【週刊中国News】中国でも「深夜食堂」家庭料理が大人気&中国最強の美魔女登場ほか5選

公開日:2019年10月30日

訪日ラボ編集部が、中国現地ニュースから注目のトピックを紹介します。

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大人気「深夜食堂」シーズン5、bilibiliも放映開始!小林薫さん記念インタビュー

キーワード:日本ドラマ、深夜食堂、おひとり様

▲[深夜食堂シリーズ5開始、小林薫特別インタビュー]:bilibili
▲[深夜食堂シリーズ5開始、小林薫特別インタビュー]:bilibili

ドラマの「深夜食堂」は中国でも大きな人気を獲得しています。テレビ版のファーストシーズンや劇場版作品も”中国版ニコ動”bilibili内で正式に見られます。リメイクもされました。そして、この度10月31日から最新作のシーズン5が正式に配信されます。

この「深夜食堂」人気も、昨今の中国のおひとり様ブームや、物質的な豊かさよりも人情などを求める傾向と無関係ではないでしょう。

また、すでに日本旅行は複数回経験し、普通の観光スポットなどでは物足りなくなった人の日本に対する好奇心を満たしている映像作品であると考えられます。

最新シリーズの第一話には、主に台湾地域で活躍する俳優の張孝全(ジョセフ・チャン)さんがゲスト出演します。中華圏からの訪日観光客に対しては、深夜食堂を思わせるガード下のの小さな居酒屋などを案内すると感激されるかもしれません。

ファッションの秋”中国最強美魔女”許晴(Xu Qing)の大人かわいいスタイル

キーワード:美魔女、オトナかわいいスタイル、ファッション

▲[50歳の”おばちゃん”でもかわいい]:新咖时尚2019年10月24日
▲[50歳の”おばちゃん”でもかわいい]:新咖时尚2019年10月24日

女優の許晴(Xu Qing)さんが”美魔女”として注目を集めています。今年50歳になる彼女ですが、そのスタイルの良さや休日のファッションセンス、少女のような可憐さが評判です。

中国語には「女漢子」という言葉があります。日本人が往々にして抱きがちな「強く」「たくましい」中国人女性のイメージを意味しています。

では中国の女性が「カワイイもの」が嫌いなのかというと、そうではありません。昨今は日本から中国へ「美魔女」という言葉も入ってきており、年齢を重ねても若々しく美しく可愛くいありたいという願望が目立ち始めています。

日本の「オトナ女子」「オトナかわいいスタイル」といったコンセプトのファッションには、潜在的に大きな需要があると言えるかもしれません。

また、こうした美への探求心は自身を着飾ることだけでなく、行動にも影響を与えていくでしょう。美術館といったオトナのデートスポットに対しても、これまで表面化していなかっただけで隠れたニーズがあると考えられます。今後大きな市場を形成していくかもしれません。

2019世界文化旅行フォーラムが西安で開催!ハブ都市として進化

キーワード:カルチャーツーリーズム、地域経済、西安

▲[西安で行われた世界文化旅行大会]:陕西精彩事 2019年10月24日
▲[西安で行われた世界文化旅行大会]:陕西精彩事 2019年10月24日

10月23日から25日まで西安にて「世界文化旅行フォーラム」が開催されました。それに伴い中国各地で「旅行」関連のイベントが開催されました。

西安は兵馬俑など中国を代表する文化遺産が豊富にある土地であり、古代シルクロードの町です。そのため文化的資源が大変豊富で中国国内旅行の定番スポットです。

しかし、定番がゆえのマンネリ化や地域経済全体への貢献という点で課題があるようです。その定番のスポットは今後、市場の需要に応えるべくどのような進化を遂げるのかに注目が集まります。

西安のメインフォーラムでは、西安は将来的に6日間の滞在に限り外国人向けの旅行ビザを免除する政策をとることが提唱されました。旅行業方面の発展のみならず、国家の運輸交通上の戦略拠点として西安はハブ都市としての役割も強化されることでしょう。

日本の地方都市もこうした中国の地方から学ぶべきところがあるかもしれません。

SNS映え間違いなし!寧夏回族自治区「銀川」空港のカプセルホテル

キーワード:カプセルホテル、空港泊、SNS映え

▲[SNSでもハッシュタグで話題に]:SNSのWeiboより
▲[SNSでもハッシュタグで話題に]:SNSのWeiboより

中国でもカプセルホテルが広がりを見せています。その中で寧夏回族自治区、銀川空港のカプセルホテルがSFに出てくる宇宙船のようなデザインで話題を呼んでいます。

中国ではカプセルホテルといえば狭くて汚いイメージがあり、あまり好んで使われるような所ではありませんでした。しかし最近ではそのイメージを払拭するようなカプセルホテルが中国でも各地で誕生しつつあります。

その大きな要因は、中国各地にできた「ハブ空港」と「LCCの存在です。LCCは夜の不便な時間に地方のハブ空港を経由する事も多く、そうした事情からLCC利用者は空港泊を余儀なくされることも少なくありません。空港内のカプセルホテルは、そうした顧客に見事にマッチするサービスとなっています。

また、カプセルホテルは日本発祥の独特の文化という事もあり、日本関係のブログや動画でもカプセルホテル体験に関するコンテンツが多く公開されています。

カプセルホテルでの体験は、日本旅行における新しいサービスや商品の開発についてのヒントとなるかもしれません。 

海南省で戸籍制限を撤廃、不動産価格の変動で民泊ビジネスに影響?

キーワード:中国戸籍問題、不動産価格

▲[海南島]:イメージ
▲[海南島]:イメージ

中国は戸籍によって都市戸籍と農村戸籍が分かれています。これにより、様々な社会や経済への問題が起きていると指摘されてきました。こうした状況は、ここ数年で変化しつつあります。

景気刺激策の一環として、戸籍による不動産購入の制限も徐々に緩和されてきました。さらに農村戸籍から都市戸籍への変更手続きの簡略化なども進められています。

海南省の戸籍取得にかかわる制限の撤廃も、こうした昨今の中国社会の大きな流れの一つです。

海南省は中国のハワイと言われるリゾート地ですが、今回の制限撤廃で現地の不動産価格に影響を与えることは避けられないでしょう。ホテル経営や、民泊や別荘などのビジネスにも副次的な影響が出る可能性があります。

こうした、中国国内の変化は「訪日観光客」の属性を見定めることを難しくします。都市の中間層なのか富裕層なのか、中間層であってもここ数年で中間層になりたての人たちなのかそうではないのか、都市といっても北京や上海ではなくその後を追っている二級都市の中間層なのかといった点は、消費行動や趣味嗜好にも関係しています。

中国国内の変化を継続的に観測していくことで、より具体的な中国人像が見えてくるでしょう。 


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訪日ラボ編集部

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