最近よく聞く「知日派」とは?親日派との違い・複雑化する国際関係での役割を解説

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知日派とは、日本の社会や文化に対して理解の深い外国人を指す言葉です。

2019年も韓国をはじめとしたアジア諸国との外交問題は複雑化し、経済面にも小さくない影響がでています。

日本政府も厳しい姿勢を見せるなど、両国間の関係性保持に懸念を抱く学者や経済人も見られます。時にこうした国際政治の緊張を左右するのが「知日派」の人々です。

日本ではポジティブな意味を持つ語として浸透していますが、本来知日派とはどのような人物のことを指しているのでしょうか。

親日派との意味の違いや、複雑化する国際関係における知日派の役割について解説します。

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知日派とは

知日派とは、外国人であっても日本の文化や伝統を理解し、社会情勢などに通じている人のことです。特に国際政治の面で用いられる言葉です。

知日派の人は日本に精通しているものの、「親日派」とは異なり、必ずしも日本の事が好きであるとは限りません。

また単純にジャパンハンドラー(日本を飼い慣らした人物)を指す表現としても使われ、 韓国では日本語の「親日」の定義を「知日」に当てはめる傾向にあります。

韓国の場合は親日=国の裏切り者というニュアンスがあるため、親日という表現を避けたいという心理があります。

知日と親日は全く違う

「知日」と耳にするとあたかも日本のことが好きで詳しくなった、政治家であれば日本に有利な外交交渉を行ってくれるだろうと思いがちです。

しかし知日は日本に精通しているのであって、必ずしも「日本を好き」というわけではありません。

日本に対して強硬的な姿勢を取ってくる政治家は、知日の人が多いのもこのためです。

一方で「親日」は日本文化や日本人を含めて好意的な言動を示す外国人を指しています。

訪日外国人や海外旅行の際に、日本人というだけで歓迎してくれるような国は「親日派」ということになります。

反日主義者による襲撃事件

先述のように韓国では「親日」という言葉には、裏切り者や背信者といったニュアンスが含まれています。

「反日種族主義」という著書を執筆した韓国人の李宇衍(イウヨン)氏は著書の中で「慰安婦問題と徴用工問題では、事実を歪められ、日本を非難するための道具にされてきた」と韓国の日本に対する姿勢を非難しました。

そのため李氏は「親日派」と見なされ、メールや電話で脅迫を受けた挙句、勤務先で突然見知らぬ男から唾を吐きかけられるなど、身の危険を感じるほどの批判を受け続けています。

ただ、「真実に向き合うといった意味では正しい」と支持する世論もあり、李氏の広げた波紋は日本にまで広がっています。

各国の「知日派」代表人物は?

知日派=日本好きとは限りませんが、それは日本のことが嫌いだという意味ではありません。日本に対しての理解が深いため、友好的な態度を示す人が多いのも事実です。

世界各国に知日派の政治家や文化人は多数存在し、日本に関わる職務に就いたり、情報発信する機会も多数あります。 その一部を具体的に紹介していきます。(肩書はいずれも2019年12月現在)

知日派韓国の代表格:李洛淵(イ・ナギョン)首相

韓国の李洛淵(イ・ナギョン)首相は知日派として知られています。李洛淵(イ・ナギョン)首相は新聞記者として日本に赴任した経歴もあり、その後国会議員となってからは2002年の日韓共催ワールドカップの国会議員連盟長と務めるなど日本と深い関わりを持つ役職を歴任してきました。

その他、韓国の全羅南道と高知県姉妹都市協定を結び、自治体レベルでの交流促進にも貢献しています。

しかし日本政府の動きに対し無条件に肯定的な観点を持っているわけではありません。近年では日本の韓国に対する外交姿勢を批判し「日本の指導者らが国内政治的な目的で自国民の反韓感情を刺激し、利用しようとしているとの見方がある。この事実を日本の指導者に知ってほしい」とも発言しています。

中国の知日派:孔鉉佑特命全権大使

中国の孔鉉佑氏は現在の駐日中華人民共和国特命全権大使です。日本での勤続経験は15年以上となり、大学時代は日本語を専攻していたため日本語が非常に堪能です。

大使就任時は「九州四国など機会をつくって回ってみたい」と笑顔で語る姿勢に見られるように、日本に対する思い入れの深さが話題となりました。

「新しい時代の中日関係の構築に全力を尽くす」と発言をしており、「人的にも文化的にもハイレベルな交流を行うことで安定した関係を構築できる」と、友好的な提言を日本政府に対して行っています。

この続きから読める内容

  • 知日派の大学教授であり脚本家:アレクサンドル・パノフ教授
  • 知日を増やそうとする試み「対日理解促進交流プログラム」とは
  • 「対日理解促進交流プログラム 」とは?
  • どんなことをするのか?
  • 知日派が相互理解を深める:日本についてもっと知ってもらうために
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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

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