熊本で最大震度7の大型地震が発生してから3年、熊本県のシンボルである熊本城全体の復元作業は約20年かかるとも言われており、今後も復興には時間を要するでしょう。
このような大災害が起こってもなお、自然豊かで魅力的な熊本県はインバウンド需要が高まる可能性があります。
実際に熊本県では魅力を発信するために、公式サイトやパンフレットの多言語対応のほか、ユニークなPR動画を作成しています。
この記事では、熊本県のインバウンド状況やインバウンド対策の事例について、またくまモンを利用したPR動画などを紹介します。
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熊本県のインバウンド動向は?
熊本県に来る訪日外国人は、近隣である韓国や台湾の人々が多くを占めています。ここでは、熊本県のインバウンド事情について詳しく解説します。熊本県のインバウンド需要は?
熊本県のインバウンド需要は下記の通りです。![▲[熊本県のインバウンド需要・対応状況まとめ・説明]:訪日ラボ ▲[熊本県のインバウンド需要・対応状況まとめ・説明]:訪日ラボ](https://static.honichi.com/uploads/editor_upload_image/image/5527/a33b50e3a81d32062a74ca234d00860c.jpg)
訪問者数は全国第18位で上位に位置しますが、宿泊日数と消費単価において40位台であるのが現状の課題です。
2019女子ハンドボール世界選手権大会開催
2019年11月30日に女子ハンドボール世界選手権大会が開催されます。女子ハンドボール世界選手権大会の開催はアジア圏以外の新たな地域からインバウンド客を獲得するチャンスです。
さらなる訪日外国人の獲得や落ち込むインバウンド消費金額の上昇にも期待がかかります。
1997年に開催されたハンドボール世界選手権の実施により観客数が20万人を超え、大きな経済効果をもたらしました。
また最近世間をにぎわせている、ラグビーワールドカップが熊本で開催された際には、多くの新規訪日外国人観光客を獲得しました。
女子ハンドボール世界選手権大会の出場チームは24か国で、多方面からの訪日外国人が訪れると予測され、リピーターの獲得につなげたいところです。
訪日外国人へのアピール、ラグビーW杯観戦だけで終わらせていいの?九州・山口が本気で取り組む「祭りアイランド九州」熊本から周遊観光を推進
熊本県のインバウンド誘致対策の3事例
近隣アジアに人気のくまモンに限らず、熊本県には参考にしたいインバウンド対策があります。ここでは熊本県が実施するグリーンツーリズム情報の外国人向けの発信、訪日外国人をもてなすためのセミナー、熊本城での事例について紹介します。
グリーンツーリズム
自然が豊富な熊本県では、農業体験や農家民泊など農村に囲まれてバカンスを過ごす、グリーンツーリズムが魅力の一つと言えるでしょう。熊本県は、訪日外国人でもグリーンツーリズムの情報がわかるように、外国人対応の施設名や連絡先、サービス料金などの情報がわかるパンフレットを作成しています。
そのパンフレットの種類は、日本語以外に英語、中国語(簡体字、繁体字)、韓国語です。
その内容は、多言語対応可能な店の紹介、Wi-Fiの有無、ハラールやベジタリアン可など、各スポットの情報が表になって分かりやすく記載されています。
おもてなし向上プロジェクトセミナーの実施
2017年に県の実施した取り組みとして、訪日外国人観光客などおもてなし向上プロジェクトセミナーがありました。熊本地震の影響で減少した訪日外国人観光客を回復するため、インバウンド受け入れ体制の整備を目的としています。
受講料は無料で、訪日外国人とのコミュニケーションの取り方や語学、異文化理解について理解を深められる内容になっています。
参加率の高い受講者には、インバウンドコーチの認定書や修了証書が発行される仕組みです。
訪日外国人に人気の熊本城インバウンド対策
2016年に起きた熊本地震の影響で、現在でも入れないエリアが多数存在します。しかし今秋から、震災から3年半ぶりとなる熊本城の特別公開がなされています。
さらに12月には城近くの熊本博物館がリニューアルオープンする予定で、徐々に復興の兆しが見えてきました。
熊本城の公式サイトは英語、韓国語、中国語に対応しており、シャトルバス運行情報などの交通アクセスも詳しく記載されています。
城の各エリアの歴史や再建について説明した動画も各言語で公開しており、外国人にとって情報の得やすいサイトと言ってよいでしょう。
城に入場してからも、総合案内所に英語対応スタッフを配置し、free-wifiを完備していたり利便性のある観光スポットです。
くまモンを使ったPR動画の効果絶大!
熊本県のゆるキャラといえば「くまモン」で、全国的にも有名なキャラクターとなりました。熊本では、日本人のみならず台湾や香港など海外でも人気者な「くまモン」を使ったPRが盛んです。ここでは、どんなPRを実施しているのかについて紹介します。YouTubeでPR動画を公開
愛らしいキャラであるくまモンが出演する、INBOUND KUMAMOTOというチャンネルがYouTube上で開設されています。動画には、熊本の美しい景観が映像に流れ、途中には英語・中国語・韓国語・タイ語などの説明が加えられています。
2年前から更新は途絶えていますが、現在までで動画再生回数は100~37万回と動画によって差はあります。
この続きから読める内容
- くまモンラッピング電車
- トレンディドラマ!熊本フォーリンラブ
- 熊本県のインバウンドは多言語対応とくまモンとPR動画が鍵
- 日本の魅力ある商品を在日外国人インフルエンサーとつなげるマッチングプラットフォーム「trial JAPAN」
- 【インバウンド情報まとめ 2026年2月後編】訪日中国人数6割減でも「インバウンド全体としては好調」、観光庁 / 1月の訪日外客数359.8万人、韓国が史上初の110万人超え ほか
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