茨城県のインバウンド対策は?どこが人気?事例についてご紹介

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茨城県は、都心から電車で1時間弱でアクセスできるエリアでありながら、海と山に恵まれ、自然豊かな環境が広がっています。

また、牛久大仏や、ROCK IN JAPAN FESTIVALの開催地、人気アニメの舞台も存在するなど、多くの観光スポットにあふれたエリアともいえます。

しかし、茨城県のインバウンド事情は、全国と比較して後れを取っているのが現状です。

この記事では、訪日外国人から見た茨城県の魅力や、茨城県が取り組んでいるインバウンド対策について紹介します。

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茨城のインバウンド事情

ここでは、茨城県の外国人訪問者数や全国における順位、国別の割合について解説していきます。

訪問者数・宿泊者数は全国比で低調ぎみ

観光庁の発表によれば、2018年の都道府県別インバウンド需要ランキングでは、茨城県の外国人訪問者数は25万2,311人の31位、外国人宿泊者数は25万4,190人泊の36位でした。観光案内所の設置数も35位と低い結果になっており、インバウンド対応は比較的遅れている県であるといえるでしょう。

さらなるインバウンド対策を行い、訪日外国人訪問者数を増やす施策をとっていくことが急がれます。

茨城県のインバウンド需要

日本人による「都道府県魅力度ランキング」では数年連続で最下位となる茨城県ですが、インバウンドにおいては、訪日外国人の訪問数や訪問率などは平均並となっています。

国別の割合

茨城県に訪日している国籍の割合を見てみると、1位中国(34.26%)、2位台湾(12.6%)、3位タイ(9.27%)、4位韓国(8.72%)でした。消費額では、タイが最も高額の24,986円、次が韓国の19,843円でした。

茨城空港には中国の格安航空会社である春秋航空と台湾格安航空会社のタイガーエア台湾が就航しており、近さだけではなく、アクセスの良さが訪日する国籍に影響していると言えるでしょう。

タイ人の訪問者数が多い理由としては、訪日タイ人が日本旅行に対し、四季を感じられる観光コンテンツを期待しているという点が挙げられます。自然豊かな茨城県に魅力を感じ、訪問しているのではないかと考えられます。

また、農業が盛んな茨城県では中国、ベトナム、インドネシアから技能実習生を受け入れています。特に付き合いの長い中国では、国民の約3割が茨城県の名前を知っているといいます。今後も技能実習生を通じて認知度はさらに高まるでしょう。

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茨城の外国人に人気なスポット

世界一高い牛久大仏やアニメの舞台大洗町、大地が青く染まる美しいネオフィラ畑がある国営ひたち海浜公園など、茨城県には外国人に人気の観光スポットが数多くあります。

牛久大仏

牛久市にある牛久大仏はギネスにも認定されている全長120mの世界一高い青銅製立像です。都内から約1時間で着くため、東京近辺に滞在する訪日外国人も足を伸ばしやすい名所です。牛久大仏は外観だけではなく、大仏の胎内も美しく、写経体験ができる空間もあります。

また、福島から東京、栃木、茨城を結ぶ広域周遊ルート「ダイヤモンドルート」の中に牛久大仏も含まれており、海外から注目を浴びています

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「ガールズ&パンツァー」の聖地、大洗

茨城県中部に位置する大洗町は、2012年に放送されたアニメ『ガールズ&パンツァー』の舞台となり、ファンの間では注目の地となりました。それ以来、大洗町ではアニメに関連するイベントを開催し、町を盛り上げる施策に取り組んでいます。

例えば、大洗あんこう祭りの開催に合わせて茨城空港から大洗町までの高速バスの塗装をアニメのキャラクターにしたり、アニメに登場する戦車のレプリカを制作したりして、ファンを楽しませています。

国営ひたち海浜公園

国営ひたち海浜公園にある「みはらしの丘」のネモフィラがSNSを通して海外で注目を集めています。2016年の外国人の団体利用者が1,300人だったのに対し、2018年は27倍の3万5,152人に増え、特に台湾からの利用者が6割以上を占めました。

また、国営ひたち海浜公園では国内外で人気の「ROCK IN JAPAN FESITIVAL」という音楽イベントの開催地としても知名度を上げています。

茨城のインバウンド対策の事例

茨城県では多言語化を促進する取り組みや、外国人観光客に向けてさまざまな手法でプロモーション活動を行っています。

多言語化を促進

茨城県の国際観光課では、外国人観光客向け案内表示整備サービスを無料で実施しています。このサービスは県内で外国人利用を推進したい宿泊施設、商業施設、事務所や個人が対象となっており、案内表示したい内容を日本語で提出すると多言語化されたテプラが納品される仕組みになっています。

対応言語は「英語」「中国語(簡体字・繁体字)」「韓国語」です。茨城県では行政が積極的にインバウンド対策サポートに取り組むことで、地域の多言語化の促進を図っています。

YouTubeでPR

ブレイカー株式会社は2019年3月、日本で最も中国圏に影響力のあるYouTuber「Ryuuu TV」を起用し、茨城県のバスツアー「Ryuuu TV Tour in 茨城」を実現しました。ブレイカー社は日本と関わりのある外国人インフルエンサーを起用したインバウンド企画などを展開している企業です。

Ryuuu TVは登録者150万人以上の人気チャンネルです。このチャンネルでは、マレーシア出身で日本の大学を卒業したRyuと台湾留学の経験があるYumaが「調べても出てこない、みんなが驚く日本の文化とその魅力」をテーマに観光地、食、文化などを中国語で発信しています。


「Ryuuu TV Tour in 茨城」のバスツアーでは、人気動画の舞台となった水戸総合体育館や動画で紹介した観光スポットの那珂湊おさかな市場などの名所をRyuuu TVのRyuとYumaと一緒に巡り、茨城について知ってもらう良い機会となりました。

関東三大祭りの一つ「常陸國總社宮例大祭」:祭りの様子を生配信

関東三大祭りの一つとして親しまれている「常陸國總社宮(ひたちのくにそうしゃぐう)例大祭」は、毎年9月に開催される3日間のお祭りです。獅子舞やひょっとこが踊り、豪華な山車やお神輿が繰り出す地元民だけではなく県外や海外の観光客から人気の祭りです。開催地である茨城県・石岡市には、毎年40万人以上の見物客が集まります。

県外からの見物客が増えてきたため、石岡市は2017年から山車や幌獅子の位置をリアルタイムで配信する「山車・幌獅子位置情報配信」を実施しており、2019年には英語版も導入しました。祭りの見どころだけではなくトイレや駐車場の位置も分かり、初めて訪れる方も安心して楽しめるように工夫が施されています。

アニメの「聖地」や自然といった観光資源をうまく発信できるか

茨城県にはその土地に元々あった歴史や文化、自然、アニメなどさまざまな観光資源があります。これらの観光地をストレスなく訪日外国客が楽しめるように、着実にサービスの多言語化が進められています。

ただし、多言語対応は満足度向上につながるためリピーターの育成には効果的であるものの、新規旅行者の開拓のための施策としては充分とはいえません。インバウンドを取り込んで消費額アップにつなげるには、情報発信による誘致が不可欠です。

茨城県知事である大井川氏は、「新しい茨城づくり」へのチャレンジを掲げ、インバウンド誘致に向けたプロモーション活動、旅行昇進造成促進、受け入れ環境の整備などに注力すると発表しています。訪日外国人訪問者数を増やし、茨城県全体が活性化することが期待されます。

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【2023年インバウンド最新動向を予測】国・地域別デジタルマーケティング戦略


2022年10月からついに入国者数の上限撤廃、短期滞在者のビザ免除等が実施され、訪日観光が本格的に再開されました。

未だ"完全回復"には至っていないものの、観光地によってはすでに多くの訪日外国人観光客が訪れているところもあり、「インバウンド対策」への関心が急速に高まっています。

では、今やるべきインバウンド対策とはなんでしょうか。そしてそれを国・地域別に見ると、どういった違いがあるのでしょうか。

インバウンド対策を何から始めたら良いか悩んでいる方や、インバウンドの最新動向を知りたい方向けに

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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