韓国、テレビ通販で「海外旅行」を販売 旅行需要の回復に備え8泊の欧州旅行も

完全無料 口コミアカデミー 「インバウンドの教科書」出ました! 国別・都道府県別データ・トレンドをカバー 見てみる

韓国のテレビ通販で、国内旅行やオンラインツアーとともに海外旅行商品が販売されています。行き先はグアム、スペイン、スイスなどさまざまで、今月から出発可能なツアーや来年以降に開催予定のツアーなどが揃っています。

11月から韓国国内で行動制限が緩和されることを受け、旅行商品に対する需要が高まることが予想されますが、これに備えた商品展開であると考えられます。


【訪日ラボは、インバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を8月5日に開催します】

カンファレンスについて詳しく見てみる

テレビ通販で海外旅行販売、「ウィズコロナ」の経済回復促進へ

韓国は2021年6月以降、一部の国とトラベルバブルの締結を進めています。

今回のテレビ通販で扱った旅行商品はトラベルバブルの締結国ではありませんが、旅行需要とそれに伴うウィズコロナの経済活動の回復を刺激する一手になる可能性が考えられます。

グアムや欧州への旅行商品販売

韓国のテレビ通販番組「現代(ヒュンダイ)ホームショッピング」は、10月31日に「グアム・ホテル3泊宿泊券」を販売しました。これは11月9日から来年3月までの期間中に宿泊可能となる宿泊券で、オンラインツアーも同時に販売されています。

また、11月6日の夜には「スペイン+ポルトガルの8泊10日旅行」を、11月14日には「スイス6泊8日旅行」を販売するなど、海外旅行の販売を精力的に行っています。なおスペイン+ポルトガルツアー、スイスツアーはいずれも2022年1月以降に開催される予定です。

これらにあわせて現代ホームショッピングはまた、韓国国内の旅行券も販売しています。11月20日には、韓国最大のIR施設である「神話済州神話ワールドホテル&リゾート」のパッケージを放送販売予定です。

テレビ通販を通して、旅行者の旅行意欲促進を図る狙いがうかがえます。

韓国は11月から「ウィズコロナ」体制へ

韓国では、国内のワクチン接種完了者が70%を超えたことから、11月よりウィズコロナ」体制がスタートしました。国内の多くの施設が24時間利用可能になったり、屋外スポーツイベントは収容人数の50%まで観客を動員できるようになったりと、各種制限を緩和しています。

これに伴って、今後の旅行需要も回復が期待されている模様です。韓国は2021年7月にサイパンと、11月からはシンガポールトラベルバブルを開始しており、ワクチン接種完了を条件に両国間で隔離なしの入国を許可しています(シンガポールは11月15日から)。

また大韓航空は、11月3日から1年7か月ぶりにソウル/仁川〜ホノルル線の運航を再開するなどの動きを見せています。

今後の韓国の経済活動回復には、旅行需要の回復も大きな要素となることが予想できます。

インバウンド対策にお困りですか?
「訪日ラボ」のインバウンドに精通したコンサルタントが、インバウンドの集客や受け入れ整備のご相談に対応します!
訪日ラボに相談してみる

【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」

インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。

本イベントでは「顧客への情報アピール」「顧客体験(ゲストエクスペリエンス)」「運営のデジタル化」など、施設運営に必要なをテーマを、市場の最前線を走るエキスパートたちが集結。お客様が施設を見つける「旅マエ」から、実際に滞在する「旅ナカ」まで、あらゆるフェーズにおける最新戦略と成功事例を徹底解説します。

<本セミナーのポイント>

  • 変わりゆく市場の状況と、今後注目のトレンドを把握できる
  • 旅マエの顧客行動を理解し、集客・予約率アップのヒントが得られる
  • 旅ナカの接客品質を高め、顧客満足度向上に繋がる実践的な対応を学べる
  • 各分野の専門家から、ビジネスを加速させる具体的な戦略や成功事例が聞ける

詳しくはこちらをご覧ください。

宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」【7/3開催】

【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」

2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。

「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。

初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。

参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。

<こんな方におすすめ>

  • インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
  • 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
  • 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
  • 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
  • インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生

「THE INBOUND DAY 2025」特設ページを見てみる

【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか


訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。

この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。

※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。

口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。

詳しくはこちらをご覧ください。

「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年6月後編】

今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」

スマホ最適化で、通勤途中や仕込みの合間など、いつでもどこでも完全無料で学べるオンラインスクール「口コミアカデミー」では、訪日ラボがまとめた「インバウンドの教科書」を公開しています。

「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!その他、インバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い役立つコンテンツが盛りだくさん!

→ 【無料】「インバウンドの教科書」を見てみる

完全無料 口コミアカデミー 「インバウンドの教科書」出ました! 国別・都道府県別データ・トレンドをカバー 見てみる

関連インバウンド記事

 

役にたったら
いいね!してください

この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客インバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!

プロモーションのご相談や店舗の集客力アップに