パルコ、休業をチャンスに「ライブコマース」でインバウンド効果の継続を狙う

THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ- アーカイブ無料配信中
完全無料 訪日ラボ会員 「インバウンドの教科書」出ました! 国別・都道府県別データ・トレンドをカバー 見てみる

株式会社パルコは、緊急事態宣言によって休業となった店舗で、越境ライブコマース配信を行うことを発表しました。

越境ライブコマースは過去にも実施しており、コロナ禍で実際の来店が出来ないインバウンド顧客に向けて発信していくとのことです。

インバウンド対策にお困りですか?
「訪日ラボ」のインバウンドに精通したコンサルタントが、インバウンドの集客や受け入れ整備のご相談に対応します!
訪日ラボに相談してみる

訪日ラボのメールマガジン登録はこちら>(無料)

緊急事態宣言の休業期間に越境ライブコマースを実施

2020年より、コロナ禍で国際的な往来がストップし、訪日客数と訪日客の消費額は大幅に減少、インバウンドによる収益が大きかった商業施設などは大打撃を受けています。

そんなインバウンド需要が臨めない中、パルコは「いかに売上創出を実現するか」、「いかにインバウンドとのつながりを継続するか」という目的のもと、越境ライブコマースを実施してきました。

今回、3度目の緊急事態宣言発令に伴って休業となった施設で、中国国内向けにライブ配信を実施することを発表しました。

過去の越境ライブコマース配信の様子
▲過去の越境ライブコマース配信の様子:株式会社パルコプレスリリースより

※引用元:株式会社パルコプレスリリース

ライブコマースでインバウンド売り上げの創出を図る

4月25日より、4都府県を対象に緊急事態宣言が発令、及び商業施設に対しての休業要請が出されています。

パルコは、休業に伴い、過去に越境ライブコマース施策に取り組んだ複数テナントよりの越境ライブコマース実施への要望があったことから、出店テナントの販売を最大限フォローすべく、休業中の一部館内からの越境ライブコマースを急遽実施します。

実施概要は以下の通りです。

  • 期間: 2021年5月1日(土)~5月11日(火)
  • 会場: 渋谷パルコ、池袋パルコ、心斎橋パルコ 館内対象ショップ
  • 企画内容:上記期間中、対象3施設にて休業期間中の館内から中国国内向けにライブ配信を実施(※各施設における配信日時や対象ショップなどは未定)

利用するプラットフォームは、「タオバオライブ」や「ShopShops」のアプリ、さらにこれまで取り組んできた各事業者の異なるプラットフォームが予定されています。期間中は、各施設から複数回のライブ配信を実施予定とのことです。

なお、「タオバオライブ」では、KOLと呼ばれるインフルエンサーが、ブランドの店頭やPRスペースから自身のアカウントのフォロワーに向けて、ライブ配信を行います。

「ShopShops」では、ホストと呼ばれるインフルエンサーが、同じくブランドの店頭からアプリユーザーの視聴者に向けて配信します。

いずれも、リアルタイムに紹介されたショップについては、顧客はその場でショッピングを楽しむことができます。パルコはこれらを、休業中のテナントの支援策として実施するとしています。

インバウンド対策にお困りですか?
「訪日ラボ」のインバウンドに精通したコンサルタントが、インバウンドの集客や受け入れ整備のご相談に対応します!
訪日ラボに相談してみる

<参考>

株式会社パルコ:プレスリリース

【12/16開催】ホテルの売上・利益最大化に必須の「3つのポイント」を解説

2025年、ホテル業界はインバウンド回復、需要の激しい変動、OTA経由の予約集中、そして深刻な人手不足といった、かつてない環境変化に直面しています。

このような状況下で、今後も安定的に売上を伸ばし続けるためには、「集客」「予約数の向上」「レベニューマネジメント」の3領域で、確実に成果を出すことが不可欠です。

本セミナーでは、ホテルの売上最大化を支援する3社が、宿泊施設が今すぐ押さえておくべき実践的なポイントをわかりやすく解説。また、自社公式サイトの予約率を向上させた取組事例も併せて紹介します。

<セミナーのポイント>

  • ホテルが“選ばれる状態”をつくるためのMEO・口コミ対策の要点が学べる!
  • 公式サイトでの自社予約率を高めるための改善ポイントがわかる!
  • テクノロジーを活用してレベニューマネジメントと販売活動をアップデートする考え方が理解できる!

詳しくはこちらをご覧ください。

ホテルの売上・利益最大化に必須の「3つのポイント」を解説【12/16無料セミナー】

【インバウンド情報まとめ 2025年11月後編】中国の訪日自粛要請、観光庁長官の受け止めは? ほか

訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に11月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。

※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。

訪日ラボ会員にご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。

詳しくはこちらをご覧ください。
中国の訪日自粛要請、観光庁長官の受け止めは?/ 10月の訪日外客数389.6万人、国別1位は韓国 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年11月後編】

今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」

訪日ラボの会員限定コンテンツ「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!

その他、訪日ラボの会員になるとインバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い教科書コンテンツやインバウンドを分析したレポート、訪日ラボのコンサルチーム登壇のセミナーなど役立つコンテンツが盛りだくさん!

→ 【無料】「インバウンドの教科書」を見てみる

完全無料 訪日ラボ会員 「インバウンドの教科書」出ました! 国別・都道府県別データ・トレンドをカバー 見てみる

関連インバウンド記事

 

役にたったら
いいね!してください

この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客インバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!

プロモーションのご相談や店舗の集客力アップに