日本で多くの人が利用しているTwitterやLINEといったSNSやツールは、中国では利用できません。
中国政府は社会の安定を名目に、特定の情報に対して国民がアクセスできないよう制限をしたり、個人情報の監視をしたりしています。こうしたインターネット通信に対する規制を可能にするシステムはグレートファイヤーウォール(金盾)と呼ばれています。
その代わりに中国では独自ソーシャルメディアが発展しており、その代表的な存在がWeibo(微博/ウェイボー)です。
今回はWeiboで人気の日本人アカウントの分析を通じて、Weiboの持つ影響力について詳しく紹介します。
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Weiboとは
Weiboは中国語で「微博」と書き、マイクロブログという意味になります。SNSの形式の一つを意味する言葉でしたが、現在では中国企業のsinaが提供する新浪微博を指す名称となっています。
sinaのWeiboは、2009年に運営を開始し、現在では中国最大のSNSとなっています。
商品の使用や旅行先の口コミ検索にも利用され、中国国内のマーケティングには欠かせない存在です。
中国最大のSNS「Weibo」
Weiboはアカウントをフォローしていなくても、ユーザーの誰でも投稿コンテンツが閲覧できる点がTwitterに似ています。
テキストのほか画像や動画が投稿でき、ハッシュタグも存在します。
よく「中国版Twitter」と称されますが、Twitterと比較した場合、投稿できる文字数に違いがあります。
Weiboでは1万文字まで文字を入力でき、実際の投稿では画像付きで比較的長文のものが目立ちます。
月間アクティブユーザーは5.5億、デイリーアクティブユーザーは2.41億、一日の投稿件数は1億を越えています。(2020年第一四半期の財務報告より)
2019年にWeibo公式サイトが発表した数字によると、月平均のユーザー数は4.65億人となっています。中国本土のみならず、香港や台湾、そして中国語圏以外のアジアや欧米諸国でも活用されており、公式サイトの情報アカウントを保有している人は全世界で8億人以上になると推定されています。
Weiboには、運営企業の違いによりいくつかの種類があり、代表的なものに「新浪(Sina)微博」や「騰訊(Tencent)微博」があります。
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日本人も続々とWeiboアカウントを開設
Weiboのアカウントには、一般・企業公式・個人認証公式の3つの種類があります。
この中で個人認証公式とは、有名人や著名人だけが取得可能な個人アカウントで、取得するとアカウント名の横に黄色の「V」マークが表示され、現在日本の芸能人も続々とアカウントを取得しています。
「ASIA PACIFIC TRAVEL TRENDS 2017」(Expedia Media Solutionsまとめ)によると、中国では旅行前の情報収集の段階で行先の決定に影響するのが、ネット上での家族や友だちの投稿が50%、ソーシャルメディアが38%と、ネットを含めた口コミ情報を重視する傾向が顕著です。
そのため、中国からのインバウンド集客を図る日本の各自治体もWeiboを積極的に活用しており、2019年3月時点で42都道府県がアカウントを取得しています。
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Weiboで人気な日本人は?
現在Weiboのアカウントを取得している主な日本の芸能人には、山下智久、木村拓哉、山﨑賢人、菅田将暉、竹内涼真、EXILE、AKB48、きゃりーぱみゅぱみゅ、福山雅治(敬称略)などがいます。
その中でも、現在特に影響力の強い3人の例を紹介します。
山下智久さん
山下智久さんは、日本の芸能界でもいち早くWeiboに進出した芸能人の1人で、2018年6月にアカウントを開設しています。
山下智久さんのこのアカウントは、実は日本のSNSを含め、当時ジャニーズ事務所史上初めての個人SNSアカウントでした。
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