外国人があこがれる忍者の世界で食事「NINJA AKASAKA」今話題のエンターテイメントレストラン

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NINJA AKASAKA(ニンジャ アカサカ)は、忍者の世界をコンセプトにしたエンターテインメントレストランです。

外国人に大人気の忍者の世界観を体験できる店舗として、ハリウッドスターなどの有名人も数多く訪れる大人気店です。

ここでは、NINJA AKASAKAなど、訪日外国人に人気のあるエンターテイメント性に富んだ店舗を紹介します。


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訪日外国人は日本文化が好き

訪日外国人の観光目的として、日本文化の体験が挙げられます。四季折々の風景やイベント、日本食などを嗜むことが大人気です。とりわけ、訪日外国人に人気の高い忍者の文化について紹介します。 

訪日外国人の来日理由の一つ日本文化への関心

訪日外国人といえば、非常に印象深いのが中国人観光客による「爆買い」です。

日本製は高品質且つブランド力があるとされ、家電製品や医薬品などの日用品が大人気です。

日本の商品を買う「モノ消費」に人気があると同時に、日本文化を体験する「コト消費」も人気です。

たとえば、

  • 日本食
  • マンガ
  • アニメ
  • 日本建築(寺、神社など)

といった日本文化の体験です。その理由として、近年、SNSやブログなどを利用したマーケティングが盛んになり、日本文化や商品が世界に広まりやすくなっていると言えます。

外国人が好きな日本文化10選とその理由/インバウンド向け体験コンテンツ3事例

日本の伝統文化の魅力は海外においても広く認知されており、訪日外国人の中には旅行を通して日本の伝統文化について深く知りたいという人々も少なくありません。また、日本全国の伝統文化を海外に向けて発信することや、おもてなしの一環として文化体験サービスを提供することは、「コト消費」がトレンドとなっている現在のインバウンド市場における集客に非常に有効な手段として注目されています。この記事では、近年のインバウンド消費傾向や訪日外国人に人気の日本の伝統文化、実際に文化体験ができるプランの事例について紹介し...


忍者は日本を代表する文化

海外において特に忍者は大人気です。1981年の映画「Enter theNinja(燃えよNINJA)」では、日本人ハリウッドスターのショー・コスギが忍者を演じ、刀やヌンチャクを振り回し、吹き矢を拭くなどの姿は、アメリカ人にとって、斬新で且つ神秘的な存在だったのでしょう。

それを皮切りにアメリカ中心に忍者映画が制作され、1984年にアニメ「ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ」が放送されています。現在では、日本国内だけでなく海外でも人気の高い代表的な漫画として「NARUTO」があります。こうしたアニメやゲームによって、現代の海外の若者にも忍者ファンは健在です。多くのゲームや忍者関連グッズなどが製作されています。 

忍者の認知度と人気

日本忍者協議会が行った「忍者グローバル調査」によると、海外10か国(中国、台湾、香港、タイ、マレーシア、インドネシア、米国、オーストラリア、フランス、ドイツ)計2,000名を対象に調査した結果、忍者の認知度は9割にものぼることが分かりました。

また、調査対象国で忍者を知っている人に「忍者になりたいか」を尋ねたところ、49.6%が「忍者になりたい」と回答しており、忍者の認知度と人気の高さがうかがえる結果となっています。

なぜ忍者に会えるレストラン「NINJA

日本を連想させるものといえば一体何でしょうか?訪日外国人からしてみると、富士山や舞妓、京都、お侍など様々な物が連想されると思います。そして、間違いなく忍者もこの一つに名を連ねてくるでしょう。近年では日本忍者協議会が「忍者ツーリズム」の促進を目指す「NINJA NIPPON PROJECT」を発足したことを発表しています。このように忍者を観光資源の一つとして活用されています。さて、そんな忍者ですが、そもそもなぜ、忍者は人気なのでしょうか?忍者が訪日外国人になぜ人気なのかを調べてみました。さら...


外国人が忍者を好きな理由

忍者を広く世界に広めたきっかけの一つは、アメリカで人気の「バットマン」です。バットマンの物語の中で、主人公ブルース・ウェインは忍者舞台の元で修行をし高い身体能力を身につけます。作品を通じて、海外での忍者の認知も高まった側面があります。

また外国人が、忍者を好きになる理由として、実直に耐え忍んで自分に与えられた任務を成し遂げるという忍者の「忠誠心」の精神もあります。また忍者の知恵には、近代日本の発展を支えてきた技術力、勤勉さ、組織力、忍耐力といった日本文化が凝縮されているとも言えます。こうした外国人が抱く日本人らしさの象徴として、忍者はポジティブで「クールな」イメージを確立しています。

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訪日外国人に人気のNINJA AKASAKAの特徴

訪日外国人が忍者の文化体験ができるレストランとして、「NINJA AKASAKA」(ニンジャアカサカ)があります。その名の通り、東京の赤坂にあるレストランです。日本ならではの忍者によるエンターテイメントが繰り広げられるレストランとして、訪日外国人に人気があります。 

英語接客が可能

「NINJA AKASAKA」にはおよそ50名近くの忍者たちが控えており、そのうち6割は「くノ一」です。スタッフである忍者は、料理の説明程度であれば英語での接客が可能となっています。英語対応可能な点は、訪日外国人にとって人気が高い理由のひとつといえるでしょう。

メニュー完全英語版がある

「NINJA AKASAKA」の魅力は、忍者体験できるだけでなく、豊富な日本料理が楽しめる点もあります。多彩なコース料理や、忍者をテーマにしたユニークな単品が数多く揃えられています。

英語版のメニューが準備されており、一般的な日本食とは異なる工夫を凝らした料理について、訪日外国人も理解しやすくなっていると言えるでしょう。

”忍者”というコンセプトを忠実に再現

「NINJA AKASAKA」が訪日外国人の人気を博している大きな理由は、「忍者」というコンセプトを忠実に再現している点にあります。日本の伝統文化について強い関心を抱く外国人は少なくありません。

店内は薄暗く、忍者の出迎えによって席に着くまでの途中、目の前に立ちはだかる難所を忍者が呪文と忍術を駆使していく演出が楽しめます。男性客を「若」、女性客を「姫」と呼ぶおもてなしもあり、日常生活にはない忍者の世界観を現実で仮想体験することができます。 

ユニークな創作料理

「NINJA AKASAKA」には、ユニークな創作料理があります。演出はメニュー表から始まっており、映画や時代劇に登場するような巻物に料理名が書かれています。

レストランとしての本質である料理の食材や味にもこだわりつつ、盛り付けや演出はエンターテイメント性が高くなっています。例えば、手裏剣グリッシーニ・フォアグラテリーヌ添えや、氷菓盆栽などは、見た目のインパクトが強くなっています。料理の種類は約100種類です。 

ベジタリアンやハラルに対応

「NINJA AKASAKA」は、単品の創作料理だけでなく、豊富なコース料理も用意されています。通常のコース料理は5種類ですが、スペシャルコースとして、ベジタリアンハラル対応のコース料理が4種類用意されています。

ベジタリアン向けや、豚肉・アルコール制限されたハラル向けの料理は、食文化が異なる外国人にとって嬉しいサービスといえるでしょう。 

アクセス

「NINJA AKASAKA」へのアクセスは、最寄り駅は最寄駅は地下鉄「赤坂見附」「永田町」から、約徒歩3分の場所に位置し、赤坂東急プラザ1階にあります。外観は分かりづらく、さりげなく小さな看板があります。

エンターテイメントを楽しむことができるレストランが人気

近年、訪日外国人の旅行は成熟化し、より新たな発見や文化体験が旅行の醍醐味になっています。そのため、NINJA AKASAKAのように、利用者が文化体験できるエンターテインメントに富んだ飲食店は人気があります。

訪日外国人だけでなく日本でもSNSの普及により、斬新なデザインや目新しさのあるコンテンツに人気が集まっています。

ここでは、国内や訪日外国人に人気の話題のレストランを3つ紹介します。

1. 釣船茶屋 ざうお

釣船茶屋「ざうお」は、福岡県に本社を構える株式会社ハーバーハウスが経営する飲食店です。全国に13店舗あり、海外はニューヨークにも1店舗構えています。店舗の特長は、「自分で食べる魚は、自分で釣る」です。

店内に巨大な生け簀があり、店員による説明を受けながら釣ります。釣った魚の調理方法をリクエストできます。外国人で刺身などの生魚が苦手な場合でも問題なく食材を楽しめるような配慮がしっかりされています。 

2. ロボットレストラン

エンターテインメントに富んだ飲食店といえば、2012年7月にオープンした新宿歌舞伎町の「ロボットレストラン」が有名です。ハリウッドスターなど、世界中の有名人が来店し、店内には記念写真やサインが壁一面に飾られています。

店内アナウンスはすべて英語で、画面に表示される説明文も日本語のほうが少なく、外国人観光客が楽しめるようサービスの拡充を図っているようです。

ロボットレストランの公式サイトをみてみると、日本語以外に英語と中国語のページや、TwitterやFacebookだけでなく、中国で人気のSNS微博(ウェイボ―)の公式アカウントを活用するなど、プロモーションにも注力していることがわかります。

3. サナギ新宿

新宿にある「サナギ新宿」は、「イベント」、「食」、「カルチャー」を組み合わせたカフェ&クリエイティブスペースです。店の前に施されたイベントスペースは、ミュージアムやライブペイントなどさまざまなイベントが不定期で開催されています。

店内には、ギャラリースペースもあり、アーティストの作品を鑑賞することも可能です。アジアの屋台村をコンセプトにしたフードショップが4店舗あり、ひとつの施設でイベントや文化、美食を楽しむことができます。

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今回紹介した、忍者の世界をコンセプトにしたNINJA AKASAKAや、ロボットレストランなど、エンターテイメント性に富んだレストランが訪日外国人に大人気です。

サナギ新宿のように、ひとつのテーマにこだわらず、イベントや美食も一緒に楽しむことができる店舗もあります。バラエティーに富んだユニークな店舗コンセプトは、訪日外国人の心をつかむ第一歩といえるでしょう。

<参照>

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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