韓国政府は、海外から入国する際の新型コロナウイルスの入国措置を緩和すると発表しました。
それ以降、海外旅行の需要が急増しており中でも日本(大阪への)ツアーは、約2時間で完売しました。
このことから、日本への旅行需要が高まっていることがうかがえます。
また、5月26日に実施された大阪市の定例会見では、松井一郎市長が「観光産業を盛り上げたい」とインバウンドの再開に期待しています。
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訪日ラボのメールマガジン登録はこちら>(無料)【韓国】大阪へのパッケージツアー、発売から2時間で売り切れ
韓国では、政府が海外から入国する際の新型コロナウイルスの防疫措置を緩和すると発表して以降、海外旅行の需要が急増しています。
聯合ニュースの報道によると、旅行会社の黄色い風船では、7~8月に出発するパッケージツアーの予約件数が前月同期比2.5倍に増加したということです。
最も増加率が高い地域は日本で、約7倍に増えたことが分かりました。
株式会社ベリーグッドツアーでは、今月14~27日の海外旅行予約件数が、今月1~13日に比べて約25%増えました。
中でも25日に発売された大阪へのパッケージツアーは、発売から2時間で売り切れたといいます。
大阪パッケージツアーの予約数は1,924人と、ここ5カ月間の日本旅行の予約数(286人)の約7倍に急増しているということです。
大阪市長、「観光産業を盛り上げたい」とインバウンド再開に期待
韓国で日本旅行への需要が急増している中、日本では訪日外国人の入国者数を6月より緩和すると政府が発表しました。
そのため日韓では、入国緩和が進み双方にインバウンド再開が期待されています。
そんな中、5月26日に大阪市の定例会見が実施され、松井一郎市長が「観光産業を盛り上げたい」と期待しました。
大阪府では、2019年にインバウンド観光客が年間約1,230万人訪れるなど、コロナ前の市内は多くの観光客で賑わいを見せていました。
市長は、コロナ前を振り返り今後について「購買意欲の高い海外の人に日本を楽しんでいただくと同時に、消費していただくことが経済にとって重要」と話しました。
また、コロナ禍である現在の状況について「リスクヘッジしながらお客さんに大勢来ていただき、各お店の売り上げがコロナ前に戻るようにしていただきたい」と期待を寄せました。
2025年に開催される『大阪・関西万博』についても、「3年の間に徐々に緩和しながら、万博の頃には世界の人が自由に往来できるようにしてほしい」と語りました。
そのため大阪府では、2025年に開催される『大阪・関西万博』に向けてさらなる緩和の必要性についてアピールすることが求められます。
入国緩和がさらに進めば、日本への旅行需要はますます高まると予想されます。
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