中国大使館は1月29日、中国を訪れる日本人へのビザ発給を再開すると発表しました。
日本人へのビザ発給は、日本政府による中国向け水際対策強化への対抗措置として、1月10日から一時的に停止されていました。
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中国大使館、日本人向けのビザ発給再開を発表
中国大使館は1月29日にホームページ上で、中国を訪れる日本人へのビザ発給を再開すると発表しました。
2022年末に中国で新型コロナウイルス感染が急拡大したことを受けて、日本は中国本土からの入国者に対しウイルス検査実施などの水際対策を強化しており、対抗措置として中国側は1月10日から日本人へのビザ発給を一時的に停止していました。
今回のビザ発給再開に関し、中国大使館はその理由を明らかにしていませんが、国際社会からの批判が後押しとなった可能性があります。
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韓国への制限緩和の見通しは立たず
中国政府は韓国に対しても、日本向けの発表と同じく1月10日に韓国人へのビザ発給停止を発表していました。
1月29日から日本人へのビザ発給が再開された一方で、翌30日時点においても韓国人に対するビザ発給再開についての発表はありません。
これについては、日本側から中国人向けのビザに対する制限は設けていないのに対し、韓国側は中国人向けの短期ビザを制限しているためだとみられます。韓国はビザ発給の制限を2月28日まで延長しており、再開はまだ先となりそうです。
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<参照>
中国駐日本大使館:お知らせ(2023年1月29日)
産経ニュース:韓国人のビザ発給再開は未定 中国の出方注視
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