韓国のテレビ通販で、国内旅行やオンラインツアーとともに海外旅行商品が販売されています。行き先はグアム、スペイン、スイスなどさまざまで、今月から出発可能なツアーや来年以降に開催予定のツアーなどが揃っています。
11月から韓国国内で行動制限が緩和されることを受け、旅行商品に対する需要が高まることが予想されますが、これに備えた商品展開であると考えられます。
訪日ラボのメールマガジン登録はこちら>(無料)テレビ通販で海外旅行販売、「ウィズコロナ」の経済回復促進へ
韓国は2021年6月以降、一部の国とトラベルバブルの締結を進めています。
今回のテレビ通販で扱った旅行商品はトラベルバブルの締結国ではありませんが、旅行需要とそれに伴うウィズコロナの経済活動の回復を刺激する一手になる可能性が考えられます。
グアムや欧州への旅行商品販売
韓国のテレビ通販番組「現代(ヒュンダイ)ホームショッピング」は、10月31日に「グアム・ホテル3泊宿泊券」を販売しました。これは11月9日から来年3月までの期間中に宿泊可能となる宿泊券で、オンラインツアーも同時に販売されています。
また、11月6日の夜には「スペイン+ポルトガルの8泊10日旅行」を、11月14日には「スイス6泊8日旅行」を販売するなど、海外旅行の販売を精力的に行っています。なおスペイン+ポルトガルツアー、スイスツアーはいずれも2022年1月以降に開催される予定です。
これらにあわせて現代ホームショッピングはまた、韓国国内の旅行券も販売しています。11月20日には、韓国最大のIR施設である「神話済州神話ワールドホテル&リゾート」のパッケージを放送販売予定です。
テレビ通販を通して、旅行者の旅行意欲促進を図る狙いがうかがえます。
韓国は11月から「ウィズコロナ」体制へ
韓国では、国内のワクチン接種完了者が70%を超えたことから、11月より「ウィズコロナ」体制がスタートしました。国内の多くの施設が24時間利用可能になったり、屋外スポーツイベントは収容人数の50%まで観客を動員できるようになったりと、各種制限を緩和しています。
これに伴って、今後の旅行需要も回復が期待されている模様です。韓国は2021年7月にサイパンと、11月からはシンガポールとトラベルバブルを開始しており、ワクチン接種完了を条件に両国間で隔離なしの入国を許可しています(シンガポールは11月15日から)。
また大韓航空は、11月3日から1年7か月ぶりにソウル/仁川〜ホノルル線の運航を再開するなどの動きを見せています。
今後の韓国の経済活動回復には、旅行需要の回復も大きな要素となることが予想できます。
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