九州地方、インバウンド1人あたり旅行消費額は13.6%増加したと明らかに【2019年度 九州とその他地方の訪日外国人傾向の比較】※速報版

完全無料 口コミアカデミー 「インバウンドの教科書」出ました! 国別・都道府県別データ・トレンドをカバー 見てみる

この度、九州自治体や観光地域づくり法人等が、訪日外国人旅行者の誘客戦略を策定する際に、活用できる基礎的統計を整備することを目的とし、九州訪日外国人旅行者消費動向調査が実施されました。

今回、本調査結果の速報版の結果について解説します。


【訪日ラボは、8月5日にインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を開催します】

会場での開催に加え、一部講演ではオンライン配信(参加費無料)も実施!さらに、チケットを購入した方限定でアーカイブ配信も予定しています。

ご来場が難しい方や当日ご都合が合わない方も、この機会にぜひご参加ください。

2018.2019年 九州地方 来訪傾向九州地方内の訪日外国人1人1回当たり旅行消費単価比較

九州地方内の訪日外国人1人1回当たり旅行消費単価は2018年と比較し、13.6%増の75,301円という結果となりました。


2019年 地方別 来訪傾向

10地方別の来訪傾向は下記の通りです。九州地方は東アジアからの来訪が全体の82.9%と、他地方と比較して多い傾向にあります。

2019年 地方別 来訪傾向
▲2019年 地方別 来訪傾向


2019年 九州各県別 来訪傾向

九州各県別における東アジア各国の来訪傾向は下記の通りです。国際線直行便の有無と、各県への来訪率を見ると相関性が高いと考えられます。

2019年 九州各県別 来訪傾向
▲2019年 九州各県別 来訪傾向

2019年 10地方別1人1泊当たり旅行消費単価比較【東アジア4ヵ国】

東アジア4ヵ国の10地方における1人1泊当たりの旅行消費単価は以下の通りです。

2019 10地方別 1人1泊当たり旅行消費単価比較【東アジア4ヵ国】
▲2019 10地方別 1人1泊当たり旅行消費単価比較【東アジア4ヵ国】


2019年10地方別平均泊数比較【東アジア4ヵ国】

東アジア4ヵ国の10地方における平均泊数は以下の通りです。九州での平均泊数比較は中国が最も高く、7.5日となっています。

2019 10地方別 平均泊数比較【東アジア4ヵ国】
▲2019 10地方別 平均泊数比較【東アジア4ヵ国】

2018年・2019年 九州各県別平均泊数【東アジア4ヵ国】

東アジア4ヵ国の九州各県別における平均泊数は下記の通りです。

2018.2019 九州各県別 平均泊数【東アジア4ヵ国】
▲2018.2019 九州各県別 平均泊数【東アジア4ヵ国】


2018年・2019年 九州各県別費目別購入者単価(経年比較)

九州各県における、訪日外国人の費目別購入率/費目別購入者単価は下記の通りです。

2018年・2019年 九州各県別 費目別購入率(経年比較)
▲2018年・2019年 九州各県別 費目別購入率(経年比較)

2018年・2019年 九州各県別 費目別購入者単価(経年比較)
▲2018年・2019年 九州各県別 費目別購入者単価(経年比較)


地方別回答数(九州各県別)
▲地方別回答数(九州各県別)

2018年・2019年 九州各県別1人1泊当たり旅行消費単価(経年比較)

九州各県における、東アジア各国籍別消費単価は下記の通りです。

2018.2019 九州各県別 1人1泊当たり旅行消費単価(経年比較)
▲2018.2019 九州各県別 1人1泊当たり旅行消費単価(経年比較)


【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」

インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。

本イベントでは「顧客への情報アピール」「顧客体験(ゲストエクスペリエンス)」「運営のデジタル化」など、施設運営に必要なをテーマを、市場の最前線を走るエキスパートたちが集結。お客様が施設を見つける「旅マエ」から、実際に滞在する「旅ナカ」まで、あらゆるフェーズにおける最新戦略と成功事例を徹底解説します。

<本セミナーのポイント>

  • 変わりゆく市場の状況と、今後注目のトレンドを把握できる
  • 旅マエの顧客行動を理解し、集客・予約率アップのヒントが得られる
  • 旅ナカの接客品質を高め、顧客満足度向上に繋がる実践的な対応を学べる
  • 各分野の専門家から、ビジネスを加速させる具体的な戦略や成功事例が聞ける

詳しくはこちらをご覧ください。

宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」【7/3開催】

【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」

2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。

「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。

初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。

参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。

<こんな方におすすめ>

  • インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
  • 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
  • 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
  • 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
  • インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
特設ページを見てみる

【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか


訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。

この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。

※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。

口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。

詳しくはこちらをご覧ください。

「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年6月後編】

今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」

スマホ最適化で、通勤途中や仕込みの合間など、いつでもどこでも完全無料で学べるオンラインスクール「口コミアカデミー」では、訪日ラボがまとめた「インバウンドの教科書」を公開しています。

「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!その他、インバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い役立つコンテンツが盛りだくさん!

→ 【無料】「インバウンドの教科書」を見てみる

完全無料 口コミアカデミー 「インバウンドの教科書」出ました! 国別・都道府県別データ・トレンドをカバー 見てみる

関連インバウンド記事

 

役にたったら
いいね!してください

この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客インバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!

プロモーションのご相談や店舗の集客力アップに