資生堂、SK-Ⅱ、ファンケル…日本コスメ「J-Beauty」グローバル市場での魅力:韓国「K-Beauty」との差別化ポイントは?

THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ- アーカイブ無料配信中
完全無料 訪日ラボ会員 「インバウンドの教科書」出ました! 国別・都道府県別データ・トレンドをカバー 見てみる

韓国コスメ、別名「K-Beauty」は、日本や海外で若い人を中心に人気を博しています。一方、日本メーカーのコスメは「J-Beauty」と呼ばれ、近年海外で需要を伸ばしています

海外における日本コスメと韓国コスメの比較、「J-Beauty」の各ブランドにおけるインバウンド需要について解説していきます。

インバウンド対策にお困りですか?
「訪日ラボ」のインバウンドに精通したコンサルタントが、インバウンドの集客や受け入れ整備のご相談に対応します!
訪日ラボに相談してみる

訪日ラボのメールマガジン登録はこちら>(無料)

外国人の人気を集め出した日本のコスメ

日本メーカーのコスメ「J-Beauty」は、近年ますます海外での存在感が高まっており、特インバウンド需要をけん引しているのは日本製のスキンケア商品です。

代表的な日本コスメのスキンケア商品とその海外人気について解説します。

日本の高級コスメブランドは海外でも人気

日本のコスメブランドのなかで訪日外国人から特に人気を集めているのは、高価格帯のスキンケア商品です。これらはプレステージブランドと呼ばれ、百貨店などに出店される高価格帯のブランドものを指しています。

国内でも有名なコスメブランドのインバウンド需要の傾向や人気の理由をそれぞれ紹介します。

  • 資生堂

日本を代表する老舗化粧品メーカーの資生堂は、中国でも大人気のブランドです。

特に好評なのは、化粧水や乳液などのスキンケア商品です中国におけるスキンケア商品メーカー別シェアで、資生堂は、1位のロレアル社(フランス)に続いて第2位です。高価格帯のプレステージブランドを中心に、売上を伸ばしています

資生堂の2018年上期決算では、日本国内と中国での売上、そして空港免税店の売上が伸び、プレステージブランドだけで662億円の増収となりました。

全体の売上のうち45%を占める日本では、インバウンドの売上だけで480億円と、前年同期と比較して135億円ほど増加しています。この数字から、日本コスメの老舗ブランドに対するインバウンド需要の高まりがわかります。

  • SK-Ⅱ

訪日中国人女性へインタビューをすると、ほとんどの場合で、日本で買いたい化粧品として「SK-Ⅱ」の名前が挙げられるそうです。需要が高く、中国出店もしていますが、日本で買う方が安く、百貨店ドラッグストアで手に入りやすいため、訪日中国人の買い物筆頭格としての地位を譲りません。

2016年に中国放映された「剰女」(中国語で「売れ残り女」を意味するもの)を主人公としたSK-ⅡのCMが、ターゲット層の中国女性たちの心を打ち、話題となったことも同社商品への購買意欲を高めたと考えられます。

社会が押しつける価値観のせいで肩身の狭い思いをしていた女性たちが、周囲の理解を得ながら、自身の生き方を貫くしなやかで力強い姿は多くの共感を呼びました。

  • ドクターシーラボ

シーズ・ホールディングスが展開する「ドクターシーラボ」は、中華圏からの需要が高く、『VC100ホットピールクレンジングゲル』と『スーパー毛穴ローション』が売上を伸ばしました。中国人の消費者からのインバウンド需要が高まったことが好調の背景にあります。

  • ファンケル

ファンケルは中国香港台湾シンガポールにも出店していて、アジアでの認知度・人気が高いブランドです。国内では、訪日観光客が集まるエリアに新規出店し、当初の計画していた売り上げの3倍以上を記録した店舗もあるなど、インバウンドによる需要が高まっています。

また、「ファンケルレポート2019」によれば、上海の30才前後の女性たちには「肌につける物、サプリメントのような体内に取り入れる物は、絶対に安心・安全な物がいい」という考えがあり、こういった価値観も日本のコスメブランドへの需要につながっているようです。

K-Beauty VS J-Beauty

英語圏の海外メディアでは、K-BeautyとJ-Beautyの比較がされている記事を見ることがあります。

K-BeautyとJ-Beautyの違いはスキンケアの分野でいえば、K-Beautyでは保湿の前に肌を整えるエッセンスを加えるものなどスキンケアのステップを増やす製品が多いのに対して、J-Beautyでは保湿に注力しステップを短縮する製品が多く、注目を集めているのが特徴です。

同じ東アジア地域でインバウンド需要をけん引する商品群ということもあり、比較されることが多いK-BeautyとJ-Beautyなので、インバウンド需要が高まっているからこそ、それぞれの製品の特徴や違い、効用が海外の人にも伝わるよう工夫していくことが今後も売上を伸ばしていくポイントになるかもしれません。

この続きから読める内容

  • @cosmeが世界共通のアプリ配信を開始
  • ECサイトに眠る訪日観光客への可能性
  • 大手ECサイト・ネット通販売上高ランキング2019年版/ECをインバウンド戦略に活かす方法
  • 中国ECサイト「京東」とは
  • 中国ECアプリの小紅書(RED)とは
このページの続きを読むには会員登録が必要です
\無料・1分で登録完了/

訪日ラボ無料会員
登録すると…

50,000ページ以上の
会員限定コンテンツが
読み放題

400時間以上の
セミナー動画が
見放題

200レッスン以上の
インバウンド対策の
教科書が学び放題

\無料・1分で登録完了/

今すぐ会員登録する
完全無料 訪日ラボ会員 「インバウンドの教科書」出ました! 国別・都道府県別データ・トレンドをカバー 見てみる

関連インバウンド記事

 

役にたったら
いいね!してください

この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客インバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!

プロモーションのご相談や店舗の集客力アップに