといわれています。

ギリシャ国歌の元々の歌詞は158節までありますが、あまりにも長い曲なので表彰式などで演奏する場合は、2番までの演奏となっています。

6. LGBTのオリンピアン

国際オリンピック委員会(IOC)は2014年に五輪憲章を改定し「性的指向」による差別の禁止を盛り込んでいます。そのため前回のリオデジャネイロ五輪・パラリンピックでカミングアウトした選手は50人を超え過去最多となりました。

著名な選手では柔道金メダリストのラファエラ・シルバ、オーストラリア男子水泳のイアン・ソープ、オランダ女子スピードスケートのイレイン・ブスト、アメリカ女子サッカーのアビー・ワンバックらがいます。

オリンピックはLGBT理解の増進に役立つのか?2020東京オリンピックに向けて開催国の日本にできることとは

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7. 東京の渋滞

東京都では大会期間中の道路や鉄道の利用を考える際の行動計画の参考として、大会輸送影響度マップを作成しHPで公開しています。

都内の首都高速道路については、通行料金を日中は1,000円上乗せし深夜から未明は半額にする「ロードプライシング」を導入する方針が決定されました。

引き続き渋滞緩和の施策に期待が高まります。

2020東京オリンピック|特別連休出現、週末の決勝戦に終電は深夜2時半まで

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8. 世界のハイチーズ

写真を撮る時に言う「ハイチーズ」などの掛け声は、国によってさまざまです。

2020年東京オリンピック・パラリンピック開催中は、海外から訪れる観光客の方達からカメラのシャッターを依頼される機会も多くなります。

海外滞在中に母国語の掛け声を聞けたら嬉しいものです。それだけで相手の方は笑顔が増えるかもしれません。

9. 日本らしいおもてなし

日本人にとってのおもてなしは特別に礼法などを学ぶというより、日常の家庭生活の中でごく自然なかたちで親や年長者の振る舞いなどに触れることによって培われた感覚といえます。

また電車が時間通りにくること、停車位置でバスがきちんと止まること、いろいろな所に自動販売機があることなど、日本人から見ればあたりまえのことも、海外から訪れる観光客には日本らしさを感じることのできるものであり、素晴らしい気配りととらえられることもあります。

そのサービス、自己満足になってませんか?インバウンド対策にもなる「おもてなし規格認証」とは

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10. 東京のおすすめスポット

訪日外国人観光客に人気の東京のおすすめスポットは、東京の街並みが一望できる東京タワーやスカイツリー、日本らしさがぎゅっとつまっている浅草寺、お子様連れでも楽しめる上野動物園、ゲームやアニメのサブカルチャーが楽しめる秋葉原など魅力あふれるスポットがたくさんあります。

11. 東京で道案内する時のコツ

英語で道案内をする時のコツは信号機や交差点、目立つ公共の建物を目印にして説明をすると相手に伝わりやすくなります。あわせて到着地までのおおよその所要時間を案内してあげると親切です。

教えてあげたいけど道がわからないという時は、最寄りの交番を案内して差しあげましょう。

12. 東京オリンピックまであと何日

東京オリンピックは2020年7月24日に、東京パラリンピックは2020年8月25日にスタートします。開幕までいよいよあと326日となりました。

Googleは東京2020オフィシャルスポンサー

Googleは東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会のオフィシャルサポーター(インターネットにおける情報及びナビゲーションサービス)として、Google 検索・Google マップ・Google 翻訳といった Google の製品を通じて東京2020大会を支援するとしています。

インターネット分野のサポーター

Googleは2019年6月に東京2020オリンピック・パラリンピックにおいてオフィシャルサポーターとしてスポンサーシッププログラムに参画することを発表しました。

Google 検索・Google マップ・Google 翻訳といった Google の製品を通して、日本国内での事業を円滑に交流できるようなサポート、海外から訪れる観光客の方々の日本滞在が素晴らしいものになるような支援、そして競技場に足を運べない方々のためのスポーツの新たな歴史をリアルタイムで楽しめるような支援を掲げています。

また2020 オリンピック・パラリンピック競技大会を満喫するための新たな取り組み等についても期待が高まります。

オリンピックスポンサー

オリンピック・パラリンピック競技大会の開催国では、競技大会を成功に導くためにスポンサーシッププログラムを構築することが義務付けられています。

内容は大会運営費の調達、オリンピック・パラリンピックのブランド向上、オリンピック・パラリンピックムーブメントの推進、日本選手団の国際競技力の向上といった4つの目的と、マーケティング総収入の最大化・オリンピック、パラリンピックに向けたムーブメントの促進といった2つの目標に向けて実施されます。

2020東京オリンピックのスポンサーとは

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大注目のオリンピック

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会では「史上最もイノベーティブで、世界にポジティブな改革をもたらす大会」の実現が注目されます。

【東京オリンピック情報まとめ】準備はOK?今日で東京オリンピックまで残り400日!日程・チケット・会場など基本情報【これさえ読めば大丈夫】

2020年の東京オリンピック開催まで今日で残り400日となりました。5月9日から5月29日にかけてはチケット抽選申込の受付が行われ、本日6月20日に結果が発表されます。期待に胸を膨らませるサイトの混雑が予想されます。オリンピック・パラリンピックのチケット申し込みに必要なTOKYO 2020 IDの登録者数はなんと574万人にも達するとの情報もあり、なかなか結果が確認できないという事態もありうるでしょう。一昨日から開始されたTwiterも利用した記念貨幣のデザイン決定のための国民投票など、開...

過去のオリンピックから学ぶインバウンド

東京オリンピックに向けてインフラが整備され、競技場、宿泊施設など新たな設備がオープンします。オリンピック開催後はそれらを「レガシー」としてどう後世に残し活用していくか、また今後のインバウンド対策にどうつなげていくか新たな戦略が問われています。

2020大会の社会への影響は?

東京都が2017年に発表した「東京2020大会開催に伴う経済波及効果」では、オリンピック終了後10年あとの2030年までに経済効果が日本全国で32兆円にのぼると試算しています。

オリンピック・パラリンピックによるドリーム効果で消費活動が活発になり、旅行業界の好景気、雇用の促進が期待されます。

1964年東京オリンピックとは? 会期と会場・メダル・その意義・ 当時の訪日客数から2020年のインバウンド影響を予測

2020年の東京オリンピックのチケット購入の抽選申込が、あまりの申込数の多さに24時間の受付時間を延長しました。当初の予定は昨日28日(火)23:59までの申込期限となっていましたが、本日5月29日(水)23:59をもっての終了に変更となりました。刻一刻と東京オリンピック・パラリンピックの開催が近づいてきますが、実は、東京でオリンピックが開催されるのは、今回が初めてではありません。今から55年前の1964年にも、オリンピックが開催されています。1945年の終戦から約20年を経て1964年に...

大会後のインバウンド市場予想は?

東京オリンピック開催を契機に東京都市部だけでなく地方のインフラを整備し活性化に寄与することで、引き続きインバウンド需要が高まるといえます。

東京オリンピックの効果を一過性のものにするのではなく、いかに次につなげていくかが焦点といえます。

オリンピックは最大の集客チャンス!

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を皮切りにインフラ整備だけにとどまらず、多言語対応やWi-Fiスポットの増加、キャッシュレス決済の促進など、訪日外国人向けのマーケティングを強化し持続的な観光誘致インバウンド市場を盛り上げていきましょう。

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客のインバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!