外資五つ星ホテルの「1泊100万」が初日に予約済 関西で進む高級ホテル開発

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コロナ禍で打撃を受けるホテル業界ですが、そんな中でも、外資ホテル関西圏を中心に展開を続けています。

マリオット・インターナショナルによる、大阪の「W Osaka(ダブリューオオサカ)」には、開業初日から1泊100万円の客室に予約が入ったといい、ウィズコロナにおける「贅沢な国内旅行」の潮流が見受けられます。

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ウィズコロナを見据えた高級ホテル開発、富裕層がターゲット

コロナ禍で苦境に立たされているホテル業界ですが、一部では、既に感染収束後を見据えた動きを見せています。

国内外の富裕層に焦点を当て、外資高級ホテルの開発を進めています。

関西で進む外資高級ホテルの開発、「1泊100万」は初日に売り切れ

関西では、外資系5つ星ホテルの開発、展開が進んでいます。その中の一部を以下の表にまとめました。


ホテル会社 ホテル名(所在地) 所有者(本社所在地)

(米)マリオット・インターナショナル

 W Osaka (大阪)

ウェルス・マネジメント(東京都

(仏)フォション

フォションホテル京都 (京都)

ウェルス・マネジメント(東京都

(英)インターコンチネンタル・ホテルズ・グループ

シックスセンシズ(京都)

ウェルス・マネジメント(東京都

(米)ヒルトン

ROKU KYOTO,LXRホテルズ&リゾーツ (京都)

東急不動産(東京)


観光庁が2020年6月に発表した資料、「上質な宿泊施設の整備について」では、日本の5つ星ホテルの数は34件で、米国の801件と比べると格段に少ないことがわかっています。

コロナ収束後の観光は、まず富裕層から回復していくとされており、ホテル業界はここに注目して外資高級ホテルの誘致に着手しているのです。

また、上記のような「超高級ホテル」への需要は現在でもすでに現れています。

「W Osaka」では、1泊100万円を超える客室に、開業初日から予約が入ったといいます。

感染症の拡大が続く中、当分、海外旅行ができない分の欲求は「贅沢な国内旅行・宿泊体験」で満たされるのかもしれません。

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<参考>

観光庁:上質な宿泊施設の整備について

SankeiBiz:五つ星ホテルがコロナ後へ照準 外資出店攻勢、みえる「持たない経営」の強み

産経ニュース:1泊100万円超も予約済 外資系五つ星ホテルの攻勢加速

【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」

インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。

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宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」【7/3開催】

【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」

2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。

「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。

初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。

参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。

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  • インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
  • 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
  • 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
  • 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
  • インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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